みちのくクボタ夢農業2024 近未来農業の体感 担い手、スーパー担い手へ
みちのくクボタ(荻野伸充社長)は7月11~13日、岩手県滝沢市のツガワ未来館アピオで担い手、スーパー担い手向けに「夢農業2024」を開催した。広大な会場には本機50台余り、作業機約100台、関連商品約600アイテムを展示したほか今回は実演スペースに水を張った田んぼまで登場させ、実演・試乗会も行った。またアリーナではKSAS、施設園芸、営農セミナー等も行って、クボタの近未来農業がすぐそこまで来ている...
みちのくクボタ(荻野伸充社長)は7月11~13日、岩手県滝沢市のツガワ未来館アピオで担い手、スーパー担い手向けに「夢農業2024」を開催した。広大な会場には本機50台余り、作業機約100台、関連商品約600アイテムを展示したほか今回は実演スペースに水を張った田んぼまで登場させ、実演・試乗会も行った。またアリーナではKSAS、施設園芸、営農セミナー等も行って、クボタの近未来農業がすぐそこまで来ている...
「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)が、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で、来年4月13日~10月13日、開催される。開幕まで9カ月を切った。国際博覧会の日本での開催は「愛・地球博」から20年ぶり。準備の遅れも心配されているが、現地では急ピッチで建設が進められている。 先ごろ、日本博覧会協会では日本専門新聞協会の記者団を現地に招き、夢洲取材会を開いた。当日は、万博会場のシンボ...
松山=松山信久社長、長野県上田市塩川5155=は、好評のニプロ大型トラクタ向けロータリをモデルチェンジ。7月から順次発売する。発売するのはSXL21など5シリーズで、ロータリの要である爪に耐摩耗性を向上した新型爪を採用するなど、型式を改め耐久性や基本性能、使いやすさをグレードアップさせている。 農業の基本は土づくり。規模拡大や気象変動に伴う作業能率向上といった現場ニーズに対応するため、砕土・鋤き込...
ヤンマーアグリ=所司ケマル社長、岡山県岡山市=とヤンマーフィリピンは、フィリピンにおける水管理手法「Alternate Wetting and Drying(AWD)」を用いた水田メタン削減の取り組みでフェイガー=石崎貴紘社長、東京都=と協業することで合意した。本年11月頃から実証試験を行い、早期の普及と脱炭素への貢献を目指す。 フィリピンでは、水田由来のメタンは全産業で排出される温室効果ガスの約...
目次 水田メタン削減PJ 日・フィリピンが協力 二国間クレジット制度始動 クレジット発行への展望 クボタ、ヤンマーも参画 AWDとは? 異業種連携、各社に問う 水田メタン削減PJ 日・フィリピンが協力 二国間クレジット制度始動 髙橋政務官も駆けつけた 農水省は、アジア開発銀行と協力して二国間クレジット制度(JCM)を活用した農業分野の温室効果ガス削減に向けて、フィリピンとの間で、水管理による水田メ...
山に職場を移した人をこれまでにも紹介してきたが、今回の白石林業の白石智迪(ともみち・34歳)さんは航空自衛隊で8年務めてからこの世界に入った。入ったというより実家に戻ったという方が正しい表現か。同社は会社勤めをしながら昔ながらの半農半林な里山林業を福岡県筑豊地域東部の赤村で営んでいた父の白石孝司社長が平成4年に創業。それと同時に弟の尊史(たかふみ・32歳)さんと実家に帰り3名で農林業を行っている。...
60年の感謝を込め えだまめ選別機参考出品 新潟クボタ=吉田丈夫社長、新潟県新潟市鳥屋野331=は、6月6~8日の3日間、「クボタサマーフェア2024」を新潟市の朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)で開催した。今回は例年よりも1カ月早い開催であったが、会場入り口付近にトラ・コン・田の新潟クボタ60周年記念号が出迎え、多くの来場者が熱心に見学していた。 今展示会では、①60周年スペシャル機・コン...
自走式木材破砕機をバックに右から若井常務取締役、奥村取締役 諸岡=茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、今年4月に諸岡昇氏が代表取締役社長に就任した。35年ぶりの社長交代に続き、5月27日の取締役会及び株主総会で新役員体制を決定。目玉は役員の若返りとスリム化だ。取締役の若井光浩生産技術本部長が常務取締役、執行役員の奥村広明管理本部長兼海外事業統括室室長が取締役に昇任。躍進の鍵を握る二人に聞いた。 ...
サタケ=松本和久社長、広島県東広島市西条西本町2―30=は共同乾燥調製施設(RC・CE)などで穀物乾燥機の遠隔監視ができる業界初の「乾燥機遠隔監視サポートシステム」を開発し、5月17日、乾燥機(穀物用循環型)の遠隔監視装置として農研機構の安全性検査に合格した。年内に最終確認・評価後、2025年の正式発表(サポート開始)を計画している。 RC(ライスセンター)やCE(カントリーエレベーター)などの施...
