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作業受託料が上昇 令和5年基幹3作業とも2年連続で 

全国農業会議所はこのほど、令和5年の農作業料金・農業労賃に関する調査結果を公表した。
 水稲の基幹3作業(耕起から代かき、機械田植(苗代金別)、機械刈取(コンバイン)の農作業受託料金は、個人農家、生産組織とも2年連続で増加する結果となった。
 個人農家の「耕起から代かきまで」は前年比1・7%上昇の1万5918円、「機械田植」同1・8%上昇の8087円、「機械刈取」同1・7%上昇の1万8444円。
 一方、生産組織(個人農家からなる任意組織農業法人、農協等)については「耕起から代かきまで」が同2・6%上昇の1万7455円、「機械田植」は同1・9%上昇の8675円、「機械刈取」は同0・7%上昇の1万9403円となった。
 個人農家の農作業受託料金を地域ブロック別にみると、耕起、代かき、機械田植、機械刈取、乾燥・調製は近畿が、育苗(稚苗)は中国が、防除は四国が、それぞれ最も高くなっている。なお、農業臨時雇賃金の一日あたり支払総額は上昇傾向。

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