農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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林業

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2023/02/14

林業展11月12・13日に 茨城県・笠松運動公園で

茨城県はこのほど、令和5年の育樹祭の日程の詳細を決定、併催行事の森林・林業・環境機械展示実演会については、11月12日㈰・13日㈪の2日間、茨城県ひたちなか市の茨城県笠松運動公園で開催されることを明らかにした。そのほか、育樹祭と関連行事の日程は次の通り。【育樹祭】▽お手入れ行事=11月11日(茨城県水郷県民の森(潮来市))▽式典行事=11月12日(アダストリアみとアリーナ(水戸市))。【併催・記念...

林業展11月12・13日に 茨城県・笠松運動公園で
2022/10/25

目指せ林業プロ 我が社のホープ 大分で得た林業生活 国東森林組合の室橋春樹さん

来月13・14日に別府市内で林業機械展が開催される大分県。今回訪ねたのは、その大分県の北東部に位置し、神仏習合の色濃い〝六郷満山〟と呼ばれた日本独特の仏教文化が栄えた国東半島の森林整備を行っている国東森林組合=林 孝代表理事組合長、大分県国東市国東町小原4423―1=で6年目の室橋春樹さん(48歳)だ。神奈川県鎌倉市から移住して林業の世界に。「やっと現場の流れが掴めてきた感じ。まだまだ覚えることが...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 大分で得た林業生活 国東森林組合の室橋春樹さん
2021/12/20

【目指せ林業プロ 我が社のホープー⑨ー】桧丸の志水正文社長

このシリーズ初の社長の登場。地元の森林資源を活かした素材生産と八代港を起点とする丸太輸出に情熱を傾ける志水正文社長(43歳)だ。トラックドライバーから林業の世界に転身して桧丸㈱=熊本県八代市千丁町吉王丸1127―1=を起業。同い年の3名と22歳、28歳の合計5名の従業員を抱え、事業を軌道に乗せている。「ただ、ここまでの道のりは平坦ではなく、いろいろな方にお世話になったので感謝することばかり。この世...

【目指せ林業プロ 我が社のホープー⑨ー】桧丸の志水正文社長
2021/12/18

高い作業能力で注目 ポンセ社の高性能林業機械

カラマツ、アカマツ、スギ等の素材の共同販売などを行っているノースジャパン素材流通協同組合(鈴木信哉理事長、岩手県盛岡市)は、先進的な海外製の林業機械の導入事例に関する現地研修会を開催。会員企業である丸大県北農林=岩手県九戸郡洋野町=が活用しているポンセ社製のホイール式ハーベスタ「ベア」、ホイール式フォワーダ「バッファロー」などを視察した。 丸大県木農林は、一昨年にポンセ社製のハーベスタヘッド「H7...

高い作業能力で注目 ポンセ社の高性能林業機械
2021/10/05

オリジナル商品展示 グラップルVRコーナーも ~澄川工作所~

手持ちのグラップルで掴ませて使用するレーキや簡易ウインチ、ワイヤーロープ、キャリア用滑り止め特殊チェンといったオリジナル商品を販売している澄川工作所=北海道北広島市大曲工業団地1―3―6=は、こうした自社製品を住友建機ブースなどで展示すると共に、重機操作のトレーニングができる「VRグラップルシミュレータ」を出展する。

オリジナル商品展示 グラップルVRコーナーも ~澄川工作所~
2021/10/05

収益性高い林業へ 航空レーザで森林情報 ~アジア航測~

森林資源の把握は調査に人手と日数がかかる大変な作業。こうした作業について航空レーザ計測を活用して高精度な森林資源及び地形・地理情報を提供しているのがアジア航測=小川紀一朗社長、東京都新宿区西新宿6―14―1=だ。同社が目指す林業ICTは利益率の増大。航空レーザ計測による高精度・高分解能の森林資源及び地形・地理情報を提供することで川中・川下の注文に応える素材生産を実現。より収益性の高い林業実現に向け...

収益性高い林業へ 航空レーザで森林情報 ~アジア航測~
2021/10/05

統計にみる日本林業 R元年林業産出額 木材生産は2%増2700億円

わが国の森林・林業の現状を、統計からみていきたい。 農水省が公表した農林水産統計によると、令和元年林業産出額は、国産材の生産量は増加したものの、きのこ類の生産量が減少したこと等から、前年に比べ44億円減少し、4976億円(対前年増減率0・9%減少)となった。

統計にみる日本林業 R元年林業産出額 木材生産は2%増2700億円
2021/09/20

第4回JLC出場者募集

日本伐木チャンピオンシップ実行委員会(事務局:全国森林組合連合会)は、2022年5月21・22日に青森県青森市のモヤヒルズで開く第4回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)の出場選手募集を開始した。 今大会も3つのクラスに分けられている。1つはジュニアクラス。2021年12月31日の時点で24歳未満の人が対象。レディースクラスはジュニアクラス以外の女性が対象。プロフェッショナルクラスはこれらの条件の...

第4回JLC出場者募集
2021/08/30

目指せ林業プロ 我が社のホープ=6=  赤坂木材㈱の石塚大貴さん

苗木を植え、育てた樹木を伐採して収益を得る林業。過酷とも言える環境下で行う危険と隣り合わせの仕事だが、やり甲斐を感じる人が多い。赤坂木材=渋谷光敏社長、北海道北見市留辺蘂町旭中央35―2=の石塚大貴さん(林業歴6年、26歳)もその一人。「作業の成果が目に見えるので、任された仕事をイメージ通りに進められると何とも言えない達成感があります」と汗を拭った。 地元の高校を卒業後に建設会社に勤め、20歳で赤...

