熟練の技を果敢に吸収 甲斐林業の鬼束昌憲さん ー目指せ林業プロ 我が社のホープー
林業の仕事に就いている知人からの話を機に林業に興味を抱き、この道に入った鬼束昌憲さん(38歳)。宮崎県中部に位置する国富町を拠点に素材生産事業を行っている甲斐林業=宮崎県東諸県郡国富町大字三名2753―28=に入社して5年目ながら若手を引っ張る立場として期待されている。「いろいろな重機も操作できる林業は機械好きなら絶対楽しいと思います。こうした林業の世界をもっと多くの人に知ってもらいたい」。 以前...
林業の仕事に就いている知人からの話を機に林業に興味を抱き、この道に入った鬼束昌憲さん(38歳)。宮崎県中部に位置する国富町を拠点に素材生産事業を行っている甲斐林業=宮崎県東諸県郡国富町大字三名2753―28=に入社して5年目ながら若手を引っ張る立場として期待されている。「いろいろな重機も操作できる林業は機械好きなら絶対楽しいと思います。こうした林業の世界をもっと多くの人に知ってもらいたい」。 以前...
「自然の中で想像力を働かせて仕事をするのは大変さを吹き飛ばすくらい楽しい」と話すのが梅本林業に入社して6年目の青木隆さん(39歳)だ。群馬県桐生市から家族で熊本県阿蘇市内にある築80年の古民家に移住。仕事も暮らし方も一変させ、阿蘇でのナチュラルライフを満喫している。 北関東でゼネコンの現場監督の仕事をしていたが、2011年の東日本大震災を機に退職。バイクで各地を旅しながら自給自足生活をしていた熊本...
今年初の取材先は、1200年前に弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地高野山の森林を管理する高野山寺領森林組合の相馬基輝さん(40歳)。こちらも世界遺産に登録されている高野山の表参道として使われていた古道・町石道(ちょういしみち)を、現場責任者の西田安則理事(63歳)の案内で現場に向かった。急傾斜の雪道を30分ほど慎重に進んで待ち合わせ場所に到着。それまで山中にこだまさせていたチェンソーを止め、は...
このシリーズ初の社長の登場。地元の森林資源を活かした素材生産と八代港を起点とする丸太輸出に情熱を傾ける志水正文社長(43歳)だ。トラックドライバーから林業の世界に転身して桧丸㈱=熊本県八代市千丁町吉王丸1127―1=を起業。同い年の3名と22歳、28歳の合計5名の従業員を抱え、事業を軌道に乗せている。「ただ、ここまでの道のりは平坦ではなく、いろいろな方にお世話になったので感謝することばかり。この世...
再稼働で揺れる泊原発を遠巻きに見る北海道倶知安町の町有林現場で施業している若者が今回の主人公。地元の町役場職員という安定した仕事を投げうって林業の世界に飛び込んだのが山田拓哉さん(30歳)だ。千歳林業=栃木幸広社長、北海道虻田郡倶知安町字琴平152―27=に入社して6年目。昨年11月から与えられた専用のハーベスタ仕様機を操り、現場を切り盛りしている。最も印象深い仕事は「伐倒から造材まで初めて任され...
全国的に林業従事者が減る中、林業を志す若者が増えている。弊社ではそうした素材生産業者や森林組合に入った期待のホープから林業に入った感想などを聞くと共に、各事業体の代表者などから人材獲得や育成について取り組んでいる工夫などの話を聞いていく。第1回目は古里木材物流=畠山正社長、岩手県盛岡市東見前6地割37―1=の今岡祐市さん(26歳)。 今岡さんは昨年4月に東京から家族で移住して同社に入社。主に林地残...