国産野菜をめぐる情勢 冷凍野菜の国産化 加工・業務用野菜を支援
野菜の産出額は2兆2520億円(令和2年)で、農業総産出額の約4分の1、また野菜の産出額のうちトマト、いちご等の10品目で、約6割を占める。野菜はカロリーベースでの食料自給率への寄与率は小さいが、国民の健康維持増進、農業振興の上でも重要だ。一方、生産現場では、機械化一貫体系や加工・業務用への対応強化、また輸出産地の育成も急務となっている。これらの課題について、農水省農産局園芸作物課の今野聡氏が、今...
野菜の産出額は2兆2520億円(令和2年)で、農業総産出額の約4分の1、また野菜の産出額のうちトマト、いちご等の10品目で、約6割を占める。野菜はカロリーベースでの食料自給率への寄与率は小さいが、国民の健康維持増進、農業振興の上でも重要だ。一方、生産現場では、機械化一貫体系や加工・業務用への対応強化、また輸出産地の育成も急務となっている。これらの課題について、農水省農産局園芸作物課の今野聡氏が、今...
ヤンマーアグリジャパン(渡辺丈社長)は、水田のフル活用に向けた技術実証、スマート農業普及や食品関連産業と連携したサプライチェーンの構築等、宮城県における農業の更なる効率化・活性化を目指して宮城県と農業分野に関する包括連携協定を3月28日に締結した。両者は本連携により、ヤンマーの技術とネットワークを活用した土地利用型野菜作の収量向上の基盤となる排水対策や、子実トウモロコシの推進等のほか、県産農産物の...
プラスティックス=福井市南居町81―1―40=が、野菜工場や水耕栽培向けの塩ビ製ベッドを開発。設計・加工も含めた水耕栽培向けソリューションとして提案する。野菜工場をはじめとする水耕栽培の現場では、発泡スチロール製ベッドの使用が一般的だが、清掃しにくいことや破損が生じやすいといった課題がある。塩ビ製ベッドは耐久性に優れるだけでなく、洗浄して半永久的に使用でき、廃棄する資材を大幅に減らせる。 同社はア...