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林業

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2023/03/28

目指せ林業プロ 我が社のホープ 達成感がエネルギー サンライフの野崎守さん

案内されたのは福島県浜通り地方の皆伐現場。伐採が終わりさっぱりした現場は爽快な気持ちにさせる。この現場の班長を務めたのが今回の主人公・野崎守さん(33歳)。「皆伐は伐って出しての繰り返しで時間と量の勝負。やり終えた後の達成感はたまらないですね」と語った。 野崎さんが勤めるサンライフ=水野喜文社長、福島県石川郡古殿町大字松川字陣場7=のある古殿町近隣は昔から林業が盛んな地域で、今も基幹産業として多く...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 達成感がエネルギー サンライフの野崎守さん
2023/02/14

諸岡が2年ぶりに新製品発表会 木材破砕機など 電子制御等次のステージへ

諸岡(諸岡正美代表取締役CEO)は、2月7日~10日、阿見町の同社試験開発・デモセンター(AMIデモセンター)で2年ぶりに新製品発表会を開催した。発表したのは8mリーチのグラップルローダ搭載フォワーダ、タブグラインダー式木材破砕機2機種、電子制御化した新型キャリアダンプ4機種。破砕実演や試乗体験を行い、進化した能力を披露した。 諸岡=茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は昨年12月にサプライヤー企業...

諸岡が2年ぶりに新製品発表会 木材破砕機など 電子制御等次のステージへ
2023/02/14

林業展11月12・13日に 茨城県・笠松運動公園で

茨城県はこのほど、令和5年の育樹祭の日程の詳細を決定、併催行事の森林・林業・環境機械展示実演会については、11月12日㈰・13日㈪の2日間、茨城県ひたちなか市の茨城県笠松運動公園で開催されることを明らかにした。そのほか、育樹祭と関連行事の日程は次の通り。【育樹祭】▽お手入れ行事=11月11日(茨城県水郷県民の森(潮来市))▽式典行事=11月12日(アダストリアみとアリーナ(水戸市))。【併催・記念...

林業展11月12・13日に 茨城県・笠松運動公園で
2023/02/14

林野庁がスマート林業報告会 デジタル技術活用

林野庁は2月9日、オンラインで令和4年度スマート林業構築普及展開事業の成果報告会を開催した。 報告会では、はじめに林野庁森林整備部計画課首席森林計画官の松本純治氏が挨拶。「林業の現場では、生産性の向上や労働災害の低減などの課題が山積。従来の施業方法の見直しも含め、林業イノベーションを進めていくことが必要であり、平成30年度からスマート林業実践対策を実施してきた。対策は今年度で一区切りとなるが、来年...

林野庁がスマート林業報告会 デジタル技術活用
2023/02/14

先進林業機の実証等を報告 都内で林業イノベーション推進シンポジウム

林野庁と林業機械化協会主催による「令和4年度林業イノベーション推進シンポジウム」が2月8日に東京都江東区の木材会館大ホールで開催された。 会場とオンライン視聴のハイブリッド形式で行われ、自治体や素材生産業者、森林組合など併せて約600名が参加。今年度の先進的林業機械緊急実証・普及事業成果報告をはじめ、林業イノベーションハブセンター(森ハブ)に関するパネルディスカッションなどを実施。会場参加者には終...

先進林業機の実証等を報告 都内で林業イノベーション推進シンポジウム
2023/02/09

林業機械部が移設 ポンセ製品のサービス拡充 新宮商行

新宮商行(坂口栄治郎社長)は、小樽本店(北海道小樽市稲穂2―1―1)にあった林業機械部のオフィスを市内の銭函工場に移し、今月から本格的な業務をスタートさせた。日本総代理店のフィンランド・ポンセ高性能林業機械の更なるサービス充実を図るのが目的で、部品の早期発送や技術トレーニングの充実といったアフターフォローを強化していく。 ポンセ高性能林業機械はハーベスタヘッドが適応ベースマシン13t~20tまで6...

林業機械部が移設 ポンセ製品のサービス拡充 新宮商行
2023/01/31

緑産 函館でセミナー開催 木質ボイラー活用法紹介

緑産=小菅勝治社長、神奈川県相模原市中央区田名3334=は1月24日、北海道函館市にある函館市民会館で「木質地域資源利用と熱利用セミナー」を開催した。自治体や林業関係者が出席した中、Herz社木質バイオマスボイラーの特長などを紹介した上で、木質バイオマスボイラーの基礎知識や、当別町の地産地消の取り組み事例の発表などが行われた。2025年のゼロカーボン実現にむけた具体策の一つとして、再生可能エネルギ...

