令和5年木材自給率42・9% 2年連続増、建築用等で伸び
木材自給率が令和5年は2年連続で上昇し、42・9%となったことが林野庁の調査でわかった。同庁が公表した「令和5年木材需給表」による。 林野庁は、毎年の木材需給の状況を明らかにするため、農水省「木材統計調査」、財務省「貿易統計」、林野庁「特用林産物生産統計調査」「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」等を活用し、わが国の木材の需要・供給量を丸太換算し、取りまとめている。 木材の需要についてみてみると...
木材自給率が令和5年は2年連続で上昇し、42・9%となったことが林野庁の調査でわかった。同庁が公表した「令和5年木材需給表」による。 林野庁は、毎年の木材需給の状況を明らかにするため、農水省「木材統計調査」、財務省「貿易統計」、林野庁「特用林産物生産統計調査」「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」等を活用し、わが国の木材の需要・供給量を丸太換算し、取りまとめている。 木材の需要についてみてみると...
農水省はこのほど、農業経営統計調査のうち、令和5年産大豆(組織法人経営体)、大豆(個別経営体)、原料用ばれいしょ、原料用かんしょの生産費をまとめた。 このうち、大豆生産費(組織法人経営体)の10aあたり全算入生産費は同8・5%増の6万4702円となった。このうち、物財費は同11・5%増の4万2483円。うち、農機具費は同1・8%増の9866円、農業薬剤費は同15・5%増の6869円、肥料費は同31...
全国農業会議所はこのほど、令和5年の農作業料金・農業労賃に関する調査結果を公表した。 水稲の基幹3作業(耕起から代かき、機械田植(苗代金別)、機械刈取(コンバイン)の農作業受託料金は、個人農家、生産組織とも2年連続で増加する結果となった。 個人農家の「耕起から代かきまで」は前年比1・7%上昇の1万5918円、「機械田植」同1・8%上昇の8087円、「機械刈取」同1・7%上昇の1万8444円。 一方...
農水省は8月16日、令和6年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)を公表した。 主産県の摘採面積は前年産比300ha(1%)減の2万3500ha、10aあたり生葉収量は同10%上回る493㎏となった。これは概ね天候に恵まれ、生育が順調に推移したため。この結果、主産県の生葉収穫量は同9300t(9%)増の11万5900t、荒茶生産量は同1300t(6%)増の2万2300tとなった。 ...
日本農業機械工業会はこのほど令和6年1―6月の輸出入実績をまとめた。 輸出は対前年同期比23・7%増の1603億2517万円。このうち、農業用トラクタは合計33・3%増の1120億4355万円。18kW超22kW以下以外のすべての馬力帯で増加した。 このほか、芝生刈込機が同53・6%増の89億1258万円、刈払機が同9・1%増の62億888万円などが増加した。 一方、輸入は合計が同11・1%減...
農水省はこのほど、令和5年中における外国法人等による農地取得に関する調査の結果を取りまとめた。外国法人又は居住地が海外にある外国人と思われる者が議決権を有する法人又は役員となっている法人による農地取得は0・6ha。このほか、90haの報告事例があり、合計90・6haだった。 ◇ 農水省は、令和5年中における外国資本による森林取得に関する調査の結果も取りまとめた。確認された事例は、33件134ha...
農水省はこのほど令和4年産地域特産野菜生産状況調査の結果をまとめた。地域特産野菜の合計は、作付面積が前回調査(令和2年産)比600ha(5%)減の1万1700ha。収穫量は同1万3800t(6%)減の22万3400t、出荷量は同1万2000t(5%)減の20万6300tとなった。このうち、根菜類は作付面積が同11%減の109ha、葉茎菜類は同4%減の7300ha、果菜類は同5%減の3100ha、香...
日本建設機械工業会(山本明会長)は、このほど建設機械出荷金額統計4月度をまとめた。4月の建設機械出荷金額は内需は対前年同期比0・6%増の756億円、外需は同4・7%減の2057億円で内需は2カ月連続増、外需は3カ月連続減となった。 総合計は、同3・3%減の2812億円で3カ月連続の減少だった。 内需は、トラクタが同12・9%増の91億円、建設用クレーンが同24・7%増の147億円など5機種で増加と...
耕地面積は前年に比べ2万8000ha減少 前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha 農水省は10月31日、令和5年耕地面積(7月15日現在)を公表した。 それによると、全国の耕地面積(田畑計)は前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha。これは、荒廃農地からの再生等による増加があったものの、耕地の荒廃、転用等による減少があったため。 全国農業地域別にみると、前年に...
