農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 0.6%減の430万haに 全国の令和5年耕地面積 

0.6%減の430万haに 全国の令和5年耕地面積 

耕地面積は前年に比べ2万8000ha減少

前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha


 農水省は10月31日、令和5年耕地面積(7月15日現在)を公表した。
 それによると、全国の耕地面積(田畑計)は前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha。これは、荒廃農地からの再生等による増加があったものの、耕地の荒廃、転用等による減少があったため。
 全国農業地域別にみると、前年に比べ東北は6700ha(0・8%)、関東・東山は5300ha(0・8%)、九州は4800ha(0・9%)、中国は2800ha(1・2%)、東海は2400ha(1%)の減少となった。
 全国の耕地面積を経年でみると、令和元年439万7000ha、2年437万2000ha、3年434面9000ha、4年432万5000haとなっている。
 また、田畑別にみると、田の耕地面積は前年比1万7000ha(0・7%)減の233万5000ha。これを全国農業地域別にみると、前年に比べ東北は4300ha(0・7%)、九州は3200ha(1・1%)、関東・東山は2500ha(0・6%)の減少となった。
 一方、畑の耕地面積は前年比1万1000ha(0・6%)減の196万2000ha。これを全国農業地域別にみると、前年に比べ関東・東山は2800ha(0・9%)、東北は2400ha(1%)、九州は1600ha(0・8%)、東海は1100ha(1・1%)の減少となった。
 また、畑耕地の種類別面積は、普通畑は前年比3000ha(0・3%)減の112万ha、樹園地は同5100ha(2%)減の25万3500ha、牧草地は同2300ha(0・4%)減の58万9000haとなった。

関連記事

水稲の高温耐性品種、作付面積が10年で2.5倍に拡大―農水省「令和6年地球温暖化影響調査レポート」より

5県で100%越える 令和6年 耕地利用率全国の田畑計では90%

R5花木等 芝は前年並み4518‌ha 出荷額は65億9600万円に

一番茶荒茶生産量2万t 令和 7年産鹿児島が初のトップ