農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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業界動向

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2025/09/23

窒素固定のNキャッチ マメ科以外の作物にも  ファイトクローム

ファイトクロームの「Nキャッチ」は、植物に共生した後に大気中の窒素を葉から植物細胞内に取り込み、窒素肥料として有効利用する新しいバイオスティミュラント資材である。 エヌキャッチは、サトウキビから分離されたグルコンアセトバクター・ジアゾトロフィカス(Gd菌)という独自の微生物を製剤化したもの。Gd菌は根や茎、気孔を通じて植物体内に侵入し、葉緑体を含む細胞内で窒素を固定する。そして、植物が必要とすると...

窒素固定のNキャッチ マメ科以外の作物にも  ファイトクローム
2025/09/23

下水汚泥資源化を推進 日本下水汚泥資源化協会見学会・講演会等を実施 

一般社団法人日本下水汚泥資源化協会(東京都品川区)は、2023年10月に、下水汚泥資源化の普及と資源の品質の向上、利用促進に寄与することを目的に設立された。 「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に国連総会で採択されて以来、世界で下水汚泥の資源化が推進され、国内でも、2022年12月「食料安全保障強化政策大綱」において、2030年までに、下水汚泥資源・堆肥の肥料利用量を倍増し、肥料の使...

下水汚泥資源化を推進 日本下水汚泥資源化協会見学会・講演会等を実施 
2025/09/23

動噴作業から解放 フィールドワークスの畝間対応薬剤散布ロボ 

新潟県弥彦村の農事組合法人アグリさくらが、同じ新潟県内に拠点を持つフィールドワークス社のラジコン式畝間対応薬剤散布ロボット「ウネマキ」を導入した。人手不足が深刻化する農業においてスマート技術の導入は喫緊の課題。従来の除草剤散布と異なり、熟練の技術を必要せずラジコンで誰でも簡単に操作できる同機の登場は大きな可能性を感じさせた。

動噴作業から解放 フィールドワークスの畝間対応薬剤散布ロボ 
2025/09/23

農業食料工学会 開発特別賞の栄誉 クボタの無人自動運転コンバイン

クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=の無人自動運転コンバイン「アグリロボコンバインDRH1200A―A」が、農業食料工学会2025年度「開発特別賞」を受賞した。9月12日には、三重県津市の三重大学で表彰式が行われた。 「アグリロボコンバインDRH1200A―A」はAIによる画像認識とミリ波レーダーによる測定で周囲の人や障害物を検知し、人が搭乗しなくても目視での監視下、効率的に米や麦の収穫作業を自動...

農業食料工学会 開発特別賞の栄誉 クボタの無人自動運転コンバイン
2025/09/23

クボタ、自動運転水素燃料電池トラ  大阪・関西万博に登場 9月22日〜25日水素パークにコンセプトモデル

クボタ(北尾裕一社長、大阪市浪速区)は、大阪・関西万博会場内で9月22日〜25日に開催されるイベント「水素パーク!!」で、オートノマス(自動運転)水素燃料電池トラクタのコンセプトモデルを初披露した。農業分野が直面する脱炭素化と人手不足に対し、同社が培ってきた先進技術の投入で、次世代農機に求められる機能と価値を具体的な形で示した。 農業分野では、気候変動への対応として脱炭素が求められる一方、世界的に...

クボタ、自動運転水素燃料電池トラ  大阪・関西万博に登場 9月22日〜25日水素パークにコンセプトモデル
2025/09/23

ビジョンテック ドローン散布を支援 農薬散布スケジューラ

ビジョンテック(岡田周平代表取締役、茨城県つくば市)の提供する「散布の助」は、気象変化や資材高騰など、近年の農業現場が直面する課題に対応するために開発された「ドローン農薬散布支援スケジューラ」である。圃場適期ごとの防除適期を考慮し、効率的な散布スケジュールの立案と、実施、報告までをPCやスマホで簡単に行うことができる。 近年、夏の高温など急激な気象変化により、作物の生育時期が変化し、従来は発生しな...

ビジョンテック  ドローン散布を支援 農薬散布スケジューラ
2025/09/23

全国野菜園芸技術研究会 10月9・10日、長崎市で大会

全国野菜園芸技術研究会は10月9・10日、野菜生産者同士が交流し技術と経営を研鑽する第68回園芸技術研究会長崎大会を長崎県大村市の長崎インターナショナルホテルで開催する。 大会は、消費者・実需者に信頼される安全・安心で品質のよい野菜の安定生産を図り、自らの野菜園芸経営や産地を持続的なものにするため、全国の野菜生産者が一堂に会するもの。 全野研では、各地の野菜産地・野菜生産者の経営、後継者づくり、地...

