大森茂氏受章祝賀会 業界が自分事として称えた
昨年秋の叙勲で、全国農薬協同組合(以下、全農薬)理事長、岡山農薬卸商組合理事長、山陽薬品取締役会長、元全国農薬安全指導者協議会会長の大森茂氏が旭日小綬章を受章した。11月20日、都内で受章を祝う会(発起人代表:栗原秀樹氏)が開催され、業界から100名余りが参加した。 大森氏は昭和28年3月7日生れ。50年慶応義塾大学工学部管理工学科卒業後、三共(現・第一三共)入社。医薬品製造部門でGMP(医薬品の...
昨年秋の叙勲で、全国農薬協同組合(以下、全農薬)理事長、岡山農薬卸商組合理事長、山陽薬品取締役会長、元全国農薬安全指導者協議会会長の大森茂氏が旭日小綬章を受章した。11月20日、都内で受章を祝う会(発起人代表:栗原秀樹氏)が開催され、業界から100名余りが参加した。 大森氏は昭和28年3月7日生れ。50年慶応義塾大学工学部管理工学科卒業後、三共(現・第一三共)入社。医薬品製造部門でGMP(医薬品の...
日本農薬は28日、2025年3月期第2四半期決算説明会を開催し、岩田社長が説明を行った。売上高は前年同期比3.8%減の391億円、営業利益は12・5%減の10億円となった。このうち、農薬事業の売上高は同4.3%減の362億6900万円、営業利益は同0.9%増の9億8400万円だった。3月期の見通しは、売上高1.4%増の1045億円、営業利益は8.9%増の81億円とした。 国内農薬販売では、水稲用殺...
バイエルクロップサイエンスは27日、都内で事業戦略記者発表会を開催し、大島社長と仁木本部長が事業戦略について説明した。同社は、個々のニーズに応じた生産性向上と持続可能性の両立を目指し、「テーラーメイドソリューション」の推進を加速することを発表、加えて新たな収益モデルの構築とリジェネラティブ農業の実現を掲げた。 同社は圃場に合わせて単一成分を組み合わせた処方を提案する「水田雑草テーラーメイド防除」に...
クロップライフジャパン(小澤敏会長)は8月16日、2024農薬年度6月末出荷実績(暫定)をまとめた。 6月末時点の出荷累計は、数量が前年比5.0%減の13万8700t、金額は同2.2%減の3077億6000万円だった。 使用分野別でみると、水稲は数量で同6.0%減の4万478t、金額は4.7%減の1049億5500万円、果樹は数量で3.0%減の1万4913t、金額で0.9%減の428億7400万円...
アグロカネショウ(櫛引博敬社長)は山口県防府市の山口工場敷地内に応用技術研究室建屋を竣工した。7月23日の竣工式には、多数の関係者が参加して神事を行い、無事に竣工を迎えられたことへの御礼と、今後の安全稼働を祈願した。 応用技術研究室は、2022年に研究開発部門と生産部門が協力しながら農薬の製剤技術を確立し、継承することを目的に立上げられた。 今後は、新規製剤の商品化、既存製品の改良、生産の効率化に...
ケーツーコミュニケーションズ=東京都千代田区内神田1―13―1=は、人間にも植物にも安心・安全な完全水溶化フミン酸・フルボ酸「HS―2プロ」の普及を進め、高温障害などに悩まされる農家などから期待を集めている。 「HS―2プロ」は、フミン酸・フルボ酸を同時に抽出した水溶液資材。海外から輸入される亜炭などを原料としたものは有害物質が含まれている可能性があるのに対して、同社の純粋なフミン酸・フルボ酸は、...
三井物産アグロビジネス=東京都中央区日本橋小伝馬町1―5PMO日本橋江戸通6階=は、バイオスティミュラント分野でMABooSTというプライベートブランドを掲げ、現在4商品を普及し、期待を集めている。 「ギガフォル」は、作物が環境に適応するために自ら作る適合溶質(グリシンべタイン、プロリン)と、作物の健全な生育を後押しする各種アミノ酸、ビタミン、キャリアタンパク質を配合した資材。各成分を効果的な黄金...
住友化学はこのほど、「農業でつながろう。」をテーマにしたデジタルプラットフォーム「つなあぐ」で、会員向けの「つなあぐポイントサービス」をはじめた。WEBサイトは7月11日から、関連アプリでは7月中のサービス開始を予定している。農業生産者のニーズに応じた各種コンテンツの拡充に加え、楽しみながら便利でお得に活用できるポイントサービスを提供することで、新たな農業コミュニティの創出を目指す。 新たに開始す...
農水省が病害虫予報を発表した。水稲では、斑点米カメムシ類が東北、関東、北陸、東海、中国及び南九州の一部の地域で多い。いも類では、ナカジロシタバが東海の一部の地域で多い。野菜・花きでは、オオタバコガが東北、関東、北陸、東海、近畿及び四国の一部の地域で多い。果樹カメムシ類が関東、北陸、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部の地域で多いなどと予想されている。【水稲】▽いもち病が近畿で「多い」、北東北、北陸...
シンジェンタジャパンは外資系企業でありながら、売上高の全てが国内市場からのもの。どこよりも日本に根差した企業と言っても過言ではない。日本農業とは運命共同体。そのシンジェンタジャパンの社長に就任されて8カ月余りが経過した小林久哉氏に、食と農のサステナビリティについてのお考えを聞いた。 ――トップが交代すると企業も変わると言われます。ご就任の抱負を。 「企業のリーダーにとって大切なのは、成長の方向性、...
