農水省はこのほど、令和4年度に収集した技術的課題(現場ニーズ)を収集、その結果を公表した。令和4年度は全国から467件のニーズが集まった。今回は「みどりの食料システム戦略の実現に貢献する現場ニーズ」という視点でも分類。467件のうち、305件が該当した。全体としては、「栽培」「防除」に対するニーズが多く、有機栽培で利用できる病害虫防除技術や非破壊・非接触による生育や病害虫の発生状況の簡易把握技術な...
日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)は3月1日、埼玉県さいたま市の農研機構農業機械研究部門で「2022農業機械化フォーラム―みどりの食料システム戦略を支える農業機械化―」を開催した。同フォーラムは、みどり戦略の推進に向け、機械化技術の開発や普及の取組の現状と今後の方向について検討を深めるためのもの。当日は約140名が参加した。 フォーラムは第1部と第2部で構成され、第1部では、農機研テストコースにお...
NTTグループでドローンの開発から普及までを担うNTT e―Drone Technology=埼玉県朝霞市、以下「NTTイードローン」=と、自社開発の国産産業用ドローンとクラウドサービスを通じてさまざまなソリューションを提供するエアロセンス=東京都文京区=は17日、エアロセンスのVTOL(垂直離着陸型固定翼)型ドローン「エアロボウイング」の普及促進およびオペレーション運航の拡充を目的とした業務提携...
古くから林業が栄え、今も美作ヒノキの産地として名高い岡山県真庭地域。そうした現場で迎えてくれたのが真庭森林組合の市(いち)大輝さん(35歳)だ。林産班の一員となって8年目。ガッチリした体型でいかにも山の男っぽい市さんのライフワークはクワガタ採り。学生時代から採集をはじめ、今も飼育したり標本にしたりしているとか。「夏場のシーズンは常に虫かごをぶら下げ、良い木の目ぼしを付けて回りながら仕事してます」と...