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2026/09/15

品種育成目標に35品種 多収や機械作業適性等有する 農水省が方針案

農水省は9月7日、「第1回食料・農業・農村政策審議会企画部会気候変動等対応品種育成・普及小委員会」を開催し、「重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する基本的な方針」案について議論した。先ごろ成立した「重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律」(気候変動等対応品種法)においては、国の主導のもと重要品種の育成と種苗生産を振興する計画制度を創設することとしており、今回の小委員会で、基本方...

品種育成目標に35品種 多収や機械作業適性等有する 農水省が方針案
2026/09/15

9年度予算16億円 高温や干ばつでの減収等防ぐ 新たな栽培体系開発へ

農水省では、新たに、高温・干ばつによる畑作物の減収・品質低下を抑える栽培体系、気候変動等のリスクに対応した果樹の結実安定技術、近年発生が拡大・激化している病害虫等に対応した省力的な防除技術、などの開発を進める。先ごろ公表された令和9年度予算概算要求で計上した「戦略的農林水産研究推進事業」16億4900万円で取組む。同事業は令和8年度は9億1200万円を計上しており、令和7年度補正予算4億2000万...

9年度予算16億円 高温や干ばつでの減収等防ぐ 新たな栽培体系開発へ
2026/09/08

備蓄米買戻し21万t 9年6月末民間在庫は最大283万t 食糧部会

農水省は、備蓄米について、9月から21万tの買い戻しを実施する。9月2日に開催された食料・農業・農村政策審議会食糧部会に諮られ決まった。米穀の需給および価格の安定に関する基本指針に盛り込まれているもの。同指針では、先ごろ公表された作柄見通し(関連記事別掲)をもとに、生産量についても見直しが行われ、735~754万tと幅を持って示されている(前回の部会で示された作付意向調査を踏まえた見通しは732万...

備蓄米買戻し21万t 9年6月末民間在庫は最大283万t 食糧部会
2026/09/01

供給力不足課題に 野菜、果樹等で生産量低迷 基本計画KPI

農業・食料・農村基本計画で示された品目ごとの目標について、現時点での状況がまとまり、厳しい状況にあることが分かった。先ごろ開催された食料・農業・農村政策審議会企画部会で示された目標・KPIの進捗状況による。生産量でみると、順調と評価された品目は、米、茶、さとうきび、鶏肉の4品目。より一層の取組が必要だとされた品目は野菜や果樹など10品目で、このうち花きを除く9品目で基準年を下回る生産量となっている...

供給力不足課題に 野菜、果樹等で生産量低迷 基本計画KPI
2026/09/01

9年度概算要求3.1兆円 前年度比37%増加 新たな水田政策は事項要求に

農水省は8月31日、令和9年度予算の概算要求を財務省に提出した。総額は対前年度比36.7%増の3兆1377億円。うち、公共事業費は同28.1%増の9003億円、非公共事業費は同40.4%増の2兆2374億円となっている。また、概算要求のうち、「強く豊かな日本」投資枠は4272億円。新たな水田政策の創設に3565億円+事項要求を求めたほか、新規事業として果樹・茶生産飛躍的拡大事業に31億円を計上、省...

9年度概算要求3.1兆円 前年度比37%増加 新たな水田政策は事項要求に
2026/08/25

SSで固定式ROPS標準装備に 8年度内に基準策定 農作業安全検討会可倒式はオプションで

農水省が8月19日に開催した農作業安全検討会で、これまで検討が進んできたスピードスプレヤー(SS)の安全対策について、固定式ROPSを標準装備とすることが明らかになった。更に、梨やぶどうなどの棚栽培への対応のため、可倒式ROPSをオプションとして選択できる仕様とする。また、同検討会では、令和6年の農作業死亡事故が急増したことから、検討会の下に農作業事故調査検討部会を設置、事故発生状況等の調査や要因...

SSで固定式ROPS標準装備に 8年度内に基準策定 農作業安全検討会可倒式はオプションで
2026/08/18

機械化協調査 公道走行時17パーセント着用 シートベルト義務化へ説明要望の声も

農業機械使用時の安全確保で重要となる、シートベルト着用について、公道走行時の着用率が16.7パーセント、作業時・公道走行時とも着用しているのは、10パーセントだったことが日本農業機械化協会(菱沼義久会長)の調査でわかった。同協会がまとめた農水省令和7年度補助事業の持続的生産強化対策事業のうち農作業安全総合対策推進の結果報告書によるもの。 日本農業機械化協会が実施した農作業安全総合対策推進では、熱中...