種苗メーカーのサカタのタネ(坂田宏社長、神奈川県横浜市)と農薬メーカーのアリスタライフサイエンス(東京都中央区、カノウダニエルケンジ社長)は、異常気象を背景に市場の拡大が見込まれるバイオスティミュラント(以下、BS)分野で協業すると発表した。6日、協業の第1弾として、海藻由来のBS「GAXY」(ギャクシー)を国内で発売。都内で発表会を開催し、農薬との混用が可能であることやドローン散布にも向いている...
石灰のプロである鈴木工業=鈴木香社長、岡山県新見市井倉125―1=と農家がコラボして生まれた新しい土壌改良材〝処方箋肥料ミノリーナ〟は、使用したら作物の生育が安定すると農家から注目を集めている。同社は、Jアグリ九州に出展し、魅力をPRする(小間番号2―44)。 『ミノリーナ』は、実際のほ場の土壌を分析し、土壌改良の目的に対して必要量を算出、「処方箋」を発行した人のみに販売するオーダーメイドの処方箋...
クロップライフジャパン(旧農薬工業会、小澤敏会長)は5月16日、2024農薬年度3月末出荷実績(暫定)をまとめた。 3月末時点の出荷累計は、数量が前年比6.8%減の10万1500t、金額は同3.0%減の2326億7000万円だった。 使用分野別でみると、水稲は数量で同5.2%減の3万610t、金額は3.0%減の797億200万円。果樹は数量で4.8%減の1万2357t、金額で1.2%減の350億9...
新しいロゴマーク ロップライフジャパン(旧JCPA農薬工業会)は15日、東京都中央区の鉄鋼会館で通常総会を開催した。総会後の記者会見で、小澤会長が2023年度事業報告と新ビジョンの説明、2024年度の事業計画について説明した。新たなビジョンでは、日本と世界の食料安全保障、環境に優しいイノベーションの推進、安心な食生活を楽しめる社会の実現を掲げた。 23年度の事業報告では①作物保護の視点を取り入れ、...
近年の記録的な猛暑は、ほ場における水分不足をもたらし、移植直後の作物の生育にとって厳しいものになっている。そのような中、特にレタス、キャベツ、白菜、ブロッコリー等全国の野菜作農家から高い評価を得ている資材がある。日本甜菜製糖・紙筒事業部=東京都港区三田3―12―14=の液状保水剤「ゲインウォーター」だ。 アクリル重合技術を駆使した液状の高分子保水材で、土に撒くと速やかに浸透し、土壌の保水力・保肥力...
アグロカネショウ(櫛引博敬社長)は3月27~29日、「日本雑草学会第63回宇都宮大会」に参加した。そこで、那須烏山市や宇都宮大学と産官学連携で取り組んでいる里山保全事業の一環として「カネショウファームおおぎす」というプロジェクトを紹介した。このプロジェクトでは、安全性の高い除草剤「カソロン」などを使い、大木須地区の効率的な雑草管理や景観整備に取り組んでいる。会場では、写真や動画でプロジェクトの活動...
シンジェンタジャパン(小林久哉社長、東京都中央区)は、2023年2月22日に農薬登録を取得した新規果樹・畑作用殺虫剤「ミネクトエクストラSC」の販売を4月17日から開始する。 ミネクトエクストラSCは、ジアミド系殺虫成分シアントラニリプロール(IRACグループ:28)と、IGR系殺虫成分ルフェヌロン(IRACグループ:15)を組み合わせた果樹・畑作用殺虫剤。 作用機作が異なる2つの有効成分を組み合...
BS(バイオスティミュラント)資材メーカーのファイトクローム(内田啓祐社長)はこのほど、開発メーカーや農業資材卸と共に「環境ストレス研究会」を発足し、3月22日に研究会創設会議及び決起会を開催した。 「環境ストレス研究会」には、連携メンバーとしてコハタ、ケーエス、栗原弁天堂、バイタルグリーン、日栄商事、イノチオプラントケア、山陽薬品、大信産業、喜多猿八、グリーンテックの10社と、商品開発メンバーと...
レインボー薬品=東京都台東区=は、イノシシ忌避資材「猪(イノ)レスSTOPテープ」の普及を進め、ゴルフ場などに最適で、喜ばれている。 「猪(イノ)レスSTOPテープ」は、イノシシの侵入を防ぎたい場所をテープで囲み、張るだけで防ぐことができるため、期待が高まっている。 成分は、イノシシが本能的に危険と感じるニオイと猛獣のニオイをダブル配合した「特殊忌避香料」を使用し、形状は青色の不織布テープ、サイズ...
アキレス=東京都新宿区北新宿2―21―1新宿フロントタワー=は、特定の作物向けに開発した土壌消毒用生分解性マルチフィルム「ビオフレックスマルチGM」を、こんにゃく芋向けとして発売した。 農業分野においても環境負荷の低減が推進される中、群馬県では特産物であるこんにゃく芋の栽培で使用される土壌消毒用フィルムについて、ポリエチレンフィルムから生分解性フィルムへの切り替えが検討されていた。 こんにゃく芋は...