一部地域・品目で増加 農水省は20日、令和5年果樹及び茶栽培面積(7月15日現在)を公表。 果樹のうち、みかんは対前年比800ha(2%)減の3万7300ha、りんごは同400ha(1%)減の3万5900ha、その他かんきつ類は同400ha(2%)減の2万3600ha。かきが同400ha(2%)減の1万7900ha、ぶどうは同100ha(1%)減の1万7600ha、くりが同600ha(4%)減の1...
農水省は9月29日、令和5年産米の農産物検査結果(8月31日現在、速報値)を明らかにした。 検査数量は、水稲うるち玄米で24万6300t、水稲もち玄米は9600t、醸造用玄米は2400tなどとなっている。 また、1等比率は68・9%で前年同時期より0・9ポイント上昇した。なお、前々年産(令和3年産)は76・1%で7・2ポイント下回っている。2等比率は同0・5ポイント下回る27・1%、3等は同0・3...
目次 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 原料用かんしょは同0・2%減の15万6370円 そばは、同3・7%増の3万7508円 てんさいは、全算入生産費が同5%増の11万3650円 さとうきびは同3・4%減の14万3965円。 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 農水省はこのほど、農業経営統計調査のうち、令和4年産原料用ばれいしょ、原料用かんしょ、そば、てん...
農水省はこのほど、令和4年産大豆生産費(組織法人経営体)を公表した。 令和4年産大豆の10aあたり資本利子・地代全算入生産費(以下「全算入生産費」)は対前年産比0・2%減の5万9609円。このうち、物財費は同1・5%減の3万8116円となった。うち、農機具費は同2・6%減の9691円、農業薬剤費は同2・5%増の5949円、肥料費は同2%増の5357円だった。一方、労働費は同1%増の1万375円。 ...
農水省はこのほど令和4年新規就農者調査結果をまとめた。 令和4年(令和4年2月1日~令和5年1月31日)の新規就農者は対前年比12・3%減の4万5840人となった。このうち、49歳以下は同8・4%減の1万6870人となっている。 就農形態別にみると、新規自営農業就農者は同14・9%減の3万1400人で、うち49歳以下は同9・6%減の6500人となった。なお男女別では、男性が同21・8%減の2万25...
農水省は8月30日、令和4年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量を公表した。 秋冬野菜の作付面積は対前年産比1900ha(2%)減の8万6500ha、収穫量は同7万4000t(3%)減の284万7000t、出荷量は同3万3000t(1%)減の235万9000tだった。 ほうれん草は作付面積が同2%減の1万8900ha、収穫量は20万9800t、出荷量は...
農水省はこのほど、令和3年産花木等生産状況調査結果をまとめた。 花木類の作付面積は2910ha、出荷量は7185万本、出荷額は174億円。芝は作付面積が4884ha、出荷量は3525ha、出荷額は71億円。地被植物類は作付面積が88ha、出荷量51ha、出荷額30億円などとなっている。 詳細をみてみると、花木類のうち、ツツジは作付面積188ha、出荷量433万本、出荷額15億円。サツキ...
米穀データバンクはこのほど2023年産(令和5年産)米の収穫予想(7月31日現在)をまとめた。 米穀データバンクでは、各都道府県別の7月末までの気象データを作況推計プログラムに入れ、作況及び収穫量を予想した(8月1日以降、収穫期まで天候が平年並みに推移した場合の予測値。天候経過によって上振れ、下振れの余地がある)。 それによると、作柄は全国平均で101の「平年並み」と予想。要因として、田植え以降、...
農水省は8月16日、令和5年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)を公表した。 主産県の摘採面積は前年比600ha(2%)減の2万3800ha、10aあたり生葉収量は作柄の良かった前年産を6%下回る448㎏となった。この結果、主産県の生葉収穫量は同9400t(8%)減の10万6600t、荒茶生産量は同1600t(7%)減の2万1000tとなった。 都道府県別で荒茶の生産量をみると、...
日本陸用内燃機関協会(木股昌俊会長)はこのほど、2023年4月度の陸用内燃機関生産実績をまとめた。 総合計は台数が対前年同月比8・3%減の28万9689台と減少したものの生産金額は同14・6%増の612億2393万円と増加した。 このうち、ディーゼルエンジンの台数は同0・7%増の14万9372台、生産金額は同16・7%増の559億7416万円となっている。 また、ガソリンエンジンの台数は同15%減...
経産省はこのほど、特定サービス産業動態統計速報(2023年5月)をまとめた。 5月のゴルフ場の売上高は前年同月比1・2%減の107億3300万円。このうち、利用料金収入は同1・2%減の77億4500万円。平日の利用料金収入は同9・2%増の39億2000万円と増加したものの、土・日・祝日利用料金収入が同10・1%減の38億2500万円と減少した。このほか、キャディフィは同4・7%減の13億500万円...