<![CDATA[メディア]]> https://www.nouson-n.com/media/ Sun, 25 Feb 2024 01:57:21 +0900 Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[北村製作所 充電式刈払機に特化 お買い得セットも発売中]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9464  北村製作所=北村清司社長、三重県津市庄田町=の刈払機用安定板ジズライザーに充電式刈払機に特化した「エレスマート90」が新たに加わった。直径が1㎝コンパクトになり、軽量化を図り、バッテリー負荷を軽減することで、作業の最適化を図る。また従来のジズライザー(直径100×厚み20㎜)を2個パックにしたお買い得セットも市場投入した。まとめ買いニーズに応えたもので、パッケージにはフックに吊すための穴もあり、多様な商品陳列に対応する。共に2月中旬より発売中。

 ジズライザーは地面を滑らせて草刈り作業ができる安定板で、従来の金属安定板に比べ、約50%の軽量化が図られている。また刈高調整も可能なドーム型デザインを採用することで、凹凸地や傾斜地でも地ズリ作業ができ、作業時の腕・肩・腰の疲労を軽減し、操作性が向上。刈り跡も綺麗で短く仕上がりが良い。取り付けも簡単。
 この特長を継承しつつ、充電式刈払機用の「エレスマート90」は、充電式刈払機ユーザーに向けて開発された安定板で、厚みはジズライザーと同じ20㎜だが、直径が1㎝コンパクトになり、軽量化も図られている。地面との接地面が24%の縮小となり、バッテリー負荷を軽減し、充電式刈払機の最適作業を実現する。さらに刈刃の地面への喰い込みや石跳ね抑制性能はそのままに、刈高調整がしやすくなっている。直径は90㎜、厚みは20㎜。
 また高耐久性で長期間の使用が可能。金属製安定板と比べ、5倍〜8倍の耐久性を実現。長期間使用でき、経済的。
 さらに2つの安全設計を採用している。クッション構造により地ズリ面との衝突によるバウンドの危険性を抑制し、作業者とその周囲の安全性を確保する。交換時期は摩耗ゲージによって知らせるので、使い過ぎによる本体の割れやカケ、刈刃への取り付けナット・ボルトの損傷を防止する。末端小売価格(税込)は1180円。
 昨年累計650万台を突破したジズライザーシリーズはお買い得セット(2個パック)を2月中旬より発売開始した。まとめ買いで購入費用を低減できる。末端小売価格(税込)は2280円。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[昭和ブリッジ 新型「苗コンテナ」 24年1月から1割価格圧縮し発売]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9463  同社では「資材価格の高騰で生産者さんは、たいへんご苦労されている。当社としても、何とか少しでもお役に立てないものかと、一から開発を見直して完成したのが今回の新普及モデル『NCA―64』だ。当面、現行機も併売していく」としている。
【新製品NCA―64と従来品NC―64との仕様比較(カッコ内)】▽型式=水平(同)▽収納枚数=64(同)▽棚×列×段=4棚×3列×8段(同)▽棚間隔=130㎜(同)▽重量=23・6㎏(26㎏)▽機体寸法=全幅1280×全長1320×全高1150㎜(同)。]]>
Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[アグリアタッチ 工具なしで組換え マルチロータリ「マジック」]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9462  アグリアタッチ研究所=笹岡弘和社長、静岡県富士市北松野1204=が、1台で多種多様な作物、うね形状に対応できる新型整形機を発売した。その名は「多用途マルチロータリ『マジック』」。最大のポイントは工具なしで素早く組み換えができること。面倒なローター幅の変更もピンの差し替えだけで、多種多様な作物作りに対応する。

