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作付け転換4.3万haに 6月末 作付意向4年産目標達成見込み

農水省は、7月27日、水田における作付意向について、令和4年産米の第3回(6月末時点)中間的取組状況をまとめた。
 3年産実績との比較による各都道府県の主食用米の作付意向は、減少傾向が前回調査(4月末時点)から3県増え40県に、一方、前年並みが7県となった。減少傾向の内訳を見ると、1~3%程度減少が22県、3~5%程度減少が15県、5%超減少が3県となっている。
 この結果をもとに、全国の主食用米の作付面積を試算すると約4・3万ha減少する見込みであり、農水省で作付転換が必要だとして設定した目標3・9万haを達成する見込みとなった。
 一方、戦略作物については、加工用米は増加傾向としたのが18県、前年並みが3県、減少傾向が23県。新市場開拓用米(輸出用米等)は増加傾向が24県、前年並み5県、減少傾向10県。
 米粉用米は増加傾向27県、前年並み9県、減少傾向9県。飼料用米は増加傾向45県、前年並み1県、減少傾向はなかった。WCS用稲(稲発酵粗飼料用稲)は増加傾向42県、前年並み3県、減少傾向はなし。また、麦は増加傾向26県、前年並み6県、減少傾向13県。大豆は増加傾向31県、前年並み4県、減少傾向10県。

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