60周年、未来へ挑戦 “あったら良いな”を形に フジ鋼業
1965年3月、兵庫県三木市で「藤井機械工業」として産声を上げたフジ鋼業が、本年で創立60周年を迎えた。オーダーメイドの工作機械製造から事業を始め、時代の要請に応えながら『青鬼』などのヒット商品を生む草刈刃メーカーへと成長。近年は防災事業にも進出し、止水板という新たな商品展開で、社会の安心へと繋がる事業に挑戦している。職人の父、商売人の兄からバトンを受け継いだ3代目の藤井健吾社長(56歳)に、これまでの歩みと未来の展望について話しを聞いた。