 うね立てマルチ作業の省力化と高能率化を追求した製品の開発を進めている同社。新商品「多用途マルチロータリ『マジック』」がこだわったのは簡単に組み換えができ多種多様なうね立て作業が行えること。
 その実現のために構造をシンプルにしたことで工具なしでの組み換えを実現した。
 畝形状を変更する整形部とマルチ部は、4カ所の組み換えで早変わり。ローターもピンの差し替えでローター幅が組み替えられる〝楽ピン〟方式を考案。これ一台購入すれば3台分のうね立て作業が行える。
 この他、組み換え部品の紛失を防ぐ「ストックホルダー」や、摩耗して土寄せが悪くなり、うねが立ち難くなる前に交換時期を知らせる「センサーリブ板爪」はリブで強度もアップ。ローターの配列が分からなくなっても目印プレートを一直線に組付ければOKといった、間違わないための工夫も。
 また、うね高さ調整と、それに伴うマルチの調整は5段階のうね高さピン穴に合わせて固定するだけで整地板、マルチシート、鎮圧ロールが同時に移動する「楽々一体型マルチ」仕様なので、マルチ張りも簡単に行うことができる。
 適応管理機は汎用の中型管理機(ワイドタイヤ、バランスウエイト20㎏程度)が推奨。うね芯間を一定にする「マーカーセット」、灌水チューブを同時敷設する「灌水チューブセット(ガイド付き)」、ローターを地面に着けずに移動できる補助車輪などのオプションも用意している。
 同機で作れるうねは次の通り。
【平高うね】▽うね高さ:15・20・25㎝▽うね肩幅:17~30・75・85㎝▽うね裾幅:47~60・95(肩幅75)・105(肩幅85)㎝▽適応マルチ幅:95~135㎝。
【平うね】▽うね高さ:10㎝▽うね肩幅:65・95㎝▽うね裾幅:75・105㎝▽適応マルチ幅:肩幅65㎝の場合95㎝・肩幅95㎝の場合135㎝。
【小うね】▽うね高さ:25~28㎝▽うね裾幅:47~60㎝▽適応マルチ幅:95~110㎝。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[ヤンマー アグリ、ロボ/オートトラ発売 操作性さらに向上 コンとほ場データを共有]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9461  ヤンマーアグリ=増田長盛社長、岡山県岡山市中区江並428=は、近距離監視で無人での自動作業を実現するロボットトラクターと、最小限の操作を有人で行い、直進作業・旋回を自動で誰でも熟練者並みの作業ができるオートトラクターをモデルチェンジ。コンバインとほ場データ共有が可能となった。発売日は3月1日。

  近年、農地の集約による経営の大規模化や就農者減少・高齢化による人手不足などの課題を抱える農業分野において、ICT技術を活用した省人・省力化、効率化が求められており、自動操舵農機の市場規模は拡大傾向にある。今回のモデルチェンジでは、稲作農業に欠かせないコンバインとほ場のデータ共有が可能となり、ICTを活用したより効率的な稲作作業を実現する。また、新たにAUTOボタンやオフセットスイッチを追加することで、直進モードの操作性が大幅に向上した。
【主な特長】①1枚のほ場の9割(ヤンマー調べ。ほ場面積0・92‌ha(122×76m)ロータリー2.4mでの検証)を自動で作業=あぜ際の1~3周(ほ場の条件により異なる)を除き、ほ場の9割を自動で作業することができ、事前に設定した経路において、ステアリング(旋回)、作業機昇降、前進・後進・停止、PTOの入・切を自動で行うことができる。また、あぜ際の回り耕も「枕地直進モード」にすることで、自動で直進できる。
 ②作業情報の確認や作業の微調整が簡単にできる10・1インチタブレット(ロボットトラクターのみ)=防塵・防滴設計のタブレットを搭載し、スマートフォン感覚で操作が可能。作業中の場所や進捗をタブレット上で確認することができ、遠隔操作で車速・エンジン回転など調整できる。
 ③最先端技術RTK―GNSSによって数㎝単位の精度の位置情報を取得=衛星(GNSS)から受信する位置情報と、固定基地局や電子基準点から受信する補正情報の2つの電波で高精度に位置を求め、移動局(トラクター)の位置情報を数㎝単位に高精度化。
