IPM成績検討会 ゴーヤ、イチゴで現地実証
(一社)全国農業改良普及支援協会(岩元明久会長)は6日、「IPM実証調査成績検討会」を都内の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。令和3年度に実施したIPM実証調査について、沖縄県からゴーヤ1例、佐賀県、奈良県からイチゴ3例が報告された。また、イチゴの規模拡大とIPM推進事例の紹介や、メーカーの情報提供等も行われた。 沖縄県南部農業改良普及センターは、沖縄県糸満市でゴーヤの重要害虫とされる...
(一社)全国農業改良普及支援協会(岩元明久会長)は6日、「IPM実証調査成績検討会」を都内の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。令和3年度に実施したIPM実証調査について、沖縄県からゴーヤ1例、佐賀県、奈良県からイチゴ3例が報告された。また、イチゴの規模拡大とIPM推進事例の紹介や、メーカーの情報提供等も行われた。 沖縄県南部農業改良普及センターは、沖縄県糸満市でゴーヤの重要害虫とされる...
農水省は10日、「令和4年度病害虫発生予報第6号」を発表した。水稲では斑点米カメムシ類の発生が、北海道、東北、北陸、東海、近畿、中国及び四国の一部地域で多くなると予想され、15道府県から延べ18件の注意報が発表されている。野菜では、オオタバコガの発生が関東、東海、北陸、近畿、中国、四国及び九州の一部地域で多くなる。 果樹では果樹カメムシ類の発生が南東北、関東、東海、近畿、中国、四国及び北九州の一部...
農水省は4月13日、「令和4年度病害虫発生予報第1号」を発表した。 野菜類では、たまねぎのべと病の発生が近畿、中国、四国および北九州の一部地域で多くなると予想されている。圃場を見回り、り病株の抜き取りを実施するとともに都道府県から発表される発生予察情報等を参考に薬剤防除を的確に実施する。 果樹・茶では、病害虫防除を効率的かつ効果的に実施するため、春期の病害虫の発生を抑制することが重要。感染落葉やり...
熊本県病害虫防除所は11月12日、特殊報を発表し、10月に県内の一部トマト施設栽培圃場でトマトキバガを発見したことを明らかにした。本種が報告されたのは国内では初。 トマトキバガは、幼虫が果実に侵入して食害するなど、品質を著しく低下させるため注意が必要だ。トマトやナス、バレイショなどのナス科植物が主要な寄主植物。また海外ではピレスロイド系やジアミド系などの殺虫剤に対する抵抗性を獲得した個体群の発生も...
農水省はこのほど、令和3年度病害虫発生予報第4号を発表した。トビイロウンカは、東海以西を中心に多発生となった昨年と同様に、本年も、東海以西で昨年よりも早い時期から本虫の誘殺が確認されており、三重県、奈良県、長崎県から注意報が発表されている。今後の気象条件の推移によっては、昨年同様に発生が拡大することが懸念される。【水稲】稲こうじ病は北海道で「多い」、北陸で「やや多い」。イネミズゾウムシは南関東、東...
農水省はこのほど、令和3年度病害虫予報第2号を発表した。麦類では、うどんこ病の発生が東海及び近畿の一部の地域で多くなると予想されている。野菜類では、たまねぎべと病の発生が近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想されている。果樹では、なしの黒星病の発生が北関東、中国及び北九州の一部の地域で多くなると予想されている。このほか、もものせん孔細菌病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので...