農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 北海道森林・林業・環境機械展示実演会 9月8・9日、当別町道民の森で

北海道森林・林業・環境機械展示実演会 9月8・9日、当別町道民の森で

北海道森林・林業・環境機械展示実演会 9月8・9日、当別町道民の森で
8年ぶりの「北海道森林・林業・環境機械展示実演会」の開催までまもなくだ。北海道林業機械化協会(三津橋央会長)主催で9月8・9日の2日間(各日とも10時~15時)、当別町の道民の森(青山中央地区)で開催される。後援は北海道、当別町。
 今回は機械メーカー15社、スマート林業関係メーカー18社の合計33社と過去最多の出展社が、林業の省力・効率化につながる技術・機械・資材のほか、堅調な需要の木質バイオマスに不可欠なチッパーといった各種最新技術・機械・資材を展示。更に、その名の通り、「実演」が多数行われるのも今回の展示会の特徴となっている。具体的な実演スケジュールは(コマ割り図も含め)本紙4面で紹介しているが、会期中のオープンからクローズまでみっちりと実演が行われる予定だ。本紙各メーカー記事においても見どころ等を紹介している。事前に計画を立て、効率的に見て回らないと、見たいものがみれないほど。ぜひ参考にしてほしい。
 なお、会場では、前述の通り、実際の作業現場に近い状態の実演が行われることから、実演を見学する際には、安全のため、ヘルメットの着用及び担当者の指示に従ってほしい(ヘルメットは各自持参のこと)。また、当日の天候によっては、足場が悪い場合もあるため、長靴等の用意をオススメしたい。 
     ◇
 「儲かる林業」の実現に向けては、如何に省力かつ効率的に作業を進めるかが大きなポイントの一つだ。また、「持続性」という視点では、「伐って・使って・植えて・育てる」というサイクルをしっかりと回していく必要がある。その際にネックとなるのが、造林作業だ。本紙6面でも紹介している通り、近年は植栽や下草刈りなどの作業についても、高性能な機械が登場している。今回の展示会でも展示・実演が行われる。
 加えて、労働安全衛生という視点からも高性能林業機械の重要性は高い。安心して働ける職場環境づくりは、労働者確保の面でも必須だ。
 また、引き続き堅調なのが、木質バイオマス用途だ。特に燃料材は直近10年で約10倍にまで利用量が伸びている。燃料材の生産のために欠かせないチップを作成するチッパーも今回の展示会で多く出展される予定となっている。
 今回の展示実演会では、本紙4面で掲載しているコマ割りの通り、フォワーダを走行させる作業道やドローンの飛行実演エリア、伐採実演など現場さながらに機械が動く様子をみることができる。ぜひ今後の参考としてほしい。

関連記事

山本製作所、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を発表|穀物搬送の効率化と多用途対応を実現

山本製作所、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を発表|穀物搬送の効率化と多用途対応を実現

トヨタ自動車、農業WEEKでスマート土づくり技術を紹介|土壌センサーによるリアルタイム分析で施肥最適化

新宮商行、ポンセ社創業55周年記念パーティーを開催|林業機械の未来と企業理念を共有

新宮商行、ポンセ社創業55周年記念パーティーを開催|林業機械の未来と企業理念を共有

日本伐木チャンピオンシップ(JLC)鳥取大会にて、ECHO CS7330Pが注目のチェンソーとして活躍

日本伐木チャンピオンシップ(JLC)鳥取大会にて、ECHO CS7330Pが注目のチェンソーとして活躍