 ④新機能を追加=新たに設計したタッチパネル式カラーモニターは、使用頻度の高いAUTO/オフセットスイッチをモニター枠外に設置し、操作性が大幅に向上。AUTOスイッチでオートトラクターモード/直進モードの開始・終了を簡単に操作することができる。作業中、経路からずれている場合は、オフセットスイッチで軌道修正することができる。さらに油圧でトップリンクの伸縮ができる油圧トップリンクを装備し、作業中の作業機の(前・後傾)姿勢を、トラクターに乗ったままサブコントロールレバーで調整可能。
 メーカー希望価格(税込み)は、オートトラクター「YT488R/498R/4104R/5114R」が1340万9000円~1719万3000円。ロボットトラクター「YT488R/498R/4104R/5114R」が1530万1000円~1908万5000円。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[イノフィス 能登地震被災者支援 マッスルスーツ無償貸出]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9460  まず、避難所で働く職員に、身体的負担を軽減できるアシストスーツ「マッスルスーツSoft―Power」及び「マッスルスーツEvery」を無償貸出。
 また、JA全農から依頼を受けて、石川県と新潟県のJAグループの米保管倉庫の復旧作業のため、アシストスーツ「マッスルスーツEvery」の無償貸出及び「マッスルスーツSoft―Power」の手配を実施した。
 避難所における介護作業は、介護環境が整備されていないことが多く、通常よりも身体的な負担が大きい。同社では、アシストスーツを使って腰の負担を軽減し、職員が介護作業をしやすく、また介護を受ける人にも安心できる環境づくり支援を行っていく。
 同社およびアシストスーツ協会は、被災地のいち早い復旧・復興のために、活動時の身体負荷を軽減する「アシストスーツ」の無償貸出を続けていく考えだ。]]>
Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[井関農機 新型アイガモロボ全国実証へ]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9459  井関農機は、有機米デザイン、ナチュラルスタイル(以下、NS社)と連携し、安価版アイガモロボ(特許出願中)の実証を開始する。主な特徴は、NS社が開発したスマホ通信機能を省いた「自動航行システム」と、新たに開発した「ブラシ型パドル」の搭載。抑草機能はそのままに「ほ場の均平」「水管理」「強風」に関して技術向上を図っている。発売時期については未定だが、2024年度に全国で実証実験を行い、製品化に向けた準備に取り組んでいく(一部本紙2月13日号既報)。

【実証・開発のポイント】2023年から販売開始したアイガモロボ現行機(以下、現行機)は、農研機構らと行った実証実験により、十分な抑草効果と収量の平均10%増加、機械除草回数の58%減少(農研機構)が確認され、顧客からも好評を得て全国各地の水田で稼働している。一方、現行機の導入には、アイガモロボに合わせたほ場条件に整えることが必要なことから、条件が合わないほ場では導入に至らないことがあった。
 今回の安価版アイガモロボでは抑草機能・生育への影響はそのままに適応条件を拡大し、スマートフォンとの通信機能を省きながら操作の簡易化と機能向上及び低価格化を図る。また、水のにごりやトロトロ層での抑草効果に加え、ブラシが水底を掻くことで発生初期の雑草を浮かせる効果も期待されている。
【開発ポイント】▽中山間地などでも導入しやすいサイズや価格▽稼働スピードを向上し、1台あたりの稼働可能面積を拡大▽基本作動でスマートフォンを不要とし、操作に不慣れな人への導入ハードル低下▽ほ場の必要水位や均平精度などの稼働条件を拡大▽ブラシ型パドルや小型化により強風適応性を拡大▽ブラシ型パドルによる推進力向上で稲の繁茂程度に関わらない安定稼働。
