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生葉収量10%増493㎏ 令和6年産 一番茶摘採面積は2万3500‌ha 

農水省は8月16日、令和6年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)を公表した。
 主産県の摘採面積は前年産比300ha(1%)減の2万3500ha、10aあたり生葉収量は同10%上回る493㎏となった。これは概ね天候に恵まれ、生育が順調に推移したため。この結果、主産県の生葉収穫量は同9300t(9%)増の11万5900t、荒茶生産量は同1300t(6%)増の2万2300tとなった。
 都道府県別で荒茶の生産量をみると、静岡がトップで同10%増の1万tと全体の45%を占める。摘採面積は同2%減の1万1600ha、10aあたり生葉収量は同15%上回る442㎏。次いで多かったのは鹿児島で前年並みの8450tで全体の38%を占める。摘採面積は前年並みの7790ha、10aあたり生葉収量は同2%上昇し576㎏などとなっている。このほか、三重の荒茶生産量は同8%増の2120t、京都は同19%増の1320t、埼玉は同5%増の450tとなっている。
 なお、10aあたり生葉収量を直近10年の経年でみると、もっとも高かったのが今回の493㎏。次いで一昨年(令和4年)の475㎏、平成30年の472㎏などとなっている。

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