10月10日・11日に北海道苫小牧市内で行われた「2021森林・林業・環境機械展示実演会」の住友建機ブースでは、日産の電気自動車「リーフ」からブース内で使用する電気を供給。来場者だけでなく出展企業からも関心を集めていた。 これは帯広日産自動車(北海道帯広市大通南29丁目2)が同社ブースのカーボン・ニュートラル実現のために提案して実施。世界初の量産電気自動車である日産リーフはガソリンを使用せずにリチ...
国内初の大型バイオマス用チッパーを販売した緑産=神奈川県相模原市=は今春発売した汎用木質プロセッサー「アクスター6210型」のデモを実施。時間当たりの処理能力最大310㎥を誇るその速さを見せつけた。
諸岡=茨城県竜ケ崎市=は、機械展示エリア、破砕・デモンストレーションエリア、試乗・走行デモンストレーションエリアの3つに分け、フォワーダなどの最新機種やICTやIoT技術を搭載した開発機を展示。先陣を切ってデモを行ったのが今年発売した自走式横投入型木材破砕機「MRC―3000」だ。
松本システムエンジニアリング=福岡県糟屋郡篠栗町=は、新製品ロングアーム伐倒機「ブラキオEX」を初披露した。 アタッチメント感覚で建機のアーム先端に取り付けるだけでロングアーム機となるのがポイント。2.5mのストロークで建機中心から最長12m先の立木を伐倒ができる。
林業現場の「見える化」と安全性向上をテーマにした日立建機日本=埼玉県草加市=は、新型機「FL135USLテレブーム仕様機」を披露した。
日本キャタピラー=東京都中野区=は13tクラス新型油圧ショベルCat313、315林業仕様機を紹介。その315にKETOの次世代ハイブリッドハーベスタプロセッサKARATEシリーズ待望の第2弾KETO―150Pを装着してデモを行った。
双日マシナリー=東京都千代田区=は、KETOの次世代ハイブリッドハーベスタプロセッサ「150―KARATE P」と全旋回ローテータの新製品を披露した。
ヒノキやアカマツ、など手強い枝ほど強力な送材力を発揮するケスラ社製ストロークハーベスタを装着してデモを行ったのが、住友建機=東京都品川区=が今年発売した最新モデル「SH75X―7ハーベスタ仕様機」だ。
コベルコ建機=東京都品川区=は、この夏フルモデルチェンジした新型13tクラス林業ベースマシン「SK135SR―7F」を初披露した。抜群の低燃費に加えてアタッチメントの能力を最大限発揮するために林業に特化した新規エンジン制御の採用でハーベスタ・プロセッサ等の先端アタッチメントへの最大流量188ℓを実現。実演では松本システムエンジニアリングのハーベスタヘッド・トリケラを装着して造材デモを実施した。
オカダアイヨン=大阪府大阪市=は、グループ企業の南星機械(熊本県菊池市)と共に、林業向け新型アタッチメントを披露。中でも注目を集めたのがオカダアイヨンが新発売した「フェラーバンチャハイブリッドバケット」だ。
ウエスト興業八頭=鳥取県鳥取市=の最新機種アームウインチ「まーたん」が、道内の事業者から〝面白い機械〟と注目されていた。
イワフジ工業=岩手県奥州市=のブースでは、架線式グラップルと油圧集材機からなる「遠隔式架線式グラップル集材システム」の10分の1スケール模型展示が来場者の注目を集めていた。
建設機械・重機レンタルのアクティオ=東京都中央区=は、街路樹を切断後に残った切り株をくりぬく新たなオリジナル製品、「根こそぎ切るソー」を展示した。
林業機械化協会(島田泰助会長)及び北海道が主催する「2021森林・林業・環境機械展示実演会」が10月10・11日の2日間、苫小牧市の苫小牧東部地域で開かれた。当日は68社が出展、天候にはあまり恵まれなかったものの2日間合計で約3000人が来場し、各社イチオシの製品や技術などを視察した。
第44回全国育樹祭記念行事の「2021森林・林業・環境機械展示実演会」が10月10・11日、北海道苫小牧市の苫小牧東部地域(苫小牧市字柏原6―187)で開かれる。同展示会は、昨年新型コロナウイルス感染症拡大の影響で第44回全国育樹祭が延期となったことを受け、延期。今年は2年ぶりの開催となる。
第44回全国育樹祭記念行事として「2021森林・林業・環境機械展示実演会」が10月10日㈰・11日㈪の2日間、北海道苫小牧市の苫小牧東部地域で開催される。主催は北海道及び林業機械化協会(島田泰助会長)。新型コロナ禍により2年ぶりの開催。会場では、最先端の高性能林業機械や各種在来型林業機械など幅広い製品・技術が紹介される。