【今後の展開】2024年度は、様々な条件下での課題抽出を目的に、全国で安価版アイガモロボの実証実験を計画している。発売時期・販売価格については現時点では未定だが、早期の市場投入を目指し、有機米デザインが製品化・量産化・製造、NS社が要素技術開発を担い、発売に向けた準備を進めていく。
 井関農機では「安価版アイガモロボの開発により、有機米の普及・拡大に向けた取り組みを一層加速させ、国が掲げる『2050年までに(耕地面積に占める)有機農業の取組面積の割合を25%(100万‌ha)に拡大する』目標達成にも貢献していきたい」としている。
【アイガモロボについて】有機米デザインが開発した雑草を抑制する自動ロボット。アイガモロボは、代掻き後の水田を太陽光発電で得られる電力によって自律航行して、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮るとともに、土の物理性に影響を及ぼし、水面下にある雑草の生長を抑制する。除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくることで、除草にかかる労力を大幅に削減できる。現行モデルは、2023年1月から井関農機で販売開始。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[井関農機役員人事 2024年3月28日付]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9458 【取締役の異動】▽木曽川栄子=取締役〈社外取締役〉(元アフラック生命保険㈱執行役員)▽岸本史子=同〈同〉(弁護士(あずさ総合法律事務所所長))。
 なお、縄田幸夫取締役常務執行役員、田中省二取締役(社外取締役)、中山和夫取締役(社外取締役)は退任予定。
【監査役の異動】森本健太郎=常勤監査役〈社外監査役〉(農林中央金庫大阪支店主任考査役)。
 なお、白石幸人常勤監査役(社外監査役)は退任予定。
【新任取締役候補者・略歴】
《木曽川栄子(きそがわ・えいこ)》1962年3月21日生まれ。1984年3月慶應義塾大学法学部卒業、84年4月アメリカンファミリー生命保険会社入社、2016年1月同執行役員兼アフラック収納サービス㈱代表取締役社長、18年1月アメリカンファミリー生命保険会社事務統括部・お客様サービス推進部執行役員、21年1月アフラック生命保険㈱顧問、23年6月丸文㈱取締役(監査等委員)現任。
《岸本史子(きしもと・ふみこ)》1973年9月23日生まれ。1998年3月早稲田大学大学院法学研究科卒業、98年4月最高裁判所司法研修所入所、2000年4月、弁護士登録(東京弁護士会)、あずさ総合法律事務所入所、19年6月日本電技㈱取締役(監査等委員)現任、21年9月あずさ総合法律事務所所長現任。
【新任監査役候補者・略歴】
《森本健太郎(もりもと・けんたろう)》1970年4月21日生まれ。1994年3月慶應義塾大学商学部卒業、94年4月農林中央金庫入庫、2012年7月同JAバンク統括部部長代理、13年7月同投融資企画部総括課長、15年7月同営業第四部副部長、19年4月アグリビジネス投資育成㈱(出向)、21年4月農林中央金庫大阪支店主任考査役。
【2024年3月28日開催予定の定時株主総会日以降の経営体制(予定)】▽代表取締役社長執行役員=冨安司郎▽代表取締役専務執行役員=小田切元(「プロジェクトZ」リーダー)▽取締役常務執行役員=深見雅之(人事、総合企画、IR・広報担当、コンプライアンス副担当)▽同同=神野修一(財務、IT企画担当)▽同同=谷一哉(海外営業本部長)▽同(社外取締役)=岩﨑淳(独立役員)▽同(同)=木曽川栄子(同)(新任)▽同(同)=岸本史子(同)(同)▽常勤監査役=町田正人▽同(社外監査役)=藤田康二▽同(同)=森本健太郎(新任)▽監査役(同)=平真美(独立役員)▽常務執行役員=井上昌計(海外営業本部副本部長中国担当東風井関農業機械有限公司董事)▽同=若梅俊也(海外営業本部副本部長アジア担当)▽同=粟野徳之(内部監査、総務、コンプライアンス・法務担当)▽執行役員=渡部勉(開発製造本部長開発担当)▽同=石本徳秋(営業本部長施設事業担当)▽同=高橋一真(開発製造本部副本部長開発製造本部統括総合企画副担当、「プロジェクトZ」副リーダー)▽同=勝野志郎(商品企画担当)▽同=瀧澤雅彦(営業本部副本部長ヰセキ関東甲信越社長)▽同=土屋勝(営業本部副本部長ヰセキ北海道社長)▽同=守屋昭二(海外営業本部副本部長北米・欧州担当、北米豪州営業部長)▽同=神谷寿(開発製造本部副本部長品質担当)▽同=伊藤勝(総合企画部長)▽同=渡部慎吾(開発製造本部副本部長生産担当)。]]>
Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[井関農機 2023年12月期連結決算 売上高2.0%増1699億円 国内1130億円、海外568億円]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9457  井関農機(冨安司郞社長)は2月14日、2023年12月期決算を発表した。売上高は前期比32億8600万円(2.0%)増の1699億1600万円、うち国内は同4億2200万円(0.4%)増の1130億6000万円、海外は同28億6400万円(5.3%)増の568億5500万円。海外売上比率は33・5%。営業利益は同12億8000万円(36・2%)減の22億5300万円、当期純利益は同40億9000万円(99・3%)減の2900万円。期末配当は1株30円を予定している。

 オンラインで開催された決算説明会では、冨安社長が2023年12月期の決算概要及び「プロジェクトZ」の中間報告、また「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の3点について説明した。
 2023年12月期業績のポイントを「国内・海外ともに売上高は増収し、国内は部品、修理収入に加えて大型施設の完工もあり、下支えとなった。海外は欧州を中心に増収し、3期連続で過去最高。売上高比率は33・5%になった。引き続き、私たちの成長の源として、力を入れていく」と述べ、メンテナンス収入の増加を生み出した収支構造改革の進展や海外展開の好調継続があったとした。
 また利益面では「売上増に伴い、売上総利益が増益となり、価格改定効果が原材料価格高騰影響を上回るなど、単年では高騰分をカバーできた。ただ販管費の増加により営業減益となったが、中期経営計画の目標を『プロジェクトZ』によって推し進める」とし、同社の進む方向を示した。
【2023年12月期連結決算の概要】売上高は前期比32億円(2.0%)増収し、1699億円となった。収益面においては営業利益が同12億8000万円減益の22億5300万円。営業利益率は同1.3%となった。当期純利益は同40億円減益の2900万円となった。
【国内売上高】同4億円増収の1130億6000万円。農機製品(主に自社製品)は同18億円減収。一方で収支構造改革の柱であるメンテナンス収入が伸び、部品が同3億円の増収で160億円、修理収入が同1億円の増収で60億円。また大型施設工事の完工があり、同11億円増収の55億円。その他農業関連は同6億円増収の199億円。
【海外売上高】3期連続で過去最高の売上高を更新し、同28億円増の568億円。北米はコンパクトトラクタ市場の調整局面が継続し減少。欧州においては値上げ後も小売店の需要が堅調に推移したことに加え、前年下期よりISEKIドイツを連結子会社化したことにより増加。アジアは中国向け生産用部品が出荷増も韓国向けの出荷減をカバーできず減少。
【当期売上高の内訳】
《国内》▽整地用機械(トラクタ、乗用管理機等)=220億8300万円(前期比3.6%減)▽栽培用機械(田植機、野菜移植機)=72億3500万円(同8.5%減)▽収穫調製用機械(コンバインなど)=157億4100万円(同2.2%減)▽作業機・補修用部品・修理収入=425億600万円(同1.1%増)▽その他農業関連(施設工事等)=254億9300万円(同7.5%増)。
《海外》▽整地用機械(トラクタ、芝刈機等)=394億100万円(同4.1%減)▽栽培用機械(田植機等)=18億2800万円(同24・6%増)▽収穫調製用機械(コンバイン等)=13億5800万円(同27・3%減)▽作業機・補修用部品・修理収入=63億9800万円(同30・8%増)▽その他農業関連=78億6900万円(同67・9%増)。
