山を作り未来を紡ぐ 熊本県阿蘇市の岩村創山 地域林業の「守り手」たち―5―
日本の森林・林業が抱える課題解決に対し、コベルコ林業機を提供して応えているコベルコ建機日本。最前線を担う特約店と、その特約店が「地域の宝」と称する林業事業体の取組を取材する。前回掲載した熊本県八代市の豊田工業所から紹介いただいたのが、半世紀以上にわたり地元の山林を守り続けている阿蘇市の岩村創山だ。岩村雄太社長(50歳)は、阿蘇カルデラの内側の〝谷内〞と呼ばれる地域を中心に、健全な森林を未来へと引き...
日本の森林・林業が抱える課題解決に対し、コベルコ林業機を提供して応えているコベルコ建機日本。最前線を担う特約店と、その特約店が「地域の宝」と称する林業事業体の取組を取材する。前回掲載した熊本県八代市の豊田工業所から紹介いただいたのが、半世紀以上にわたり地元の山林を守り続けている阿蘇市の岩村創山だ。岩村雄太社長(50歳)は、阿蘇カルデラの内側の〝谷内〞と呼ばれる地域を中心に、健全な森林を未来へと引き...
林業産出額のなかでも、木材生産の都道府県別1位となっており、林業先進地の一つである北海道。同地を会場に最新の森林・林業・環境機械が多数集結するのが、10月4日㈰・5日㈪の2日間、石狩市新港中央で開かれる2026北海道森林・林業・環境機械展示実演会 in 石狩市だ。主催はCHB北海道木質バイオマス機械協議会(三津橋央会長)。持続可能な森林管理や木質バイオマス利用の推進、作業の効率化・安全性向上を目的...
岩手県は8月28日、大船渡市三陸町綾里の林野火災被災現場で復旧に向けた先進的林業機械の活用研修会を開いた。実演したのは松本システムエンジニアリング(松本良三社長)のラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトルⅡ」。林業経営体や林野庁関係者ら約70名が参加し、遠隔操作が可能な同機による労働安全性の向上や作業の効率化の可能性について理解を深めた。現場は、林野火災により損傷した立木や倒木等が広範囲に存在するエリ...
松本システムエンジアリング=松本良三社長、福岡県糟屋郡篠栗町和田5―2―25=のラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトルⅡ」が、福島県川内村の国有林で林野庁が行った「帰還困難区域における森林整備の本格実施に向けたスマート林業現地検討会」(7月7日)で実演され、安全性と高い生産性を兼ね備えた次世代林業機械として大きな注目を集めた。 東日本大震災の発生から15年以上の歳月が流れた福島県の帰還困難区域におい...
日本の森林・林業が抱える課題解決に対し、コベルコ林業機を提供して応えているコベルコ建機日本。最前線を担う全国の特約店と、その特約店が「地域の宝」と称する林業事業体の取り組みを紹介する。第2回目は、5月26日号で登場したコベルコ建機の特約店・奥原商会(本社・帯広市)が「道東エリアの新規林業事業者の中で最も伸びている」と太鼓判を押す北海道中川郡豊頃町のエヌフォレスト。45歳の内藤裕昭社長が事業を拡大さ...
コベルコ建機=山本明社長、東京都品川区北品川5―5―15=は、約10年ぶりにフルモデルチェンジした20tクラス次世代型油圧ショベル「SK200―14」を今年8月3日より新発売することを発表。それに先駆けて5月15日に東京都江東区の東京国際交流館で記者発表会並びに実機の初披露を実施。製品コンセプトや今後の事業の方向性などについて説明した。 冒頭で山本社長は、「現場で本当にお客様の力になっているか、働...
ハスクバーナ・ゼノア(パウリーン・ニルソン代表取締役)が今年2月18日に開催した「2026年度全国ハスクバーナ・ゼノア会」で、北海道中標津町の山田商会が最優秀拡販賞を含む初の4冠に輝いた。元林業マンの山岸敏幸社長(57歳)が代替わりからわずか数年で遂げた快挙。今後への意気込みと共に4冠達成の秘訣などを伺った。 店に入るとハスクバーナ、ゼノア製品がズラリ。それまで作業場だったスペースをアクセサリや機...
カルイ=山形県山形市鋳物町46―1=は、樹木や竹の処理に困っている農家に向けて、ドラコンシリーズの「KDC―1303B」の提案を強化している。 【KDC―1303Bの主な特長】①粉砕性能=クラス最大投入径140㎜ブロアとスクリーンを標準装備②電子制御送り込みローラとツーステージ・オート・クイック・リバース=作業時の負荷を瞬時に読み取り、自動コントロールするので、無理の無い作業が行える。 また、ツー...
KANEKO重機=金子薫社長、群馬県甘楽郡下仁田町西野牧12080―8=は、森林資源の有効活用や環境整備への関心が高まる中、林業従事者の作業効率向上に貢献する製品を提案している。 中でもKANEKO重機オリジナルのウッドプロセッサーは、「ねじれた木でも薪にします!」をコンセプトに、丸太の送り込みから玉切り、薪割り、排出までを1台で完結する一貫処理機。レバー操作中心のシンプルな構造で、熟練を問わず扱...