緑産 函館でセミナー開催 木質ボイラー活用法紹介
2023/01/31

天竜林業技術者協会 遠隔操作フォワーダ検討会 

静岡県林業技術者協会天竜地区林業技術者協会が1月20日、浜松市天竜区佐久間町浦川の民有林間伐現場で現地検討会を行った。会員が所属する企業フォレストテクニック(吉良達社長、静岡県浜松市北区)が諸岡製フォワーダにラジコン機構を搭載した特注機を昨年秋から現場に投入し、作業効率改善に役立つことから披露したもの。丸太の積み込み作業の際にフォワーダとグラップル仕様機を何度も乗り降りせずに済み、「安全面でも貢献...

天竜林業技術者協会 遠隔操作フォワーダ検討会 
2023/01/05

アドイン研究所 立木情報など表示 OWL―AR実演会開催

アドイン研究所=佐々木浩二社長、東京都千代田区紀尾井町3―6=は12月22日、今年1月に発売する「OWL―AR」を用いた森林ナビゲーションシステムの実演会を東京都青梅市の林業現場で行った。同社は森林3次元計測システム「OWL(アウル)」を開発。ボタンを押すだけで胸高直径や樹高・曲がり・材積はもちろん、位置図や三次元点群など多彩な情報が得られ、〝現場の見える化〟に役立つことから、累計で150台が導入...

アドイン研究所 立木情報など表示 OWL―AR実演会開催
2022/12/20

スギ苗作りに魅力 ロガーズの後藤克弥さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ

平均年齢35歳前後、社長を含め従業員数5名の少数精鋭で福井市、永平寺町、越前町の森林施業を行っているロガーズ=山本真吾社長、福井県福井市上野本町3―635=で汗を流す後藤克弥さん(29歳)が今回のホープだ。高性能林業機械やチェンソーといった機械に興味を持って就労するケースが多い中、後藤さんが林業の世界に入るきっかけになったのが〝苗〟。山仕事の傍ら、今年から本格的にスギ苗作りに着手した。「ちゃんと出...

スギ苗作りに魅力 ロガーズの後藤克弥さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ
2022/12/06

アクシア・ サナース 自走式タワーヤーダ実演会 中国地方で初開催 高い搬出能力やパワー披露

サナースの取扱い機器中国地方販売店であるアクシア(岡山県倉敷市)が11月29・30日、岡山県美咲町でコンラート社製自走式タワーヤーダの実演会を行った。今年8月に導入した森淵林業(森淵百合明社長、岡山県津山市)の協力を得て、同社の施業現場で実施。中国地方で初導入したということもあり、岡山県を内外の素材生産業者、森林組合、森林公社、バイオマス発電関係者、県職員など約140名が来場する中、少人数で高い搬...

アクシア・ サナース  自走式タワーヤーダ実演会 中国地方で初開催 高い搬出能力やパワー披露
2022/11/29

脱炭素設計セミナー 会場Web200人以上で開催

住友林業=東京都千代田区大手町Ⅰ―3―2=は、11月7日午後に同社会議室において、One Click LCA社のPanu Pasanen(パニュ パサネン)社長をフィンランドから迎え、「脱炭素設計を実現するOne Click LCAセミナー」を、建築・設計業界関係者など、会場とWebをあわせて200人以上参加して開催した。 冒頭、「脱炭素社会の実現に向けて」をテーマに、光吉敏郎代表取締役社長は、「...

脱炭素設計セミナー 会場Web200人以上で開催
2022/11/29

遠隔臨場で長官賞 国有林事業の研究発表会 

林野庁は11月24日、令和4年度国有林野事業業務研究発表会をオンラインにて開催した。当日は森林技術部門、森林ふれあい・地域連携部門、森林保全部門の3つの部門別に合計23件の発表が行われ、その後の審査委員会で林野庁長官賞や林業機械化協会会長賞、日本森林技術協会理事長賞など各賞を選考。森林技術部門では、「治山事業におけるICT活用の取組について~遠隔臨場の実践~」が林野庁長官賞(最優秀賞)と林業機械化...

