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高い作業能力で注目 ポンセ社の高性能林業機械

カラマツ、アカマツ、スギ等の素材の共同販売などを行っているノースジャパン素材流通協同組合(鈴木信哉理事長、岩手県盛岡市)は、先進的な海外製の林業機械の導入事例に関する現地研修会を開催。会員企業である丸大県北農林=岩手県九戸郡洋野町=が活用しているポンセ社製のホイール式ハーベスタ「ベア」、ホイール式フォワーダ「バッファロー」などを視察した。

 丸大県木農林は、一昨年にポンセ社製のハーベスタヘッド「H7HD」を装着した林業マシンを導入。昨年も同「H6」、今年も「バッファロー」、「ベア」とたて続けに導入。導入時の取材で大粒来仁孝(おおつぶらい・きみのり)社長はポンセ社の林業機械について「頑丈で大きな故障がないので作業が計算できるのが一番の魅力」と述べ、安全と効率を両立した作業システムの確立に活用している。当日はポンセ林業機械だけでなく、共に新宮商行が販売しているラジコン式ハンマーナイフモア「TIMAN」による下草刈りの実演も行い、作業性を披露した。
【ベア】ポンセホイール式ハーベスタマシンでは最大の25tクラス。高出力のメルセデス・ベンツエンジンと頑丈なクレーンを搭載し、低燃費ながら高いパワーとトルクを発揮。また、190㎤の大型作業機ポンプを2つ搭載し、大径木の造材や厳しい地形でも高い造材能力を発揮する。
【バッファロー】積載量12~20tまでラインナップするポンセ・フォワーダで、世界市場で最も売れているモデル。積載量14~15tで走行速度は0~20㎞/h。
【TIMAN】RC―751は最大作業面積4500㎡/時、RC―1000は最大6000㎡/時の2モデルをラインアップ。最大50度の斜面に対応し、遠隔操作で安全な場所からの作業を可能にしている。

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