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2024年日本の農業機械輸出入実績|トラクタは1930億円  75‌kW超130‌kW以下10%増

トラクター輸出が減少傾向も 75‌kW超130‌kW以下は10%増

 日本農業機械工業会(増田長盛会長)は1月31日、令和6年通期の農業機械輸出入実績をまとめた。
 輸出額は対前年比2%減の2849億5557万円となった。このうち、農業用トラクタは合計が同3・3%減の1930億4935万円。馬力帯別では、18‌kW以下は同57・4%増の168億31万円、75‌kW超130‌kW以下が同10・8%増の362億6690万円など増加した馬力帯がある一方、37‌kW超75‌kW以下が同3・6%減の1048億1028万円など減少する馬力帯もあり、合計では減少した。
 防除用農機は動力噴霧器が同16・2%増の6億908万円となった。
 収穫調製用機械については、芝生刈込機が同2・4%増の146億9076万円、刈払機が同14・2%増の130億6837万円、草刈機が同25・1%増の23億8969万円、コンバインが同16・2%増の158億8853万円、果実・野菜等の洗浄用選別用等機械が同60・4%増の26億7645万円などで増加。その結果、合計では同4・3%増の647億7979万円となった。
 食糧加工農機は合計が同12・3%増の12億4744万円。種穀物の洗浄用選別用等機械が同11%増の4億2640万円、その他の穀物加工用機械が同116・3%増の3億4768万円などと増加した。
 一方、令和6年通期の輸入額は同10・3%減の846億8158万円。うち、農業用トラクタは同6・5%減の227億3145万円。130‌kW超が同15・7%増の85億5818万円などとなっている。

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