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2日間で1万9000名来場 福井林業機械展盛況で幕 

2日間で1万9000名来場 福井林業機械展盛況で幕 
林業機械化協会と福井県の共催による「2024森林・林業・環境機械展示実演会」が10月20・21日の2日間、福井県勝山市のスキージャム勝山で開催。80の企業・団体が出展し、高性能林機をはじめ、林内作業車、木材破砕機、チェンソー、ドローンなど、最新の機械や普段目にすることのない機械がずらりと並び、林業関係者に各社自慢の製品群を披露、実演。2日間で約1万9000名が訪れ盛況だった。
 効率的な作業や生産コストの低減、未利用資源の収益化などを提案すると共に、環境の保全、安全作業の普及・促進を提案。今展示会では遠隔操縦が可能な林業ベースマシンや伐倒機械も実演が行われ、人手不足が加速されることが予想される中、省人化や安全作業に対応する機械の実装化へまた一歩近づいたことを印象付けた。また、チェンソーメーカーも最新製品と共にチェンソー競技のデモを実施。世界を沸かせた選手による技術を間近で披露し、林業の魅力を発信させていた。
 そうした会場を林野庁の青山豊久長官が初日に視察。キャニコム、諸岡、イワフジ工業、松本システムエンジニアリングのブースに足を運び、補助事業で開発中の機械や出展機の説明を受けていた。
 開催地の勝山市は恐竜の化石が多く発見され、恐竜をテーマにしたプロジェクトやイベントが地域経済の活性化に貢献。それもあって会場では恐竜を題材にしたプレゼント企画を実施。出展企業も恐竜を模した出展機を登場させ、家族連れを喜ばせた。

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