機械化協調査 公道走行時17パーセント着用 シートベルト義務化へ説明要望の声も
2026/08/18

令和7年度 食料自給率37.11パーセント 米価上昇で生産額ベースは増

令和7年度の食料自給率(カロリーベース)が整数値で37パーセントと前年度から1ポイント低下したことが、農水省の調査で分かった。カロリーベースの自給率は、令和3年度以降、38パーセントと横ばいで推移していたものの、今回、低下に転じたことになる。 これを更に詳しく、小数点以下でみると、37.11パーセントで前年の確定値(38.16パーセント)から1.05ポイントの低下となっている。 なお、整数値で37...

令和7年度 食料自給率37.11パーセント 米価上昇で生産額ベースは増
2026/08/18

鳥獣対策 「捕獲圧不十分」指摘 広域管理へ国の支援必要

総務省の行政運営改善調査の一環で実施された「野生動物による被害防止対策に関する調査」で、狩猟が禁止されている都道府県指定鳥獣保護区によってニホンジカ等の指定管理鳥獣に対する捕獲圧(個体数を抑制するための捕獲の強さ)が不十分なことや、クマの広域的な個体群管理について関係都道府県で構成される協議会による対策が進まず、国の支援を求める声があることなどが分かった。行政運営改善調査は、政策担当府省とは異なる...

鳥獣対策 「捕獲圧不十分」指摘 広域管理へ国の支援必要
2026/08/11

農水省人事 長井俊彦氏が事務次官 技術普及課長に清水治弥氏

農水省はこのほど8月6日付の幹部人事を明らかにした。 業界関連の主要な人事は次の通り。敬称略。カッコ内旧職。 ▽農林水産事務次官=長井俊彦(畜産局長)▽農林水産審議官=坂勝浩(消費・安全局長)▽林野庁長官=長﨑屋圭太(林野庁国有林野部長)▽消費・安全局長=大島英彦(大臣官房検査・監察部長)▽輸出・国際局長=山口潤一郎(農産局農産政策部長)▽畜産局長=谷村栄二(林野庁次長)▽大臣官房技術総括審議官兼...

農水省人事 長井俊彦氏が事務次官 技術普及課長に清水治弥氏
2026/08/11

スマート農業加算、7万9795haに 中山間地域で浸透進む

中山間地域においても、スマート農業への取組が着実に広がっている。農水省が開催した第2回中山間地域等直接支払制度に関する第三者委員会で明らかにされた令和7年度の実施状況(暫定値)によると、同制度で各種措置されている加算措置のうち、最も多く取り組まれていたのが、令和7年度からスタートした第6期対策で新設された「スマート農業加算」で、2585協定・7万9795haに及んでいる。これが中山間でのスマート技...

スマート農業加算、7万9795haに 中山間地域で浸透進む
2026/07/28

農業・農村の未来支える インフラ技術確立へ 農業農村整備技術開発計画スマ農基盤整備加速

近年、スマート農業技術の普及に向けた基盤整備の重要性が高まっている。そうしたなか、その加速に必要となる技術開発について、農水省では、新たに「農業農村整備に関する技術開発計画」を策定、研究開発の推進に注力している。同計画では、計画期間を「農業・農村を支えるインフラ技術の確立」に向けた転換期であるとの共通認識のもと、スマート農業等の推進のための基盤整備の技術や気候変動等に対応した技術などの開発を重点的...

農業・農村の未来支える   インフラ技術確立へ 農業農村整備技術開発計画スマ農基盤整備加速
2026/07/14

果樹で検討会 空散で融雪剤散布 雪害に強い産地づくり樹体周辺の除雪等

農水省東北農政局は、今年4月に東北6県及び研究機関の協力を得て「雪害に強い果樹産地づくり検討会」を設置。このほど取りまとめを行った。また、あわせて「雪害に強い果樹産地づくりに向けた技術的対策カタログ」も作成した。 同検討会は東北地方を中心に2年連続で樹体の損傷や果樹棚の損壊など大雪による果樹被害が発生したことを踏まえて設置されたもの。検討会では特に被害が大きかったりんご及び日本なしの栽培方法と、栽...

