平年収量は536㎏ 北海道、茨城で増加傾向 水稲作柄委員会
令和5年産の米づくりが全国でスタートしている。まだ始まったばかりで今年の見通しはたたないが、豊かな出来秋を迎えられるよう祈りたい。 令和5年産水稲に関しては、農水省が3月15日、水稲の作柄に関する委員会を開催、令和4年産水稲の作柄について共有したほか、令和5年産の10aあたり平年収量を決めた。10aあたり平年収量は、その年の気象の推移や被害の発生状況等を平年並みと仮定した上で実収量の趨勢を基に作成...
令和5年産の米づくりが全国でスタートしている。まだ始まったばかりで今年の見通しはたたないが、豊かな出来秋を迎えられるよう祈りたい。 令和5年産水稲に関しては、農水省が3月15日、水稲の作柄に関する委員会を開催、令和4年産水稲の作柄について共有したほか、令和5年産の10aあたり平年収量を決めた。10aあたり平年収量は、その年の気象の推移や被害の発生状況等を平年並みと仮定した上で実収量の趨勢を基に作成...
農水省は1月25日、米産業活性化のための意見交換を開催、情報共有などを行った(本紙既報)。 現在の状況と今後の見込みについて、川上側からは「4年産米が値上がりしていると報道されているが、値上がりの実感はない。5年産の契約交渉においても値下げ圧は強い。コロナ禍でも5年間価格を変えずに取引くださる実需もいるので今後も大事にしたい」(㈲フクハラファーム代表取締役・福原悠平氏)、「4年産の集荷状況はよくな...
農水省は1月31日、令和4年産米の農産物検査結果(令和4年12月31日現在、速報値)を明らかにした。 検査数量は、水稲うるち玄米は387万8900tで11月30日現在と比べ17万4500t増加。また、水稲もち玄米は18万3000tで同1万3100t、醸造用玄米は7万3400tで同3100t増加している。なお、水稲うるち玄米の検査数量には、4年産から実施された機械鑑定による200tを含み、3年産の検...
農水省は、7月27日、水田における作付意向について、令和4年産米の第3回(6月末時点)中間的取組状況をまとめた。 3年産実績との比較による各都道府県の主食用米の作付意向は、減少傾向が前回調査(4月末時点)から3県増え40県に、一方、前年並みが7県となった。減少傾向の内訳を見ると、1~3%程度減少が22県、3~5%程度減少が15県、5%超減少が3県となっている。 この結果をもとに、全国の主食用米の作...
農水省はこのほど、令和3年産米の相対取引価格・数量(令和3年12月)について取りまとめた。 それによると、令和3年産米の令和3年12月の相対取引価格は、全銘柄平均で対前年比13%下落の玄米60㎏当たり(以下同)1万2973円、出回りからの年産平均価格は前年産比1489円下落の1万3033円となったところ。相対取引数量は、全銘柄合計17万tとなっている。 一方、産地銘柄別の相対取引価格をみると、最も...