井関農機(冨安司郎社長)は6月7日、国内向けとして、業界初となる120馬力クラスの有人監視型ロボットトラクタ(24年5月発売)及び低コスト農業応援機として機能を厳選した4条刈コンバイン(24年3月発売)、高能率・低燃費を実現するディスクハロー(24年6月発売)の3機種4型式を発表した。価格は全て消費税込み希望小売価格。 有人監視型ロボットトラクタTJW1233―R 「T.JapanW」TJW123...
クボタ機械事業本部(渡邉大事業本部長)は、5月31日、5機種21型式の新製品を発表した。電動ミニ耕うん機、ブルスタ―エクストラ新型ロータリー、『トラクタTERAST(テラスト)』(25馬力・31馬力)、進化した、田植機ナビウェルNW60/80S、アグリロボ田植機NW80SA(有人仕様/無人仕様)。★は新機能。価格は消費税込み希望小売価格。 【電動式ミニ耕うん機菜レント(さいれんと)】 TME150...
井関農機の石本徳秋氏が営業本部長に就任し約5カ月が経過した。井関農機は、創業者の井関邦三郎翁が「農家を過酷な労働から解放したい」の想いで立ち上げ、来年で創立100周年を迎える。日本農業を巡る環境が激変する今、どのように農業の持続的な発展に貢献しつつ、次の100年を築いていくのか、営業本部長に課せられた使命も大きい。現状と展望を石本本部長に聞いた。 ――今の市場環境をどう見ていますか。 「食料安全保...
5月29日の参議院本会議で食料・農業・農村基本法の改正案が審議され、賛成多数で可決、成立した。前回の基本法制定から25年、四半世紀を経ての改正となる。今回の改正では、「食料安全保障の確保」のほか「環境と調和のとれた食料システムの確立」「農業の持続的な発展」「農村の振興」を柱と設定。生産性向上に向けてスマート農業技術の導入加速などを進めていく。今後、改正基本法を基に「食料・農業・農村基本計画」の策定...
今年4月1日付でヤンマーアグリの代表取締役社長に就任した所司ケマル社長に、就任の抱負などを聞いた。トルコ人を父に、日本人を母に持つ所司社長は、トルコのイスタンブールで生まれ、そこで育ったが、日本語も堪能、母方の親類を通じて日本文化にも造詣が深い。2006年にトルコの国立技術系大学である中東工科大学を卒業後、ドイツで日本の商社に就職、ヨーロッパにも駐在した。2016年にヤンマー入社。今回のヤンマーア...
アンドレアス・フックス総料理長がアグリロボ田植機に乗車 グランドハイアット東京と、おりはた環境保全協議会、クボタは23日、同ホテルの日本料理店「旬房」で提供している「旬房米」の10周年を記念して山形県南陽市で田植えイベントを開催。担い手の減少や環境保全型農業の普及支援に向け、アグリロボ田植機による作業を行った。今年4月、山形県にクボタのRTK基地局2基が設置された。これに繋ぎ高精度で真っ直ぐな美し...
「林業の世界に入って手に入れたものは地元との繋がり」と話す鈴木武文さん(25歳)。実家は祖父が約60年前に創業した氏原林業=氏原孝代表取締役、静岡県浜松市北区三ヶ日町宇志703―1=で、静岡県の最も西に位置する認定事業体として素材生産業をメインに展開。身近に感じてきた林業が自らの職業となり、さまざまな気づきがあったそうだ。 実は家業に入ることはあまり考えていなかった、と冒頭から予想外な言葉。「とい...
新しいロゴマーク ロップライフジャパン(旧JCPA農薬工業会)は15日、東京都中央区の鉄鋼会館で通常総会を開催した。総会後の記者会見で、小澤会長が2023年度事業報告と新ビジョンの説明、2024年度の事業計画について説明した。新たなビジョンでは、日本と世界の食料安全保障、環境に優しいイノベーションの推進、安心な食生活を楽しめる社会の実現を掲げた。 23年度の事業報告では①作物保護の視点を取り入れ、...
クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=は、昨年12月、米国ハワイ州オアフ島ホノルル市に日本産米の輸入・精米・販売会社「Kubota Rice Industry(Hawaii)Inc.」(以下、クボタハワイ)を設立し、本年4月から事業を開始した。現地時間5月10日には兒玉良則在ホノルル日本国総領事など多くの来賓を招き開所式を開催した。 開所式には、クボタからは渡邉大取締役副社長執行役員機械事業本部長、...
NEW環境展で展示するMRC―3000 諸岡=諸岡昇代表取締役社長、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、5月22日~24日に開催する「2024NEW環境展(東京ビッグサイト)」「第6回建設・測量生産性向上展(CSPI―EXPO/幕張メッセ)」に出展。主力製品の最新機種の展示実演を行う。同社は電子制御化などのモデルチェンジを進めており、進化した実機を直接見る絶好の機会だ。 【2024NEW環境展】...
諸岡=茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は35年ぶりに社長が交代。4月1日付けで諸岡正美前代表取締役が代表取締役会長、諸岡昇前取締役副社長が代表取締役社長に就任し、4月16日にメディアを招いて就任記者会見を開催した。3代目の諸岡新社長は何事にも〝チャレンジ〟を掲げ、国内・海外への展望やモノづくりに対する意気込みを語った。また、同日付けで新体制となった役員も紹介。若返りを果たし、より能動的な集団を目...