【営業利益】価格改定効果が35億円増、原材料価格高騰影響が26億円減。2024年だけを見ると、原材料価格の高騰を価格改定によってカバーすることができた。通算では高騰分が超過している。その他が3億円増、人件費増加が6億円減、その他販管費増加が11億円減。結果、営業利益は22億円で同12億円の減益。為替影響は売上で31億円の増、原価で22億円の減、販管費で6億円の減となり、結果、営業利益に対して3億円の増となった。
【経常利益・当期純利益】経常利益は為替差益による増加はあったものの、金利上昇による有利子負債増に伴う金融費用の増があり、同16億減益の20億円となった。税前利益は、前期に計上した特別利益(ISEKIドイツの連結子会社化、中国東風井関の持ち分比率の変動)の剥落などもあり、同33億円減の19億円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は同40億円減の2900万円。
【バランスシート(財政状態の概況)】前期に総資産で2000億円を超え、今回は106億円増の2171億円となった。大きな要因は国内農機製品の売上減少及び、低水準であった欧州向け在庫の積み増しにより、棚卸資産が増加し、同75億円の増となった。負債の部は同87億円増の1428億円。棚卸資産などの運転資金の増加に伴って有利子負債が増加した。純資産の部は同18億円増の742億円。
【有利子負債・自己資本・配当】有利子負債はリース債務71億円、借入金698億円で合わせて769億円。D/Eレシオは1.0倍、自己資本比率は31・9%。棚卸資産増加見合いで有利子負債が増加した。期末配当は予定通りの30円。
【キャッシュ・フロー】営業活動によるキャッシュ・フローは棚卸資産の増加や仕入債務の減少などにより、24億円の支出となった。投資活動によるキャッシュ・フローは主に設備投資による支出により、54億円の支出。財務活動によるキャッシュ・フローは有利子負債の増加などにより、67億円の収入になった。
【2024年の業績見通し】次期の売上高は当期比8400万円増の1700億円を見込んでいる。《国内市場》農業の大規模化やスマート農業化など農業構造の変化が加速している中、これらに対応した商品の増販及び新商品投入効果、価格改定効果などを期待。農機製品は9億円増、作業機は5億円増、部品は3億円増、修理収入は2億円増。これらにより19億円の増収を見込み、1150億円と予想している。
《海外市場の予想》北米は値上げ効果や推進策等により17億円の増収、欧州は好調を維持するも慎重な見立てで12億円の減、アジアは韓国で現地代理店の一時的な在庫調整影響などにより17億円の減。海外売上高全体では18億円の減収を見込み、550億円と予想。
《収益面》価格改定による効果が前期にも増して期待でき売上総利益の増加はあるものの、人件費、販管費の増加により同2億円減少の20億円を見込んでいる。在庫を抑えるための生産調整などが、収益の伸びを抑える要因になる。2023年の営業利益22億円に対し、原材料の価格高騰の影響は8億円減、価格改定効果は33億円増、人件費増加は7億円減、その他の販管費増加は14億円減、その他が6億円減。
 経常利益は10億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円。
 業績見通しにおける想定為替レートは、1米ドル=140円、1ユーロ=150円。
【質疑応答】▽開発最適化におけるインドの役割=TAFE社には中型のトラクタ・コンバイン・田植機の技術供与を従前から進めてきたが、これからそのような製品が続々出てくることなり、それらにしっかりと取り組んでいく。またタイにはTAFE社が生産している小型トラクタを畑作用に展開し、順調に伸びているのでここも進める。また製品の供給を受けるだけではなく部品の調達も始まろうとしている。こちらの活用が製品原価低減のポイントに。今後、TAFE社との協力強化は大きなテーマになる。
