0.6%減の430万haに 全国の令和5年耕地面積
耕地面積は前年に比べ2万8000ha減少
前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha
農水省は10月31日、令和5年耕地面積(7月15日現在)を公表した。
それによると、全国の耕地面積(田畑計)は前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha。これは、荒廃農地からの再生等による増加があったものの、耕地の荒廃、転用等による減少があったため。
全国農業地域別にみると、前年に比べ東北は6700ha(0・8%)、関東・東山は5300ha(0・8%)、九州は4800ha(0・9%)、中国は2800ha(1・2%)、東海は2400ha(1%)の減少となった。
全国の耕地面積を経年でみると、令和元年439万7000ha、2年437万2000ha、3年434面9000ha、4年432万5000haとなっている。
また、田畑別にみると、田の耕地面積は前年比1万7000ha(0・7%)減の233万5000ha。これを全国農業地域別にみると、前年に比べ東北は4300ha(0・7%)、九州は3200ha(1・1%)、関東・東山は2500ha(0・6%)の減少となった。
一方、畑の耕地面積は前年比1万1000ha(0・6%)減の196万2000ha。これを全国農業地域別にみると、前年に比べ関東・東山は2800ha(0・9%)、東北は2400ha(1%)、九州は1600ha(0・8%)、東海は1100ha(1・1%)の減少となった。
また、畑耕地の種類別面積は、普通畑は前年比3000ha(0・3%)減の112万ha、樹園地は同5100ha(2%)減の25万3500ha、牧草地は同2300ha(0・4%)減の58万9000haとなった。