目指せ林業プロ 我が社のホープ=6=  赤坂木材㈱の石塚大貴さん
2021/06/14

林業経営の黒字化へ 林業経営体数3.4万 1経営体当たり素材生産量は増加 ~令和2年度森林・林業白書~

林業経営体は減少傾向で推移しながらも、素材生産量は増加傾向で推移。木材自給率も37・8%にまで上昇した。一方で林業経営体の経営状況をみると、林業単体ではほとんど利益が出ておらず、いかに「儲かる林業」へと転換するかが大きな課題となっている。そうしたなか、先ごろ閣議決定された令和2年度の森林・林業白書では特集として「森林を活かす持続的な林業経営」をテーマに現状や今後の林業経営の可能性を紹介、林業経営の...

林業経営の黒字化へ 林業経営体数3.4万 1経営体当たり素材生産量は増加 ~令和2年度森林・林業白書~
2021/05/24

キャニコムがラジコン下刈作業機発売へ 〝アラフォー傾子〟の姉妹機

筑水キャニコム(包行良光社長)は、このほど林野庁補助事業(令和2年度林業成長産業化総合対策補助金等、林業イノベーション推進総合対策のうち省力化機械開発推進対策)により、ラジコン式下刈り作業機の開発事業が完了し、実証実験を行った。今後、量産に向けて実演を希望する全国各地の現場で行い、更に改良を加えた後、2022年3月の発売を予定。

キャニコムがラジコン下刈作業機発売へ 〝アラフォー傾子〟の姉妹機
2021/04/12

農林機械がズラリ 美津吉商事が森のプロショップオープン

チェンソーや刈払機など農林業機械の販売で知られる美津吉商事㈱=西川武社長、岡山県津山市一方194=は、同社の創業60周年を契機に農林業機械や電動工具などを豊富に展示した「森のプロショップミツヨシ」を3月27日にオープンした。 新しい店舗には新ダイワ・共立やマキタなどのブランド製品を始め、補用パーツや作業ウェアなどの関連アクセサリーも充実した構成となっている。 オープンにあたり西川社長は「弊社60年...

農林機械がズラリ 美津吉商事が森のプロショップオープン
2021/01/11

時代に即した路網整備へ 大型林機への対応 災害に強い林道設計など

林野庁はこのほど開いた第5回「今後の路網整備のあり方検討会」で報告書(案)を説明した。森林の適切な管理と林業の成長産業化にとって路網整備は重要だ。今後の路網整備について①長期的な路網整備計画の策定②木材の大量輸送への対応③作業システムの進展・普及への対応④災害に強い路網整備⑤森林土木技術者の人材不足への対応⑥路網整備事業の適切な指標・目標の6つを同検討会の論点に設定し論点毎に検討会における意見とこ...

時代に即した路網整備へ 大型林機への対応 災害に強い林道設計など
2020/12/21

全旋回キャリア等5機種 諸岡が新商品発表会開催、フォワーダ、横入破砕機も

諸岡(諸岡正美代表取締役CEO)は、12月7日~11日まで2021年に発売予定の商品を中心とした商品発表会を開催した。同社国内初の電気制御式全旋回キャリアダンプ3機種に横投入型木材破砕機、特定特殊自動車排出ガス規制の2014年基準に適合のフォワーダ。作業性はもちろん、電気制御など次代を見据えた機能を搭載し、自社の姿勢を示していた。

全旋回キャリア等5機種 諸岡が新商品発表会開催、フォワーダ、横入破砕機も
2020/12/21

国内作業環境に適応 緑産から新型アクスター2モデル

緑産=小菅勝治社長、神奈川県相模原市中央区田名3334=は、切削/打撃両方式対応の汎用木質プロセッサー・アクスタ―の新型機を発売する。パワフルな6210型(430kW)と経済的な4510型(340kW)の2モデルで、幅広い素材を加工して高い評価を得ているシリーズのコンセプトはそのままに、日本国内の環境に合わせ、作業性を高めている。

国内作業環境に適応 緑産から新型アクスター2モデル
2020/12/07

素材生産量が増加 農林業センサス、林業経営体は61%減少

農水省が公表した「2020年農林業センサス」によると、林業経営体は3万4000経営体で、5年前に比べて5万3000経営田(61・2%)減少した。 このうち、北海道は4523経営体、都府県が2万9374経営体となっている。都府県の中で多いのは、岩手1729経営体、岐阜1584経営体、広島1438経営体と続く。

素材生産量が増加 農林業センサス、林業経営体は61%減少
2020/11/30

再造林3万㌶と低位 現森林林業基本計画の実施状況

先ごろ開催された林政審議会で検討が始まった森林林業基本計画の改定に向け、現行計画において、再造林が進んでいないことが提出された資料で分かった。これは林野庁の「現行森林・林業基本計画の実施状況」によるもの。 再造林については、現行計画では、造林コストの低減、優良種苗の確保に向け、伐採造林一環作業の導入促進や国有林における低コスト造林技術の開発、採種園等の整備やコンテナ苗等の生産技術の向上と施設整備、...

再造林3万㌶と低位 現森林林業基本計画の実施状況
2020/11/23

林野庁で特措法の改正など審議 市町村の間伐支援

林野庁は11月16日に林政審議会を開き、森林・林業基本計画計画変更、間伐等特措法の今後の対応方針などを審議した。この中で「森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法(間伐等特措法)」の今後の対応についても論議した。これは来年の通常国会に提出する予定。間伐特措法は、国の基本方針に基づき市町村が促進計画を策定、実施する市町村に対して国が法定交付金や特別地方交付税での優遇措置を行うもので、一定以上の森林...

林野庁で特措法の改正など審議 市町村の間伐支援