全国野菜園芸技術研究会 10月9・10日、長崎市で大会
2025/09/16

九州沖縄土を考える会 雲仙市で秋期研修会 データに基づき土壌分析

九州沖縄土を考える会(牧野恭広会長)は、9月2日、3日の両日、長崎県雲仙市で秋期研修会を開催した。テーマは「土壌の本質をつかむ」。帯広畜産大学の谷昌幸教授と農研機構の前島勇治氏を講師に迎え、土壌断面調査を行い土壌分析について学んだ。初日は小浜町の藤本誠治氏の圃場で土壌断面調査と、室内での調査報告・講演を実施。2日目は乾田直播圃場の視察が行われた。実際の圃場を観察しながら、科学的データに基づき土づく...

九州沖縄土を考える会 雲仙市で秋期研修会 データに基づき土壌分析
2025/09/16

サタケ KOMECT×アグリノート 圃場データ入力を省力化 圃場名・品種・位置・面積が取り込める

サタケ=松本和久社長、広島県東広島市西条西本町2―30=が提供するライスセンター向け生産支援システム「KOMECT」は、9月2日からウォーターセル=渡辺拓也社長、新潟県新潟市中央区笹口2―13―11=の営農支援アプリ「アグリノート」と機能連携を開始する。KOMECTのシステムから連携機能を有効化すれば、アグリノートで管理されている圃場データ(圃場名/作付品種/圃場の位置情報/面積(a))を取り込む...

サタケ KOMECT×アグリノート 圃場データ入力を省力化 圃場名・品種・位置・面積が取り込める
2025/09/16

機構改革と人事異動 丸山製作所 

丸山製作所=内山剛治社長、東京都千代田区内神田3―4―15=は、機構改革及び人事異動を発表した。なお、12月18日付の異動については 2025年12月18日開催予定の定時株主総会に付議される予定で、株主総会での承認をもって正式決定となる。【機構改革(2025年10月1日付)】▽北海道支店と東北支店を統合し、北海道・東北支店とする▽生産本部に技術本部を設ける▽技術本部に技術部を設ける。【人事異動(2...

機構改革と人事異動 丸山製作所 
2025/09/16

GROUNDBREAKERS AWARD 起業家精神に富む クボタ× NEWS Picks農業生産者応援 

クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=はユーザベースが運営するソーシャル経済メディア「NewsPicks」と共同で、リスクを恐れずにチャレンジして新しい価値を生み出す行動力や、持続可能な農業を実現する経営力などの起業家精神に富んだ農業生産者を表彰する「GROUNDBREAKERS AWARD powered by KUBOTA」を初開催する。9月1日応募受付開始、翌年1月16日に都内で開催する同社の...

GROUNDBREAKERS AWARD 起業家精神に富む クボタ× NEWS Picks農業生産者応援 
2025/09/16

関東甲信クボタ  笠間サービスセンター誕生 販売店スタッフ参画

関東甲信クボタ(冠康夫社長)は、茨城県北に「笠間サービスセンター」をオープン。9月2日に竣工式を執り行った。大型農機などの点検整備を行う体制強化を図った中で特長的なのがスタッフに関東甲信クボタグループ筑波会が出向する形で参画すること。冠社長は「全国でも初の取り組み」と強調。地元販売店と一体となりサービス事業拡大を狙う。

関東甲信クボタ  笠間サービスセンター誕生 販売店スタッフ参画
2025/09/16

スマート農業研修in十勝 音更町  大規模畑作のスマ農 ロボトラ実演など現状共有

北海道大学スマート農業教育拠点及び音更町は、9月9日、「スマート農業研修in十勝 音更町」を開催した。今回、テーマを「大規模畑作に求められるスマート農業の現状と今後の展望」と設定。2部に分け、第1部は同町の三浦農場ほ場でスマート農機の実演会。ロボットトラクタとオートステアの有人トラクタの協調作業やロボットコンバインを披露した(協力:クボタ、北海道クボタ)。午後からの第2部では、クボタの飯田聡特別技...

スマート農業研修in十勝 音更町  大規模畑作のスマ農 ロボトラ実演など現状共有
2025/09/16

機械化協 農作業事故の撲滅へ 熱中症対策製品等を実証

日本農業機械化協会(菱沼義久会長)は、依然として高水準にある農作業事故を減少させるため、農水省の令和6年度「農作業安全総合対策推進」事業において、熱中症対策アイテムの性能試験や、農業機械の追突防止対策として、追突防止機器の視認性データ収集等を実施し、先ごろ結果報告書を取りまとめた。 報告書の主な内容をみると、最近の農作業死亡事故は熱中症を原因とするものが増加していることから、対策アイテムの性能試験...

