輸出・米粉拡大に尽力 農村・産業施策連携し推進 衆議院予算委員会で野村農相
1月末からスタートした通常国会。そのなかでも2月6日の衆議院予算委員会では、野党側委員から農政全般についての質疑が行われた。 このうち、立憲民主党の野間健氏からは岸田首相の施政方針演説において農業への言及が少なかったことについて「1万1000字超ある演説のなかで120字程度と過去20年で最も少ない言及だった。例えば2018年の安倍首相(当時)の時は約1万1000字余のうち、1200字と1割程度の言...
1月末からスタートした通常国会。そのなかでも2月6日の衆議院予算委員会では、野党側委員から農政全般についての質疑が行われた。 このうち、立憲民主党の野間健氏からは岸田首相の施政方針演説において農業への言及が少なかったことについて「1万1000字超ある演説のなかで120字程度と過去20年で最も少ない言及だった。例えば2018年の安倍首相(当時)の時は約1万1000字余のうち、1200字と1割程度の言...
世界的な人口増や昨今のウクライナ情勢などの影響を受け、世界的な穀物価格が上昇している。特に小麦については関連商品の値上がりが顕著になっている。アメリカ農務省が公表した4月の穀物需給見通しによると、2021~22年度の小麦の世界の期末在庫が2億7849万tと5年ぶりの低水準となるとした。なお、他の主要穀物については、トウモロコシは450万t増の3億550万t、大豆は40万t減の8960万tなどとして...
ロシアによるウクライナ侵攻の影響から国際的に小麦の相場が高騰、アメリカ・シカゴの先物取引市場では、3月初旬に1ブッシェルあたり13ドルを超えた。その後、10ドル台に落ち着いたが、侵攻前8ドル台だったことから依然として高値が続いている。わが国においても4月以降の輸入小麦の政府売渡価格が対前期比で17・3%上昇、これを受け様々な小麦製品も値上がりしており、小麦の安定供給に懸念が広がっている。 こうした...
ロシアによるウクライナ侵攻の影響から国際的に小麦の相場が高騰、アメリカ・シカゴの先物取引市場では、3月初旬に1ブッシェルあたり13ドルを超えた。その後、10ドル台に落ち着いたが、侵攻前8ドル台だったことから依然として高値が続いている。わが国においても4月以降の輸入小麦の政府売渡価格が対前期比で17・3%上昇、これを受け様々な小麦製品も値上がりしており、小麦の安定供給に懸念が広がっている。 こうした...
粉体機器メーカーの西村機械製作所=大阪府八尾市松山町2―6―9=は12月10日、「第1回米粉まつり」を開催した。米価の下落や消費者の米離れなど国産米を取り巻く状況が厳しさを増す中、米粉を通した米の用途拡大を目指し、全社挙げて初めて取り組んだ。 イベントは今年10月に完成した新社屋で開かれ、岡山や島根、熊本など各地から食品加工会社や生産農家、精米会社など12組が参加。初めに西村社長が「20年以上前か...
サタケ=松本和久社長、広島県東広島市=は、同社が開発し特許出願した米粉パン製造法(登録商標「ふっくら米食」)の仮通常実施権および製造ノウハウの使用権などの許諾契約を日の本穀粉=黒田昇社長、栃木県小山市=と締結した。日の本穀粉は、21年度内に「ふっくら米食」のミックス米粉を米粉パン製造販売店や給食受託製造業者などに販売する計画だ。