施設ミカン、ブドウ W天防除の作業手順書 農研機構
農研機構が代表機関となるコンソーシアムが、ブドウおよびミカンの施設栽培用の天敵を主体とした果樹のハダニ類防除体系標準手順書をウェブサイトで公開した。 本防除体系は、土着天敵と天敵製剤の2つの天敵利用技術を適宜に組み合わせて使用する〈w天〉。高温乾燥条件下で多発しやすいハダニは、施設栽培において特に防除が難しく、持続性や労力軽減の観点から新しい防除技術が求められている。〈w天〉防除体系は施設栽培にも...
農研機構が代表機関となるコンソーシアムが、ブドウおよびミカンの施設栽培用の天敵を主体とした果樹のハダニ類防除体系標準手順書をウェブサイトで公開した。 本防除体系は、土着天敵と天敵製剤の2つの天敵利用技術を適宜に組み合わせて使用する〈w天〉。高温乾燥条件下で多発しやすいハダニは、施設栽培において特に防除が難しく、持続性や労力軽減の観点から新しい防除技術が求められている。〈w天〉防除体系は施設栽培にも...
(一社)全国農業改良普及支援協会(岩元明久会長)は6日、「IPM実証調査成績検討会」を都内の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。令和3年度に実施したIPM実証調査について、沖縄県からゴーヤ1例、佐賀県、奈良県からイチゴ3例が報告された。また、イチゴの規模拡大とIPM推進事例の紹介や、メーカーの情報提供等も行われた。 沖縄県南部農業改良普及センターは、沖縄県糸満市でゴーヤの重要害虫とされる...
(一社)全国農業改良普及支援協会は8月30日、法政大学小金井キャンパスで「第1回IPMアドバイザー講習会」を開催した。IPM技術指導に携わる都道府県・市町村のほか、農薬取扱会社、農業資機材メーカーの社員などが参加し、IPM概論や技術概要、IPM技術(土壌病害虫、地上部病害、害虫の生物的防除)などを学び、実習の後、認定試験を行った。 冒頭、岩元会長が挨拶し、「IPM技術が浸透しつつある一方で、指導技...
「IPMアドバイザー講習会」が東京、福岡、京都で開催される。農業の持続的発展には、総合的病害虫管理(IPM)の取組みが重要となっている。IPMの指導者には、各種防除技術の中から適切かつコスト面で普及性のある資機材による防除体系を提案することが必要だ。講習は、「IPMアドバイザー」として資格認定するために、講習会及び認定試験を実施する。 受講対象者は、IPM技術指導に携わる都道府県・市町村・関係団体...