農業女子プロジェクト推進会議開催 第13期方針を検討
農業女子プロジェクト(事務局:農林水産省)は11月14日、第14回推進会議を開催し、第12期の活動を振り返るとともに、第13期に向けた取組方針を検討した。会場には14人の農業女子(プレメンバー含む)をはじめ、パートナー企業、はぐくみ隊、サポーターズなど多数が参加し、オンラインを含め200人超が出席した。
会議冒頭、根本幸典農林水産副大臣が挨拶。「持続可能な農業の実現には、女性を含め誰もが尊重され、活躍できる社会が重要。農業女子プロジェクトは13年目を迎え、全国ネットワークとして女性農業者の交流と成長の基盤となっている。今後も知識や能力を現場で発揮できるよう、プロジェクトを進化させたい」と述べた。
事務局からは第12期の振り返りと第13期の活動方針を説明。メンバーは10月末時点で1,105人、都道府県別では愛知が67人で最多、次いで千葉58人、長野51人、鹿児島50人、北海道・兵庫48人などとなっている。
第12期では、人材育成セミナー「NEXTラボ」を開催。テーマは①加工品製造(ファームtoマーケットラボ)②EC戦略(農園ブランドで夢を繋ぐEC戦略ラボ)③農業技術(ものテックみらいラボ)の3分野。導入セミナーと探究セミナーの2段階で実施し、アンバサダーが報告した。
第13期は、メンバーがアンバサダーとしてセミナーを企画し、企画力・ファシリテーション力を強化。さらに、日本農業法人協会など他組織と連携し、より実践的なセミナーを予定。新設の農業女子プロジェクトWebサイトをハブに、複数企業が参加するプロジェクト創出も目指す。
情報提供後、参加者による意見交換が行われた。