イワフジ工業=佐藤勉社長、岩手県奥州市水沢字桜屋敷西5―1=は、道付け用オールインワンアタッチメントの「フェラーバケットグラップル/GFB―90S」を発売した。掘削、玉切り、伐倒、集材、転圧を一台で完結。道付け速度を格段に向上させる同機。3月31日号でも紹介したが、改めて同機のポイントを深掘りする。【伐倒(伐採・玉切り)】チェンソーによるスムーズな切断と、安全に配慮した保持機能が特長。対象木の近く...
高性能林業機械の保有台数が年々増加傾向で推移している。先ごろ明らかになった令和6年度の調査結果によると、対前年度比9.1パーセント増の1万6431台で過去最高を更新。昭和63年度の統計開始以降、右肩上がりを続けている。また、10年前(平成26年度)と比較すると、約2.3倍にまで増加している。 機種別にみると、フォワーダが最も多く同405台(8.5パーセント)増の5186台と機種別でははじめて500...
農水省はこのほど令和6年度森林組合一斉調査結果を公表した。 森林組合数は対前年度比0.8パーセント減の597組合、生産森林組合は同2パーセント減の2449組合となった。森林組合の組合員所有森林面積は同0.7パーセント減の1033万ha。 森林組合の組合員数は同0.9パーセント減の144万2789人。 経営状況については、事業利益を計上している組合は492組合で同14組合の減少。また、事業利益の総額...
林業機械の総合メーカー・イワフジ工業=岩手県奥州市水沢字桜屋敷西5―1=は、4月1日付で佐藤勉氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。なお、前代表取締役社長の有??実氏は取締役に就任した。新体制は次の通り。敬称略。 【新体制】▽代表取締役社長=佐藤勉▽常務取締役=千田有幸▽取締役=有𠮷実▽同(管理部長兼経営企画室長)=及川友和▽同(新明和工業株式会社特装車事業部事業企画本部長兼事業戦略部長)=...
政府は、3月31日、持ち回りでCLT活用促進に関する関係省庁連絡会議を開催、第4次となるCLT普及に向けたロードマップをとりまとめた。今回のロードマップでは新たに国産CLTの輸出促進について、取組を強化していく方向性が示された。 新たなロードマップでは、これまでの取組を受けて内容をブラッシュアップ。取組の方向性として、①CLTの理解度の向上②CLT等の木材利用の効果の発信③低コスト化の推進④CLT...
林野庁は、3月30日、「スマート林業技術の現場実装ビジョン」及び「木質系新素材の社会実装ビジョン」を策定した。 林野庁では、林業における労働安全の確保や、労働生産性、収益性の向上等に向けた新技術の現場導入加速を目的として、「林業イノベーション現場実装推進プログラム」を策定し、令和4年には、技術の進展状況等を踏まえてプログラムをアップデートしている。同プログラムを踏まえたこれまでの取組により、複数の...
やまびこ=久保浩社長、東京都青梅市末広町1―7―2=のアンバサダーを務める今井陽樹選手(合同会社ひのきや/群馬県)が、3月12日~15日にスロベニア・シェントイェルネイで開催された「第36回世界伐木チャンピオンシップ(WLC)」に日本代表として出場し、66名が出場したプロフェッショナルクラスで日本人最高位の総合16位という好成績を獲得した。 チェンソー技術の最高峰を競う同大会には24カ国から114...
東京の森林・林業・森のめぐみを五感で感じられる体感型イベント「山しごと体感フェスティバル」が東京都立川市の国営昭和記念公園ゆめひろばで行われた。主催は東京都。当初2月7・8日の2日間で予定されていたが、今シーズン一番の寒波の到来で都心でも積雪を記録して2日目は中止に。初日も昼前から雪がちらついたが、家族連れを中心に1650名が来場した。このイベントにはチェンソーメーカーや高性能林業機械を扱う企業も...
前回(1月27日号)はコベルコ教習所=澤乃里子社長、兵庫県明石市大久保町八木740=の林業の安全に取り組んできた経緯などを聞いたが、今回は「高性能林業機械特別教育」の現場について。引き続き千葉県市川教習センターの長濱晋センター長から、他校とは一線を画す建機メーカーとしての深い知見と、現場の過酷さを知り尽くした点などについて伺った。
日本の林業現場において、労働力不足を背景に機械化が加速している。高性能な林業専用機の開発・提供を行っているコベルコ建機グループでは多角的なサポートを行っており、『林業機械特別教育』を担っているのがコベルコ教習所=澤乃里子社長、兵庫県明石市大久保町八木740=だ。林業現場の安全確保は産業の存続に関わる喫緊の課題となっている中、現在の取組について、千葉県市川教習センターの長濱晋センター長に「林業の安全...
松本システムエンジニアリング=松本良三社長、福岡県粕屋郡篠栗町=のロングアーム伐倒機「ブラキオEX」とフェラーバンチャザウルスロボDXシリーズを東京都が「林業先進技術導入事業」により導入した。1月8日に操作説明会を青梅市の山中で実施。同事業を活用して使用する林業経営体がデモを見て安全性と生産性向上の切り札にと期待していた。 東京都では、令和4年度から林業先進技術導入事業を実施している。この事業は、...