農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 【令和7年度】野菜流通カット協議会が通常総会を開催|設立10周年記念式典を計画、加工・業務用野菜の産地育成に注力

【令和7年度】野菜流通カット協議会が通常総会を開催|設立10周年記念式典を計画、加工・業務用野菜の産地育成に注力

【令和7年度】野菜流通カット協議会が通常総会を開催|設立10周年記念式典を計画、加工・業務用野菜の産地育成に注力

 野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)は5月8日、東京都千代田区のKKRホテル東京で令和7年度通常総会を開催した。総会では、協議会設立10周年記念式典開催を盛り込んだ令和7年度事業計画など、5つの議題について審議し全て承認。木村会長は、「加工・業務用野菜の産地育成が課題。セミナーの開催などで情報を発信していく」と述べた。

 総会の冒頭では木村会長が挨拶に立ち、「当協議会においては、加工・業務用野菜の産地育成が一番のテーマ。セミナーでの情報発信や、ディスカッションができる体制を、いかに作っていくか。また、産地と一緒になって加工・業務用野菜の産地を育てないといけない」と述べた。
 続いて、農水省農産局園芸作物課の大西健介課長補佐が来賓挨拶。「農林水産省では、食料・農業・農村基本計画を5年ぶりに改定した。その中で、加工・業務用野菜については、周年での安定供給が不可欠であることから、サプライチェーンの構築や加工施設の整備、既存サプライチェーンの強化など、具体的な施策を位置付けたところ。今後とも、野菜流通カット協議会の皆様と連携しながら、加工・業務用野菜の生産、活用の拡大などを進めていきたい」と語った。
 総会では、令和6年度事業報告及び決算、令和7年度事業計画及び予算などが審議され、全て承認。このうち、役員改選では、理事13名が全員留任。また、7年度事業計画では、協議会設立10周年記念式典を開催する。
 このほか、会員の入退会については、正会員として5社、賛助会員として4社が入会。一方、正会員4社、賛助会員3社が退会し、合計103社となった。

関連記事

令和12年度の果樹生産数量目標は256万トンに設定|果樹農業振興基本方針で明らかに

今年の夏も熱中症に要警戒

【最新情報】農水省「麦・米の需給見通し」と「米粉の新用途促進」について

農水省が「食料・農業・農村基本計画」答申案を決定!食料安全保障と農業構造改革を推進

農水省が「食料・農業・農村基本計画」答申案を決定!食料安全保障と農業構造改革を推進