黒石市と井関農機、ヰセキ東北が協定 持続可能な発展へ 有機農産物の産地づくり
青森県黒石市と井関農機、ヰセキ東北の3者は3月20日、黒石市役所で『持続可能な発展のための有機農産物の産地づくりに関する協定』を締結した。スマート農業及び有機農産物生産の実証栽培に取組むことにより、高品質な有機農産物生産技術の確立、省力化及び低コスト化を実現し、その中で産地が持続的に発展するために必要な後継者を育成、有機農産物の産地づくりを目指す。協定締結式に続き、黒石市長が『オーガニックビレッジ...
青森県黒石市と井関農機、ヰセキ東北の3者は3月20日、黒石市役所で『持続可能な発展のための有機農産物の産地づくりに関する協定』を締結した。スマート農業及び有機農産物生産の実証栽培に取組むことにより、高品質な有機農産物生産技術の確立、省力化及び低コスト化を実現し、その中で産地が持続的に発展するために必要な後継者を育成、有機農産物の産地づくりを目指す。協定締結式に続き、黒石市長が『オーガニックビレッジ...
案内されたのは福島県浜通り地方の皆伐現場。伐採が終わりさっぱりした現場は爽快な気持ちにさせる。この現場の班長を務めたのが今回の主人公・野崎守さん(33歳)。「皆伐は伐って出しての繰り返しで時間と量の勝負。やり終えた後の達成感はたまらないですね」と語った。 野崎さんが勤めるサンライフ=水野喜文社長、福島県石川郡古殿町大字松川字陣場7=のある古殿町近隣は昔から林業が盛んな地域で、今も基幹産業として多く...
ヤンマーホールディングス=山岡健人社長、大阪市=とヤンマーマルシェ=山岡照幸社長、尼崎市=は3月24日、ヤンマーマルシェ東京で「お米」を軸に日本全国の食の魅力をPRするプロジェクト「全国首長丼プロジェクト」を始動した。23日には報道関係者を集め、発表会&試食会を実施。第1弾となる「熊本県知事丼」を披露した。 冒頭、ヤンマーマルシェの山岡照幸社長が「ヤンマーマルシェ東京は、1月13日にオープンし、お...
ヤンマーアグリ(増田長盛社長、岡山県岡山市、以下YAG)は4月1日、ヤンマーの農業機械史上最大の138馬力の高出力エンジンを搭載し、また新開発の脱穀部や、新・自動ロス制御、丸ハンドル+電子制御FDS等のヤンマー独自技術により高速刈り作業を実現する6/7条刈りのコンバイン「YH6135/7135」を発売する。 コンバインYH6135/7135の主な特長は次の通り。《高能率な作業を実現する高出力エンジ...
井関農機(冨安司郎社長)は、このほど経済産業省と日本健康会議が実施する健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定された。 井関農機では、「当社は、企業の発展・事業活動の原動力は従業員一人ひとりの健康で安定した生活にあると捉え、創業以来従業員の健康管理に取り組んできた。そして今回、2025年に迎える創立100年を見据え、同社で活躍する全ての人が健康で充実し...
ヰセキ北海道=土屋勝社長、北海道岩見沢市東町2条7―1004―1=は、道内各地で春の展示会を開催している。3月9日・10日には由仁営業所で開催。協賛メーカーを含め春作業に適した最新製品がズラリと並ぶなか、条間33㎝の北海道仕様ロボット田植機が存在感を発揮するなど来場者数・成約共に目標をクリア。3月末の計画達成実現へ弾みをつけた。 〝ISEKIで見つける!夢ある農業新時代〟と銘打って実施している春の...
関東甲信クボタ=冠康夫社長、埼玉県桜区西堀=は、65拠点で2月10~3月19日まで「春のクボタの日」を順次開催。ユーザーに「スマート農業は関東甲信クボタ!」を前面に打ち出すと共に、新商品、春物商品をなどの展示・販売に注力した。本紙では、3月10~11日に長野県の松本営業所で塩尻営業所と2営業所合同開催された展示会の模様を取材した。 取材した10日は朝、雨だったこともあり、早くから近隣農家が来場した...
新潟クボタ=吉田至夫社長、新潟市中央区=は、3月10・11日、県内23カ所の営業所で「2023春のきらめきクボタの日」を開催した。今春からはRTK基地局が昨年比で6局増え、全県カバーできることからアグリロボや自動操舵を積極的にPR。2日間で6399人が訪れた。本紙では11日に小泉コーポレート事業本部長に同行し、県内3営業所を取材した。 新潟クボタでは、毎年この時期に地域の農家と共に春のスタートを切...
井関農機の冨安司郎社長は、ラジオ日経の『ソウミラ~相対的未来情報発信番組』で3月2日放送された『スマート農業最前線!』に出演した。『ソウミラ』とは、相対的未来の略称で、既存ビジネス、新規ビジネスに必要なものは何か?など企業の経営者などからビジネスについて話を聞きながら深掘りしていく実践的ビジネス情報番組。ユーチューブでも配信。 当日の番組は冒頭でメインパーソナリティーの大野泰敬氏がトレンドとして『...
