総合研究所の見学会 日本農薬、新剤開発の舞台裏
目次 大阪府河内長野市にある総合研究所 水虫薬は殺菌剤の開発中に発見 オールラウンド・スクリーニング体制 試験圃場で農機やドローンも 大阪府河内長野市にある総合研究所 研究開発型の農薬メーカー、日本農薬は9月7日、報道関係者などを招き、大阪府河内長野市にある総合研究所の見学会を開催した。冒頭、藤岡所長が、農薬の役割、農薬の登録プロセス、世界の農薬市場、日本企業の創薬力の高さ、そして日本農薬の創薬研...

目次 大阪府河内長野市にある総合研究所 水虫薬は殺菌剤の開発中に発見 オールラウンド・スクリーニング体制 試験圃場で農機やドローンも 大阪府河内長野市にある総合研究所 研究開発型の農薬メーカー、日本農薬は9月7日、報道関係者などを招き、大阪府河内長野市にある総合研究所の見学会を開催した。冒頭、藤岡所長が、農薬の役割、農薬の登録プロセス、世界の農薬市場、日本企業の創薬力の高さ、そして日本農薬の創薬研...
デンカ=東京都中央区日本橋室町2―1―1日本橋三井タワー=は、8月25日、同社のデンカイノベーションセンター(東京都町田市)で、「社会課題に取り組むデンカの研究・開発現在と未来」と題した報道陣向けイベントを開催した。 今回のイベントでは、2023~2030年度の8カ年を対象とする経営計画「Mission2030」の説明の他、様々な社会課題の解決に取り組む、同社の研究・開発とその製品を紹介した。 戸...
関東農機=稲葉茂房社長、小山市横倉新田493=は、畑作救援団管理機「さくらK552―SD・KD」を新発売した。軽いボディの誰でも使いやすい4.2馬力小型管理機。ハンドル旋回して2通りのスタイルで作業でき、ハンドルは250度まで旋回するので、あぜ際やハウスの支柱際の作業にも便利。アタッチメントも多くあり、畑の管理作業に最適。 新発売した小型管理機さくらK552シリーズは、2モデルをラインアップしてい...
山本製作所=山本丈実社長、山形県天童市=は先ごろ、山形ビッグウイングで開催された山形農業まつり農機ショーで、荷受ホッパから搬送コンベアを経由し乾燥機、粗選機、籾摺機、色彩選別機、保冷庫までの一連の機械を展示した。また、ブース中央の大型モニターでは同社が携わったライスセンターをYouTubeで紹介した(内容はQRコード)。 ウィンディビルドを説明する鈴木農機事業部長 展示のメインとなるのはやはり乾燥...
ヤンマーホールディングス=山岡健人社長、大阪市北区=のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステヤンマーム=山下宏治社長、大阪市北区、以下、YES=は、YESの岡山試験センター内に、脱炭素化の実現に貢献する水素発電システムなどの実証施設「YANMAR CLEAN ENERGY SITE(以下、同施設)」を9月1日に開設した。 ヤンマーグループでは、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2...
丹精込めて作る農作物にもうひと手間加えたい、と考えているならパルサーインターナショナル=東京都八王子市=の天然アミノ酸入り葉面散布肥料「オルガミン」をおススメしたい。果樹生産の盛んな山梨・長野県で火がつき、野菜やコメ農家も評判を聞きつけ、愛用者を拡大中だ。 オルガミンのキーワードは〝天然発酵〟。丸ごとの魚と糖蜜を独自技法で発酵させた上に植物が必要とする微量要素をバランスよく加えて生成。そこから抽出...
㈱スチール=中山健太郎代表取締役、栃木県河内郡上三川町多功2570―1=は、薪作りや枝木の剪定に最適なカジュアルモデルの新型エンジンチェンソー4機種8モデル発売した。機能やデザインを刷新すると共に作業の効率性や質感も大幅に向上。薪ストーブユーザー、庭木の手入れが必要なホームオーナー、DIYなど、幅広い層が活用できる製品だ。 9月1日から発売開始したのは排気量30・1㎤のMS162/C―BE(燃料、...
熊谷農機=熊谷英希社長、新潟県燕市熊ノ森1077―1=は、山形ビッグウイングで開催された「第98回山形農業まつり農機ショー」で籾殻散布機『まい太郎』と、同機に籾殻の積み込みをサポートする『すいすいシャッター』などを展示。ボタンを押すだけでほ場に散布できる電動タイプも登場し利便性が向上。評判を聞いた農家が細部を確認していた。 〝キャビン内から散布の様子が見やすいので、安心して作業が進められる〟などの...
パールパッケージ企画=山形県天童市東芳賀2―2―32=は、先頃開かれた山形農業まつり農機ショーで、水をナノバブル水へ変える「νG7(ニュージーセブン)量子水(活性機)」を出展し、多くの来場者の関心を集めていた。 「νG7量子水(活性機)」は、水道水の塩素が減少し、酸素量が増え、浸透力が大きくなる。地下水にも使用が可能で、効果は、除菌(大腸菌、レジオネラ菌に対する制菌力評価試験)・界面活性力(手荒れ...
