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目指せ林業プロ 我が社のホープ=6=  赤坂木材㈱の石塚大貴さん

苗木を植え、育てた樹木を伐採して収益を得る林業。過酷とも言える環境下で行う危険と隣り合わせの仕事だが、やり甲斐を感じる人が多い。赤坂木材=渋谷光敏社長、北海道北見市留辺蘂町旭中央35―2=の石塚大貴さん(林業歴6年、26歳)もその一人。「作業の成果が目に見えるので、任された仕事をイメージ通りに進められると何とも言えない達成感があります」と汗を拭った。
 地元の高校を卒業後に建設会社に勤め、20歳で赤坂木材に転職して現在に至る。林業について全く知らなかった石塚さんがこの道に入るきっかけになったのが林業をテーマにした映画「『WOOD JOB!(ウッジョブ)』。「この映画を見て林業という仕事を知りました。チェンソーを持って木に登り伐採するシーンが今も印象に残っています」。その後、友人を介して現場を見学。「自分に合っている」と感じて入社した。
 現在は専ら運材集材機械のオペレータとして活躍。林業は〝きつい・汚い・危険〟の3K職場と思われがちだが、現場の機械化がここまで進んでいたことに驚いたそうだ。「無理な操作をしなければ安全に作業ができ、キツくもないし危なくもないです。覚えることも多いですが、自然が相手で単純作業ではなく自分で判断して決断するケースが多いことが以前の仕事と違う点であり、面白いところ」と林業の魅力を話してくれた。

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