再造林3万㌶と低位 現森林林業基本計画の実施状況
先ごろ開催された林政審議会で検討が始まった森林林業基本計画の改定に向け、現行計画において、再造林が進んでいないことが提出された資料で分かった。これは林野庁の「現行森林・林業基本計画の実施状況」によるもの。
再造林については、現行計画では、造林コストの低減、優良種苗の確保に向け、伐採造林一環作業の導入促進や国有林における低コスト造林技術の開発、採種園等の整備やコンテナ苗等の生産技術の向上と施設整備、成長の優れたエリートツリーの開発・普及及びそれらの特定母樹指定と増殖に取り組むことで再造林の推進に努めている。
これに対し、現状は主伐面積7~8万㌶に対して再造林面積3万㌶と低位。最新技術も活用しつつ、省力化・効率化の取組を加速することが課題。
再造林については、現行計画では、造林コストの低減、優良種苗の確保に向け、伐採造林一環作業の導入促進や国有林における低コスト造林技術の開発、採種園等の整備やコンテナ苗等の生産技術の向上と施設整備、成長の優れたエリートツリーの開発・普及及びそれらの特定母樹指定と増殖に取り組むことで再造林の推進に努めている。
これに対し、現状は主伐面積7~8万㌶に対して再造林面積3万㌶と低位。最新技術も活用しつつ、省力化・効率化の取組を加速することが課題。