やまびこジャパンが「造園緑化機械展示会2025」を開催!最新バッテリー製品やエンジンチェンソーを披露
話題の新製品展示
エンジン製品も注目集まる
展示した新製品の50Vバッテリーローンモア
やまびこジャパン=水嶋伸介社長、東京都青梅市末広町1―7―2=は1月24・25日、やまびこ本社の特設会場で「造園緑化機械展示会2025」を開催した。エコーエンジンチェンソー「CS7330P」をはじめ、人気のラジコン製品を含む草刈り機製品を強化。新発売したバッテリー製品も披露し、初日から多くの来場者で賑わい活況を呈していた。
今回のテーマは「プロのユーザーに納得してもらえる展示会」。500点以上の緑地管理機械を展示し、来場者が実演や試乗をより楽しめるレイアウトに刷新。会場中央にはバッテリーツールの新製品を展示し、その横ではラジコン草刈機やロボット製品のデモを実施。都市整備やモノづくりに活躍する新ダイワの産業機械を含む多くの製品で〝見て・触って・体験できる〟機会を提供。2日間で500人を超える来場者が訪れ、コロナ禍以前の展示会を上回る活況を見せた。
農林東日本営業部の蛭間俊彦部長は、「エンジンチェンソー『CS7330P』は、伐木技術を競う日本伐木チャンピオンシップ(JLC)で活躍している今井陽樹選手・横山大蔵選手にアンバサダーとしてPRしてもらっていることもあり注目度は高い。昨今、環境負荷低減の観点からバッテリー製品にも注力しているが、作業性でエンジン製品も必要とされていることから、やまびこではエンジンでの環境負荷低減を目指した開発を進めている。また、ゴルフ場などでの人手不足解消や省人化、低コスト化に貢献するエコーロボット芝刈機の普及を目指しており、ゴルフ業界の関係者にも多くご来場いただいて関心の高さを感じている」と語った。
会場には、ライトユーザー向け36Vバッテリーツールから新登場する手鋸感覚で気軽に使えるエコーバッテリーハンディソー「BGHS310」をいち早く披露。プロ向け50Vツールからも新製品のバッテリーローンモア「BLM510V/2E」を展示して注目を集めていた。
需要を伸ばしているラジコン草刈機では「RCM600」を筆頭にハンマーナイフモアを含む取扱い全モデルを勢揃いさせ、ロボット芝刈機はゴルフボール集球機と共に実演を行うなど、多彩な製品を展示実演した。
エンジン製品も豊富に展示され、中でも注目を集めたのが低振動性と再加速性の良さで好評のAVS機構搭載刈払機。今年21㎤クラスを新発売し、会場では23㎤・26㎤モデルと共に展示。同製品はユーザー側だけでなく販売店側からも〝特長がある製品なので売りやすい〟と高い評価を得ており、多くの来場者が展示機を前に足を止めていた。
今年登場したエコー36Vバッテリーブロワを購入した羽村市公園等指定管理者のウイングパーク(東京都羽村市)の管理責任者は、「施設管理を行っている場所はかなりの数があり、作業していても疲れない製品を探していた。特に落ち葉の量が大量なので、ちょうど良い軽さとパワーが気に入ったので購入した。エコーブランドは作業者ファーストで開発されていると感じていて、疲労度の軽減に力を入れている点や、オレンジ色がカッコイイのも気に入っている」と満足気に話していた。