果樹で検討会 空散で融雪剤散布 雪害に強い産地づくり樹体周辺の除雪等
2026/06/23

茶輸出321億円超 令和8年1―4月

農林水産物・食品の輸出が依然好調だ。農水省が6月2日明らかにした1―4月の農林水産物・食品の輸出額は、累計で対前年同期比12.4パーセント増の5626億円。品目別では、緑茶が321億4000万円で同107.1パーセント増と前年同期の倍以上の伸びを示している。このほかにも、りんごが同45.5パーセント増の59億9900万円などとなっている。 こうしたなか、政府は6月16日、農林水産物・食品の輸出拡大...

茶輸出321億円超 令和8年1―4月
2026/05/26

農研機構 「効き具合」見える化 アシストスーツ定量評価

農研機構は5月19日、アシストスーツの効き具合を見える化する評価方法を構築した。 少子高齢化による人手不足が進むなか、アシストスーツは農業現場の負担軽減の有力な手段として期待されている。しかし、これまで「どの作業に、どの製品が、どのくらい効果があるのか」が分かりにくく導入が進みにくいという課題があった。 農研機構では、アシストスーツが発揮するトルクを安定して計測する方法と、農作業中の体に生じる負荷...

農研機構 「効き具合」見える化 アシストスーツ定量評価
2026/05/19

動き出した米のコスト指標 新たな形の価格形成へ 合理的根拠に活用 品質評価反映し価格決定

米を巡っては、価格の低迷や供給量不足等による高騰、その後の緩やかな下落傾向など、状況が二転三転している。こうしたなか、農水省では、農産物等の適正取引が推進される仕組みの構築を検討しており、米に関しては、米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が今年4月、初の認定指標作成等団体に認定された。これにより、米穀機構が作成・公表したコスト指標が、取引条件の協議で、合理的な根拠として活用できる。コスト指標の必要...

動き出した米のコスト指標 新たな形の価格形成へ 合理的根拠に活用 品質評価反映し価格決定
2026/05/19

気候変動への対応 令和7年度大豆の高温対策等 技術的課題576件を収集

農水省はこのほど、技術的課題(現場ニーズ)について、令和7年度は計576件を収集したことを明らかにした。全体的な状況として、気候条件の変化を背景とした生産の不安定化、人手不足、資材価格の高騰に関する課題が、作目や地域を問わず確認された。例えば、大豆では高温少雨条件下での高位安定生産技術の開発について、秋田県農業試験場作物部が提案している。なお、作目別では、野菜が最多の173件。次いで果樹が120件...

気候変動への対応 令和7年度大豆の高温対策等 技術的課題576件を収集
2026/05/05

アイガモロボ等追加 みどり戦略技術カタログ更新 累計で478件を掲載

農水省は4月28日、みどりの食料システム戦略技術カタログをVer.6・0に更新した。今回の更新では、「現在普及可能な技術」23件、「みどりの食料システム法の認定を受けた基盤確立事業」16件を追加。今回の更新によりVer.1・0からの累計で478件の技術が掲載されている。今回追加された技術としては、水田用自動抑草ロボット(アイガモロボ)による雑草害とスクミリンゴガイ食害の抑制効果や茶園用除草機による...

アイガモロボ等追加 みどり戦略技術カタログ更新 累計で478件を掲載
2026/05/05

作付面積は畑11パーセント増 令和7年産そば合計は前年並み6.9万ha

農水省は4月28日、令和7年産そば(乾燥子実)の作付面積及び収穫量を公表した。 作付面積は、前年並みの6万9100haとなった。なお、内訳は田が対前年産比7パーセント減の3万6600ha、畑が同11パーセント増の3万2600haと、畑での栽培が増える傾向にある。また、10aあたり収量は対前年産比7パーセント下回る55㎏となった。これは、主に東北において収穫期の降雨、北海道において開花期の高温による...

作付面積は畑11パーセント増 令和7年産そば合計は前年並み6.9万ha
2026/05/05

農水省検討会提言 施肥管理・水管理等 気候変動へ用排水で対策

様々な被害をもたらしている気候変動。農水省では、気候変動による農業や農村への影響を分析、整理するとともに、気候変動を考慮した農業農村整備における計画、設計などのあり方等の検討を目的に、令和2年度に有識者から構成される「農業農村整備における気候変動対策に関する検討会」を設置。「排水」及び「用水」を優先課題として議論を重ねてきた。 今年3月には、検討会において、農業農村整備分野における気候変動の影響、...

農水省検討会提言 施肥管理・水管理等 気候変動へ用排水で対策
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