 ▽環境分野の取り組みについて=J―クレジットの取り組みではフェイガー社と事業提携している。同社は農業に詳しい経営陣がいて、大きなメリットを感じている。この取り組みではAmoniの水稲生育予測の活用を推奨し、販売店と生産者の繋がりの中で、生産者の収益や環境保全に貢献できると考えている。
【冨安社長の閉会挨拶】私たちは2025年に100周年を迎える。それを土台にして、さらに進んでいくため、ピンチをチャンスと捉え、改革をしっかり進めていく。

プロジェクトZ 短期集中で抜本的構造改革

 【「プロジェクトZ」施策について】井関農機は2025年に創業100年を迎え、さらなる100年の土台を作るための意欲的な中期経営計画を進行中だが、その目標を抜本的構造改革をもって推し進めるのが「プロジェクトZ」。2025年に営業利益率5%の目標が立てられているが、2024年は1.2%。売上高に左右されず収益を確実に上げられる筋肉質への体質転換が未達になっている。ただ海外売上高は計画を前倒しで達成している。
 その状況を踏まえ、〝短期集中〟〝聖域無き事業構造改革〟でプロジェクトを進める。2027年には営業利益率5%以上、ROE8%以上、DOE2%以上、その上でPBR1倍以上を目指す。また成長戦略セグメントである海外と国内では大型・先端・環境・畑作に経営資源を集中させていく。
 全体像としては「生産最適化」「開発最適化」「国内営業深化」の3テーマを軸に短期集中的に施策を実行。まず生産最適化では2024年7月に製造会社(松山・熊本)の経営統合を行い、人的資源や投資・システムを集約し、業務効率化やコスト削減でシナジーを生み出す。
 開発の最適化では機種・型式を30%以上削減し、成長戦略へ集中していく。また共通設計、グローバル設計を軸にして利益率の改善を図っていく。目指すのは製品変動費10%以上の削減。
 国内営業の深化では来年の1月に広域販売会社を経営統合する。現在、北海道、東北、関東甲信越、関西中部、中四国、九州の6社体制だがそれを一本化する。在庫拠点最適化や物流体制を見直し、物流費の圧縮を行い、人員の成長分野への投入を図っていく。また投資・システムの集約、資源効率化による収益改善を行う。
 成長戦略では海外分野でまず欧州に力を入れ、電動等の環境対応商品の拡充、コンシューマー向け商品の拡充を進める。北米ではAGCO社協働によるシェアアップの推進、アジアではインドTAFE社の生産機投入など。国内では統合などにより人的エネルギーを捻出して大規模、畑作や有機農業を中心とした環境保全型の農業に注力していく。北海道などの大型農機市場や畑作酪農地域で培われたノウハウの全国展開や市場拡大地域への人材登用を進める。
 マネジメントでは市場・顧客ターゲットごとのビジネスユニット視点を導入し、例えばトラクタビジネスユニットなどを想定し、開発・生産・販売・サービスまで一貫して対応していく。
 改革を進めるため、意思決定の迅速化と多様性の観点から取締役体制を見直し、2024年3月より取締役は6名から5名に、社外取締役に女性を2名登用する予定。

PBR改善に向け 資本コスト、株価を意識

  資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表。井関農機のPBRは1倍を下回る水準が継続しており、2023年12月末時点で0・34倍に留まっている。このため、PBRの構成要素であるROEとPERに分解し、それぞれの項目について「同業他社との経年比較」および「同社と接点のある投資家からの意見収集」等を通じ、その要因を整理した。
【ROE】ROEの経年変化から、中期経営計画目標数値である8%に届かず、その要因は、当期純利益率と総資産回転率の低さにあると整理。当期純利益率は製品ごとの利益率や販管費率、総資産回転率は在庫量や設備稼働率などが原因と考える。なお、日頃接点のある機関投資家が把握する株主資本コストの水準は概ね8%程度と認識している。
【PER】PERは、2020年以降10倍に満たず、その要因は、成長性や強み・収益性などの情報開示不足や、計画と実績の乖離などが原因と捉えている。
【PBR改善に向けて】現状分析による課題を踏まえ、「プロジェクトZ」の諸施策を着実に進めることにより、2027年までにPBR1倍以上の実現を目指す。