遠隔臨場で長官賞 国有林事業の研究発表会 
2022/11/22

大臣賞等28点決まる 第8回ウッドデザイン賞 

日本ウッドデザイン協会は11月9日、ウッドデザイン賞の上位賞入賞作品を決めた。ウッドデザイン賞は今回で8回目。今回は審査ポイントをSDGsなどの時代のニーズに合わせた形に変更。更に最優秀賞として「農林水産大臣賞」に加え、「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」を創設した。 応募点数は330点でうち、受賞作品188点を10月8日に選定。その後最終審査を行い最優秀賞4点、優秀賞9点、奨励賞1...

大臣賞等28点決まる 第8回ウッドデザイン賞 
2022/11/15

新型機や新技術集結 コベルコ秋の大展示会盛況

コベルコ建機(山本明社長、本社:東京都品川区)と、販売子会社のコベルコ建機日本(荒木治郎社長)は、10月22日・23日に千葉県市川市のコベルコ建機日本市川本社で「コベルコ建機日本・秋の大展示会2022」を開催した。新型13t油圧ショベル「SK135SR―7」のフルラインアップをはじめ、新型4t・5tショベルの披露や新技術のデモなど盛りだくさんの内容で実施。3年ぶりの開催を心待ちにしていた来場者に対...

新型機や新技術集結 コベルコ秋の大展示会盛況
2022/11/08

大分で林業機械展 63社・団体が出展 最先端の技術・資機材紹介

第45回全国育樹祭記念行事として「2022森林・林業・環境機械展示実演会」が11月13日㈰・14日㈪の2日間、大分県別府市のRECAMP別府志高湖及び周辺森林で開催される。主催は大分県及び林業機械化協会(島田泰助会長)。会場では、63社・団体により最先端の高性能林業機械や各種在来型林業機械など幅広い製品・技術が紹介される。 2050年カーボンニュートラルの実現に向け森林・林業の役割が改めて注目を集...

大分で林業機械展 63社・団体が出展 最先端の技術・資機材紹介
2022/10/25

目指せ林業プロ 我が社のホープ 大分で得た林業生活 国東森林組合の室橋春樹さん

来月13・14日に別府市内で林業機械展が開催される大分県。今回訪ねたのは、その大分県の北東部に位置し、神仏習合の色濃い〝六郷満山〟と呼ばれた日本独特の仏教文化が栄えた国東半島の森林整備を行っている国東森林組合=林 孝代表理事組合長、大分県国東市国東町小原4423―1=で6年目の室橋春樹さん(48歳)だ。神奈川県鎌倉市から移住して林業の世界に。「やっと現場の流れが掴めてきた感じ。まだまだ覚えることが...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 大分で得た林業生活 国東森林組合の室橋春樹さん
2022/09/13

来年4月2機種発売 後方超小旋回ミニショベル コベルコ建機

コベルコ建機=山本明社長、東京都品川区北品川5―5―15=は、来年4月1日から新型4t/5t級後方超小旋回ミニショベル「SK45SR―7/SK55SR―7」の販売を開始する。2機種は、2019年から販売を開始した7t級油圧ショベルのコンセプトである「パフォーマンスクロスデザイン」を取り入れた初のミニショベルとなる。 来年発売する新製品は、作業効率や生産性の追求と共に、機能性・快適性を大幅に向上させ...

来年4月2機種発売 後方超小旋回ミニショベル コベルコ建機
2022/09/06

令和3年産 木材チップ1069万t 木質バイオマス利用動向間伐材利用411万t 

農水省は8月31日、令和3年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果を公表した。 令和3年にエネルギーとして利用した木質バイオマスのうち、木材チップの量は対前年比2・7%増の1069万3197tとなり右肩上がりの状況が続いている。経年でみると、5年前の平成28年773万4236tだったものが、29年872万6491t、30年930万4316t、令和元年942万3386t、2年1041万6745tと...

令和3年産 木材チップ1069万t 木質バイオマス利用動向間伐材利用411万t 
2022/08/30

現場での一服最高 サンSグリーンの石橋鋭治さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ

林業の楽しみの一つといえば直接肌で四季を感じられることだろう。春は新緑や鳥のさえずり、秋は色鮮やかな紅葉など都市部とは違う移ろいを間近で味わえる。 今回の主人公である石橋鋭治さん(50歳)も施業場所での一服は格別だと答える。「特に天気の良い日や高い山が現場の時の一服は言葉では言い表せないほど良い気分にさせてくれます。山仕事の醍醐味ですね」。 福井市を中心に、堤防の草刈りや伐採後の下草刈り、地拵えと...

現場での一服最高 サンSグリーンの石橋鋭治さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ
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