機械化協 農作業事故の撲滅へ 熱中症対策製品等を実証
2025/08/26

変わる農業を実感 岩手県全国農機実演展示会

前日の秋田新幹線が止まるほどの東北地方の豪雨から一転、晴天に恵まれた岩手県滝沢市の岩手県産業文化センター(ツガワ未来館アピオ)で、第78回岩手県全国農業機械実演展示会が、8月21~23日、開催された。初日・2日目で約1万7000名が来場、3日間で約3万人の来場が見込まれている。 海外ブランド、大型農機も充実、若い担い手が熱心に機械やロボット技術などを見て回り、その光景は変わる農業を肌で感じさせた。...

変わる農業を実感 岩手県全国農機実演展示会
2025/08/26

エムファクトリーの農薬散布用ボート 従来の1/5の時間で散布

エムファクトリー=武藤吉喜社長、秋田県横手市樽見内柄内146=は、水稲用農薬散布ボート「ジライヤ」の普及拡大に力を注いでいる。 「ジライヤ」は、ドローンとは異なり、免許や特別な講習を必要とせず、誰でも直感的に操作できる点が最大の特長。ラジコン感覚で扱えるため、高齢の農家や女性の単独作業でも無理なく使用でき、効率も格段に向上。従来の背負式散布と比較して、作業時間はおよそ5分の1。10aの圃場であれば...

エムファクトリーの農薬散布用ボート 従来の1/5の時間で散布
2025/08/26

クボタ、KSAS会員向けに「クボタべっぴんふぁーむ」への農産物出品受付を開始

クボタ(北尾裕一社長、大阪市浪速区)は、8月19日、営農支援システム「KSAS(Kubota Smart Agri System、ケーサス)」を利用する農業生産者を対象に、クボタがグループ社員向けなどに運営する農産物の産直サイト「クボタべっぴんふぁーむ」で農産物の出品申請の受付を開始した。 KSAS会員向けのウェブサイト「KSASMarketplace」から申し込みが可能で、農業生産者の販路拡大を...

クボタ、KSAS会員向けに「クボタべっぴんふぁーむ」への農産物出品受付を開始
2025/08/26

クボタ TICAD Business Expo & Conference 出展 アフリカ農機事業に期待

クボタ(北尾裕一社長)は、8月20~22日にパシフィコ横浜で開催された「TICAD Business Expo & Conference(TBEC、主催:日本貿易振興機構、共済:アフリカビジネス協議会、後援:経済産業省、外務省)に出展。1980年代後半からアフリカへの販売を開始しており、製品・技術・サービスを通じて、アフリカ農業の発展ならびに食料増産に貢献することをPRした。 また、タイで製造して...

クボタ TICAD Business Expo & Conference 出展 アフリカ農機事業に期待
2025/08/26

新潟クボタ 吉田至夫氏が新名誉領事に モンゴルと絆深める

新潟クボタ=吉田丈夫社長、新潟市中央区鳥屋野331=の吉田至夫代表取締役会長が8月8日から新たに在新潟モンゴル国名誉領事としての任務を開始。駐日モンゴル国大使館において名誉領事の任務取次式が行われた。名誉領事としての活動を踏まえ、日モ両国の交流を一層強化し友好関係がさらに深まっていくよう取り組んでいく。【名誉領事館について(2025年8月8日からの内容・敬称略)】▽住所:新潟市中央区鳥屋野331番...

新潟クボタ 吉田至夫氏が新名誉領事に モンゴルと絆深める
2025/08/26

ヤンマーアグリ、西アフリカ農業機械化を推進 TICAD Business Expo & Conference 2025に出展、食料安全保障に貢献

ヤンマーアグリは、2025年8月20日から22日に開催された 「TICAD Business Expo & Conference」 に出展した。 また21日には、アフリカ農業の未来をテーマにしたパネルディスカッション 「西アフリカにおける農業機械化の推進」 を実施した。 冒頭で、ヤンマーアグリの所司ケマル社長は次のように述べた。 「人口増加と食料安全保障の観点から、アフリカ各国ではコメ増産プロジェ...

ヤンマーアグリ、西アフリカ農業機械化を推進  TICAD Business Expo & Conference 2025に出展、食料安全保障に貢献
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