 目指す姿は、連結営業利益率5%以上、ROE8%以上、DOE2%以上でPBR1倍以上。
【改善の方向性】▽収益性改善▽資産効率化▽成長に向けたキャッシュアロケーション▽IR活動・ESG取組み強化。
【改善に向けた施策】▽プロジェクトZの諸施策で抜本的構造改革(生産効率化、開発最適化、国内営業深化)▽成長戦略。
【IR活動・ESG取組み】▽対話・情報開示の拡充、高度化▽ガバナンス体制強化。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[タカキタ 新社長に藤澤龍也氏 松本社長は取締役会長に]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9456  ▽松本充生=取締役会長(代表取締役社長)▽藤澤龍也=代表取締役社長(取締役常務執行役員)。
就任予定日は2024年4月1日。
【藤澤氏の略歴】1971年8月12日生れ。52歳。三重県出身。1994年3月大阪学院大学国際学部卒業後、同年4月同社入社。2019年4月営業本部本州営業部長、同年6月執行役員営業本部長兼本州営業部長、2021年6月取締役執行役員海外営業本部担当兼営業本部長兼本州営業部長、2023年6月取締役常務執行役員製造開発本部・海外営業本部担当兼営業本部長。]]>
Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900
<![CDATA[ネポン ちょこっとリモコン どこでもカオンキを操作]]> https://www.nouson-n.com/media/2024/02/20/9455  ネポン=福田晴久社長、東京都渋谷区渋谷1―4―2=は、1月31日、施設園芸用温風暖房機の新型ハウスカオンキHK30型シリーズ専用アプリケーション「ちょこっとリモコン」を正式にAppStoreならびにGoogle Playストアでリリースした。対応機種はiPhoneがiOS16、17搭載端末で、Android端末が13、14搭載端末となる。


 

 ハウスカオンキと連携するとスマホから状況を確認できる


 「ちょこっとリモコン」は、離れた場所からスマートフォンでハウス内の温度や燃料使用量を確認でき、ハウスカオンキのエラーを確認できるアプリケーション。
 また、スマートフォンでハウス内環境を確認して、そのままハウスカオンキを臨時運転(暖房・送風)させることも可能だ。そのため、〝急な雨や、温度ムラが生じるたびにハウスカオンキを操作しに行く〟〝ハウスカオンキの不具合に気がつかず大変な目に遭った〟などといった状況に対して、ちょっとハウスカオンキを動かしたい時でもハウスへ行くことなく、スマートフォンから操作・確認ができる。さらに、燃料コストの表示が簡単であるほか、警報通知機能でエラーの内容・対処方法を確認できるため、夜中に暖房が止まっていないか不安で心が休まらないといったストレスからも解放されるという。
 福田社長に、これまでモニターとして「ちょこっとリモコン」を使っていた農家からの評価について聞いてみた。「実際に利用いただいた方から、『ハウスの中で作業している時に、ハウスカオンキから30~50mほど離れた作物を確認する時に、わざわざ見に行かなくても、手元のスマートフォンの画面を見れば温度などの情報が分かるので、とても重宝している』といった意見や、 また、『ちょこっとリモコンは、ハウスにいなくても中の様子を確認できる。農家の集約化が進む中で、いかに省力化しつつ効率を上げていくかが鍵となる中、アプリ上で数字を見える化することで、省エネも意識しやすくなることが期待される』といった声を頂いた。また、スマホさえ持っていれば無料で誰もが気軽に利用でき、一部のハウスカオンキについては、コントローラを変えるだけで対応できるものもある。是非一度利用いただき、作業負担を少しでも軽減してもらえれば」と期待を膨らませた。

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Tue, 20 Feb 2024 12:00:00 +0900