北海道クボタ=渡邉弥社長、札幌市西区西町北16―1―1=は、「春のクボタまつり」を道内各拠点で展開している。3月8・9日には三笠会場で道央・当別・道央西・道央南・由仁の5営業所合同で実施。省力化やコスト削減を図れるスマート農機コーナーを充実させ、特に力を入れたKSASのプレゼンは大成功。来場目標と成約金額共に達成するなど盛況だった。 スマート農機を中心とした営農コスト削減を提案の目玉にして開催した...
高級切り花(デルフィニウム)の生産者として高名な静岡県磐田市の山本彩花園・山本好夫社長を訪ね、花作りや昨年導入したCO2施用機『CG―1000』(静岡製機)のパフォーマンス、経営の中で果たす役割等を聞いた。山本社長は「高品質な花を作り、納得のいく価格で売っていける経営基盤を作りたい。その中でCO2施用機は欠かせない」と語った。目次 静岡のCO2施用機導入 山本彩花園・山本好夫社長 次世代に繋ぐ栽培...
農水省はこのほど、令和4年度に収集した技術的課題(現場ニーズ)を収集、その結果を公表した。令和4年度は全国から467件のニーズが集まった。今回は「みどりの食料システム戦略の実現に貢献する現場ニーズ」という視点でも分類。467件のうち、305件が該当した。全体としては、「栽培」「防除」に対するニーズが多く、有機栽培で利用できる病害虫防除技術や非破壊・非接触による生育や病害虫の発生状況の簡易把握技術な...
クボタ(北尾裕一社長)が、北海道日本ハムファイターズの新球場「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)に建設を進めている、農業学習施設「KUBOTA AGRI FRONT(クボタ アグリ フロント)」の開業スケジュールが決まった。施設開業は本年3月30日。グランドオープンは6月30日。施設開業からグランドオープンまでの間はカフェなど一部施設を営業。メインコンテンツのツアープログラムの営業はグラン...
DJI JAPAN(呉韜社長、東京都港区)は、愛知県豊橋市(浅井由崇市長)、中京テレビ放送(丸山公夫社長、愛知県名古屋市中村区)と2月28日、豊橋市役所で「ドローンの活用促進に関する協定」を締結し、調印式を実施した。 協定の目的は、各社が相互に連携を図り、ドローンの更なる活用の促進をすること。これにより、ドローンの有効性を広く周知し、災害・防災時の対応力の向上や活力ある地域社会の形成、交流人口及び...
日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)は3月1日、埼玉県さいたま市の農研機構農業機械研究部門で「2022農業機械化フォーラム―みどりの食料システム戦略を支える農業機械化―」を開催した。同フォーラムは、みどり戦略の推進に向け、機械化技術の開発や普及の取組の現状と今後の方向について検討を深めるためのもの。当日は約140名が参加した。 フォーラムは第1部と第2部で構成され、第1部では、農機研テストコースにお...
農水省は3月3日、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画について、第5弾の認定を実施し、新たに10件を追加した。 今回認定を受けたのは、タカキタ、金子農機、コルテバ・ジャパン、誠和、松元機工、渡辺パイプ、オカモト・オカモト化成品、天神製作所、日本カプセル、北海道立総合研究機構で、支援措置が「みどり投資税制の対象機械の追加」なのはタカキタ、金子農機、松元機工、渡辺パイプ、天神製作所の5社...
やまびこの販売会社・やまびこジャパン(篠原修社長)東日本支社東京支店は2月17・18日、やまびこ本社特設会場で「造園緑化機械展示会2023」を開催した。共立ラジコン草刈機RCM600、バッテリー草刈機BSR310U/Sなどを筆頭に約200点の最新やまびこ造園緑化機械が勢揃いしたことから初日から大盛況。幸先の良いスタートを切った。 やまびこ本社(東京都青梅市末広町1―7―2)で東京近郊の造園緑化業者...
NTTグループでドローンの開発から普及までを担うNTT e―Drone Technology=埼玉県朝霞市、以下「NTTイードローン」=と、自社開発の国産産業用ドローンとクラウドサービスを通じてさまざまなソリューションを提供するエアロセンス=東京都文京区=は17日、エアロセンスのVTOL(垂直離着陸型固定翼)型ドローン「エアロボウイング」の普及促進およびオペレーション運航の拡充を目的とした業務提携...
古くから林業が栄え、今も美作ヒノキの産地として名高い岡山県真庭地域。そうした現場で迎えてくれたのが真庭森林組合の市(いち)大輝さん(35歳)だ。林産班の一員となって8年目。ガッチリした体型でいかにも山の男っぽい市さんのライフワークはクワガタ採り。学生時代から採集をはじめ、今も飼育したり標本にしたりしているとか。「夏場のシーズンは常に虫かごをぶら下げ、良い木の目ぼしを付けて回りながら仕事してます」と...
ヤンマーアグリ=増田長盛社長=は、シャープ㈱、㈲ビッグレッドファーム、北海道新冠町、東芝インフラシステムズ㈱、エクシオグループ㈱、㈱調和技研、名古屋テレビ放送㈱、㈱道銀地域総合研究所と、2022年8月に採択を受けた総務省の開発実証事業として、同年11月から2023年2月の約3カ月にわたり、ビッグレッドファーム明和(北海道新冠郡新冠町)でローカル5Gを活用した放牧地管理の実証実験を行った。 実証実験...