堆肥の少量散布等可 牽引式マルチスプレッダ デリカ
デリカ(金子孝彦社長)は、土づくりに役立つ堆肥散布機のシリーズ化を図っており、各種肥料・堆肥の少量散布などマルチに活躍する新型の牽引式マルチスプレッダ「DMS―1105WS」を4月から新発売。注目を集めている。最大積載質量は1t。15~30馬力のトラクタで使用でき、「くるくるターン」仕様で、狭い場所でも楽に作業できる。 デリカ=長野県松本市大字和田5511―11=は、「有機農業と、未来へ。」をキャ...
デリカ(金子孝彦社長)は、土づくりに役立つ堆肥散布機のシリーズ化を図っており、各種肥料・堆肥の少量散布などマルチに活躍する新型の牽引式マルチスプレッダ「DMS―1105WS」を4月から新発売。注目を集めている。最大積載質量は1t。15~30馬力のトラクタで使用でき、「くるくるターン」仕様で、狭い場所でも楽に作業できる。 デリカ=長野県松本市大字和田5511―11=は、「有機農業と、未来へ。」をキャ...
デリカ(金子孝彦社長)は、土づくりに役立つ堆肥散布機のシリーズ化を図っており、ユーザーから「適量均一散布が可能になる」と高い評価を獲得している。1~2tの堆肥を撒けるマニアスプレッダが主流だが派生する小型の改良モデルがコロナ対策の経営継続補助金で需要が上向いた。堆肥はもちろん土壌改良材などの少量散布もできるマルチスプレッダも好調だ。
デリカ=金子孝彦社長、長野県松本市大字和田5511―11=は、1953年創業以来、農業の生産性を改善するため農業機械を中心に多様な製品を提供し続けている。そして「有機農業と、未来へ。」をキャッチフレーズに、主力製品のマニアスプレッダ(堆肥散布機)の拡販や、土づくりに役立つ肥料散布機のシリーズ化を図っており、ユーザーから「適量均一散布が可能になる」と高い評価を獲得している。
デリカ(金子孝彦社長)は、今回の肥料取締法の改正により、既存の混合堆肥複合肥料や新設される指定混合肥料の普及拡大が見込まれることから、これらを散布するのに適した新型肥料散布機の開発を行っており、このほど試作機での検討会を行った。当日は肥料メーカー、全農の担当者も参加し、試作肥料の散布とサンプル採取を行ったところ結果は上々だった。