土改材と汚泥肥料 ヤマガタデザインアグリ、初の農業資材上市
ヤマガタデザインアグリ=山中大介社長、山形県鶴岡市=はこのほど、土壌改良材(土壌改良資材入り指定混合肥料)の「YFFプレミアム1号」と汚泥肥料の「ウルトラ・エックスYP(登録番号:生第107883号)」の2つを、同社初となる農業用資材として開発し、販売を開始した。 YFFプレミアム1号は、県内のきのこ廃菌床をベースに、昨年、連携協定を締結し、資材開発で連携するバイオシードテクノロジーズ=広瀬陽一郎...

ヤマガタデザインアグリ=山中大介社長、山形県鶴岡市=はこのほど、土壌改良材(土壌改良資材入り指定混合肥料)の「YFFプレミアム1号」と汚泥肥料の「ウルトラ・エックスYP(登録番号:生第107883号)」の2つを、同社初となる農業用資材として開発し、販売を開始した。 YFFプレミアム1号は、県内のきのこ廃菌床をベースに、昨年、連携協定を締結し、資材開発で連携するバイオシードテクノロジーズ=広瀬陽一郎...
アグロカネショウは、同社の主力製品であるバスアミド微粒剤、D―Dなど土壌消毒剤用の被覆シート「KSB148」を開発し、4月から販売開始する。シートは紙の素材で、土壌消毒後にすき込むことができ、被覆除去や廃棄作業を省力化できる。またガスバリア性があり、有効成分を土壌中に留めるという画期的なもの。環境に配慮した農業が求められる中、環境問題と労力軽減につながることが期待されている。同社は3月23日、ホテ...
デンカ=東京都日本橋室町2―1―1=は、腐植酸苦土肥料「アヅミン」の製造・販売メーカー。腐食酸を液肥にした液状複合肥料「アヅ・リキッド413」は、作物の活性を高めるバイオスティミュラント資材として農家などから期待を集めている。 「アヅ・リキッド413」の成分は、保証成分が窒素全量4.0%、水溶性りん酸1.0%、水溶性加里3.0%、含有成分が腐植酸4.0%。 腐植酸は、土壌や堆肥に含まれる黒色の有機...
共和化工=東京都品川区西五反田7―25―19=の関連会社である和饗エコファーム=同=は、地域から排出される食品残渣などの有機性廃棄物や下水汚泥を、「超高温好気性発酵システム」により、安心・安全・衛生的に堆肥化。自社で「有機由来肥料」として農業に利活用するとともに、「カントリースーパー 豊作の友」や「カントリースーパー 芝の友」といったブランド名で販売も行っており、今後農業分野で幅広く普及を進めてい...
アリスタライフサイエンスと北興化学工業は、今年10月に殺虫剤オルトランが50周年を迎えることを機に、3月20日から合同キャンペーンを実施する。 オルトラン水和剤・粒剤を購入し、webサイトのキャンペーン専用ページから応募する。 キャンペーン応募ページから、購入が分かるレシートなどの画像を添付し、アンケートに答えると抽選で100名にJAタウン(JA全農が運営する産地直送通販サイト)で使える5000円...
農薬工業会(本田卓会長)は3月16日、2023農薬年度1月末出荷実績(暫定)をまとめた。 1月末時点の出荷累計は、数量が対前年比12・0%増の5万1200t、金額は同13・4%増の1025億5000万円だった。 使用分野別でみると、数量では水稲は14・2%増、果樹は10・3%増、野菜・畑作は14・8%増、その他(※)は0・9%増、種類別でみると数量では殺虫剤は12・7%増、殺菌剤は16・9%増、混...
農水省は3月3日、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画について、第5弾の認定を実施し、新たに10件を追加した。 今回認定を受けたのは、タカキタ、金子農機、コルテバ・ジャパン、誠和、松元機工、渡辺パイプ、オカモト・オカモト化成品、天神製作所、日本カプセル、北海道立総合研究機構で、支援措置が「みどり投資税制の対象機械の追加」なのはタカキタ、金子農機、松元機工、渡辺パイプ、天神製作所の5社...
GINZAFARM=東京都中央区銀座=は、2023年から主に施設園芸の防除作業を軽労化する農薬散布ロボット「Dr.FARBOT」を販売開始した。同機は、人に代わりロボットが農薬散布するほか、病害虫センシング、運搬など様々な作業が行えるカスタマイズ機械。またサイズもコンパクトで、軽トラに乗せて移動ができる。同社は、2018年からスマートアグリ事業を開始し、農業用ロボットの受注生産を行ってきたが、Dr...
ゴルフ場防除技術研究会(小林由幸会長)は、2月14日に東京都内において、「2023年度・第1回総会及び研究会」を、125人を集めて開催。2022年度(第32期)事業報告をはじめとした6議案が事務局原案通り承認。また、「ドローン」などの話題が取り上げられ、活況が戻ってきたゴルフ場の管理作業の外注化が進む中、活発で有意義な研究会となった。 会の冒頭挨拶に立った小林会長は始めに多くの参加者に感謝の意を示...
政府は、経済安全保障推進法において、肥料原料を重要物資に指定。これにより、「肥料に係る安定供給確保支援法人」が公募されていたが、農水省は2月15日、同法人について、肥料経済研究所=的場達也理事長、東京都千代田区神田小川町1―10=を指定した。また、指定に合わせ、安定供給確保支援業務を実施する際に従うべき基準を定め公表した。 それによると、支援対象とする取組は、対象原料(りん酸アンモニウム及び塩化カ...
全国複合肥料工業会(山本英夫会長)はこのほど臨時総会を開催。副会長の早瀬真紀子氏が退任し、新たに日東エフシー代表取締役社長の横山昌己氏が就任した。 なお、山本会長以下、そのほかの役員に変更はない。
三井化学アグロ(小澤敏社長、東京都中央区)は、昨年度に取得したMMAG(谷口勝之社長、同)との合併をはじめ、両グループの各機能の完全一体化を実現し、販売、生産・調達、研究開発でのシナジー最大化とガバナンス体制の強化を図るため、グループ内企業を再編し、農薬事業とPPM(Professional Pest Management)事業の拡大を目指す。またそれに併せて社名変更を行う。【グループ内企業再編の...
農水省及び国交省が連携して開催していた「下水汚泥資源の肥料利用の拡大に向けた官民検討会」において、これまでの議論の成果として、課題と取組の方向性を取りまとめた論点整理が公表された。論点整理では、目標を2030年までに堆肥・下水汚泥資源の使用量を倍増し、肥料の使用量(リンベース)に占める国内資源の割合40%に設定。各分野が連携しつつ安全性・品質を確保しながら利用拡大にむけて総力をあげて取組むこととし...
バイエル クロップサイエンス=東京都千代田区丸の内1—6—5丸の内北口ビル=は、11月22日、都内で事業戦略発表会を開催した。 今年の8月に同社代表取締役社長に就任した坂田耕平氏が、日本農業の新たな選択肢として提案する「水稲雑草テーラーメイド防除」について説明した。 「テーラーメイド」とは個々のニーズに応えるということ。多様化する水稲農家のニーズに対応する、生産性向上と持続可能性の両立を実現した新...
JCPA農薬工業会(本田卓会長)は、10月26日、オンラインで「生産現場におけるドローンの適正使用」に関する講演会を開催した。同会のスチュワードシップグループが主催し、ドローン散布が進む中、農薬使用に際し、責任ある行動を呼びかけた。当日は、ドローンの関係団体・企業が情報提供を行うとともに、傾斜地での果樹防除等について課題などを共有した。 農水省農産局技術普及課農業支援サービスユニットの穴井達也氏は...
シンジェンタジャパンは、先ごろ開催された農業Weekで「水稲湛水直播向けソリューション「RISOCARE」を紹介。「直播には『苗立ちが不安定で心配』『代かき時の田面仕上げ、硬さ調整が難しそう』『失敗しそうで怖い』といったイメージもあるが、3種の農薬を処理したコーティング処理済み種子リゾケアXLならば受け取って播くだけなので、直播が初めての方でも安定した苗立ちになる」と同社大泉プロダクトマネージャー...
石原バイオサイエンスは、新規天敵製品「スワルバンカーロング」を10月5日からJA全農を通じて販売する。「スワルバンカーロング」は、スワルスキーカブリダニを製剤化した生物農薬「システムスワルくんロング」(パック製剤)と天敵保護資材「バンカーシート」を組み合わせたセット製品となっている。 同製品は2017年から販売している従来品の「スワルバンカー」をリニューアルし、従来品と比べ長期間天敵を放出し、安定...
協友アグリは殺ダニ剤「ネコナカットフロアブル」の販売を開始した。同剤は、「にらのネダニ類」「ほうれんそうのケナガコナダニ類」に登録を有する殺ダニ剤。有効成分のエトキサゾールがネダニ類、ケナガコナダニ類の脱皮を阻害し、幼若虫に対して優れた効果を示す。エトキサゾールは、既存剤とは異なる作用を有し(IRAC作用機作分類:10B)、既存剤低感受性ネダニ類に対しても高い活性を示す。また収穫前日数が短く、作物...
シンジェンタジャパン=的場稔社長、本社:東京都中央区=は、10月12日から14日まで千葉県の幕張メッセで開催される「第12回農業Week」に「水稲湛水直播向けソリューションRISOCARE(リゾケア)」のブースを出展する(小間番号は5―48)。同社は、水稲栽培の省力化に貢献すべく、水稲湛水直播向けコーティング処理済み処理「リゾケアXL」を展開しており、今年は、各地での試験事例・導入生産者の声など、...