このシリーズ初の社長の登場。地元の森林資源を活かした素材生産と八代港を起点とする丸太輸出に情熱を傾ける志水正文社長(43歳)だ。トラックドライバーから林業の世界に転身して桧丸㈱=熊本県八代市千丁町吉王丸1127―1=を起業。同い年の3名と22歳、28歳の合計5名の従業員を抱え、事業を軌道に乗せている。「ただ、ここまでの道のりは平坦ではなく、いろいろな方にお世話になったので感謝することばかり。この世...
手持ちのグラップルで掴ませて使用するレーキや簡易ウインチ、ワイヤーロープ、キャリア用滑り止め特殊チェンといったオリジナル商品を販売している澄川工作所=北海道北広島市大曲工業団地1―3―6=は、こうした自社製品を住友建機ブースなどで展示すると共に、重機操作のトレーニングができる「VRグラップルシミュレータ」を出展する。
森林資源の把握は調査に人手と日数がかかる大変な作業。こうした作業について航空レーザ計測を活用して高精度な森林資源及び地形・地理情報を提供しているのがアジア航測=小川紀一朗社長、東京都新宿区西新宿6―14―1=だ。同社が目指す林業ICTは利益率の増大。航空レーザ計測による高精度・高分解能の森林資源及び地形・地理情報を提供することで川中・川下の注文に応える素材生産を実現。より収益性の高い林業実現に向け...
わが国の森林・林業の現状を、統計からみていきたい。 農水省が公表した農林水産統計によると、令和元年林業産出額は、国産材の生産量は増加したものの、きのこ類の生産量が減少したこと等から、前年に比べ44億円減少し、4976億円(対前年増減率0・9%減少)となった。
日本伐木チャンピオンシップ実行委員会(事務局:全国森林組合連合会)は、2022年5月21・22日に青森県青森市のモヤヒルズで開く第4回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)の出場選手募集を開始した。 今大会も3つのクラスに分けられている。1つはジュニアクラス。2021年12月31日の時点で24歳未満の人が対象。レディースクラスはジュニアクラス以外の女性が対象。プロフェッショナルクラスはこれらの条件の...
林業経営体は減少傾向で推移しながらも、素材生産量は増加傾向で推移。木材自給率も37・8%にまで上昇した。一方で林業経営体の経営状況をみると、林業単体ではほとんど利益が出ておらず、いかに「儲かる林業」へと転換するかが大きな課題となっている。そうしたなか、先ごろ閣議決定された令和2年度の森林・林業白書では特集として「森林を活かす持続的な林業経営」をテーマに現状や今後の林業経営の可能性を紹介、林業経営の...
チェンソーや刈払機など農林業機械の販売で知られる美津吉商事㈱=西川武社長、岡山県津山市一方194=は、同社の創業60周年を契機に農林業機械や電動工具などを豊富に展示した「森のプロショップミツヨシ」を3月27日にオープンした。 新しい店舗には新ダイワ・共立やマキタなどのブランド製品を始め、補用パーツや作業ウェアなどの関連アクセサリーも充実した構成となっている。 オープンにあたり西川社長は「弊社60年...