丸七製作所=阿部信一社長、東京都足立区千住1―23―2=は、先頃開催された山形農業まつり農機ショーで、同社主力の「オールインワン精米機MC200Rシリーズ」などを出展、ブースの周りは説明を聞く来場者で溢れていた。 「オールインワン精米機MC200Rシリーズ」は、精米・石の除去・小米取り・袋詰めなどの一連の精米工程を効率的に一元化。さらに、お米の付加価値を高めるためには必須の「低温精米能力」や「除糠...
古くからの巡礼の地・伊勢神宮にほど近い三重県多気郡明和町で主食用米約250haを中心に経営面積446・9haの大規模営農、更に埼玉県でも飼料用米生産を展開している㈱小林農産(小林秀行・取締役執行役社長)。同社において、今年5月31日、金子農機の手により新たにライスセンター(RC)が完工した。高品質かつ効率的を目指す同社を支える待望の施設だ。 小林社長 先祖代々農家だという小林家。小林社長は、高...
米袋のトータルプランナー、ナカノ=玉川弘社長、京都府亀岡市千代川町小林下戸23=は、米袋の販売のほか、米の生産・作業受託や収穫・調製・販売・輸出と、米の生産から販売まで〝一気通貫〟の事業を展開しており、昨秋には「ナカノライスセンター」を開設している。 今回、近隣の農家からドローンによる防除サービスを受託。初のドローン防除サービスを9月1日に行った。使用したドローンは、アエロジャパンの「AD616G...
丸山製作所=内山剛治社長、東京都千代田区内神田3―4―15=は、インド市場に最適化した防除機の製造・販売およびサービス体制の確立を目的とした現地法人「MARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITED」を設立。今年9月1日から営業を開始した。同社5カ国目の海外拠点であり、アジアを中心に更なる製造・販売体制強化を図る。 同社は現在、アメリカ、中国、タイ(2拠点)、ベトナムの5つの現...
ハスクバーナ・ゼノア(パウリーン・ニルソン代表取締役)は、35㎤ガソリン刈払機と同等のパワーを発揮するバッテリー式刈払機『535iFR』を新発売した。ナイロンカッタ、グラスブレード、鋸刃の3種の刈刃を付替えることで、多用途に使える堅牢でハイパワーなバッテリー式刈払機で、アプリでメンテナンス情報などが分かる機能も搭載している。 ハスクバーナ・ゼノア=埼玉県川越市南台1―9=からナイロンカッタ、グラス...
クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=の研究開発拠点「グローバル技術研究所A棟」(大阪府堺市)が、第36回日経ニューオフィス賞(主催:日本経済新聞社、一社ニューオフィス推進協会)で「ニューオフィス推進賞」を受賞した。クボタでは「当社は今後も、従業員の効率的な働き方やコミュニケーションの促進、エンゲージメント向上に向けて、多様で柔軟な働き方を可能とするオフィスづくりに取り組みたい」とコメントした。【グ...
クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=は石油化学プラント用の反応管生産能力を増強する。石油化学プラントの新設や設備更新に伴う需要拡大に加え、カーボンニュートラルにおける新エネルギーとして注目されている水素製造工程などにおける需要を見据え主力工場の枚方製造所に生産ラインを増設、同拠点の年間生産能力を現在の約180%に引き上げる。 【背景と狙い】クボタは、石油化学プラントで合成樹脂の原料となるエチレンや...
山形県農林水産部は9月6日、東北初の公立の農林業系専門職大学である東北農林専門職大学の設置認可が9月4日に文部科学大臣から下りたと発表した。 わが国では、担い手の減少・高齢化、農地の荒廃化の進展、管理が十分でない森林の増加など、農業・森林業そのものに係る課題に加え、世界・社会全体が大きく変化している。そのため、これらの複合的な変化に的確に対応し、優れた技術力と経営力を持って、将来を切り開き、国際的...
スガノ農機=渡邊信夫社長、茨城県稲敷郡美浦村間野天神台300=は、45馬力トラクタから使える軽量6本爪スタブルカルチ・スパイクローラー仕様を新発売した。最大の特長は一般的なクラスのトラクタで砕土性が高く作業の効率化が望めるスパイクローラーが使えるようになること。大型トラクタでなくても、このクラスでゴリゴリ引ける時代がやってきた。 スタブルカルチは、土壌との粗混和で微生物を活性化させて腐植を促進させ...
ケービーエル=東京都品川区=は、TMC CANCELA(ティーエムシーカンセラ)社の「ストーンクラッシャー」の輸入販売を行い、国内の農業に最適な機種として期待が高まっている。 同社が取り扱うストーンクラッシャーは、圃場、山間地、道路など土質・石質を選ばず使用が可能。深く、細かく納得できる作業性能があり、高強度鋼製のボディで軽量ながら驚きの耐久性を実現。【主な特長】①高速回転により石を削りながら破砕...
灘、伏見と並ぶ日本三大銘醸地と称えられた酒どころ「安芸西条(現在の東広島市西条町)」で1990年から毎年10月に行われる「酒まつり」は、例年約25万人が来場する一大イベントだ。 同地に本社を置く、サタケ=松本和久社長、東広島市西条西本町=は、この酒まつりの開催に併せて本社見学ツアーを開催する。 これは次世代型精米プラント「MILSTA(ミルスタ)」のプレゼンショーを体験し、日本酒の新たな可能性を切...