【目指せ林業プロ 我が社のホープー⑪-】阿蘇の暮らし満喫 梅本林業阿蘇事務室の青木隆さん
「自然の中で想像力を働かせて仕事をするのは大変さを吹き飛ばすくらい楽しい」と話すのが梅本林業に入社して6年目の青木隆さん(39歳)だ。群馬県桐生市から家族で熊本県阿蘇市内にある築80年の古民家に移住。仕事も暮らし方も一変させ、阿蘇でのナチュラルライフを満喫している。
北関東でゼネコンの現場監督の仕事をしていたが、2011年の東日本大震災を機に退職。バイクで各地を旅しながら自給自足生活をしていた熊本県南阿蘇村の知人を訪ねる形でやってきた。お世話になりながら電気ガス水道のない暮らしを過ごし、〝こんな生活がしたいなあ〟との思いを抱いていた折に梅本林業の梅本雅義班長から『山で植林の仕事があるから来る?』と誘われ、これが運命の一言となった。
そこで自然の中で行う林業の魅力に感化され、現在のくまもと林業大学校で1年間研修を受けた後に梅本林業に入社。住まいも知人らのサポートで念願の古民家に移ることができた。電気は通っているが、ガス代わりに薪を用いて、水は岩の間から出る湧き水を共同で使っている。「以前の仕事は休日出勤もザラで拘束時間も凄く長く、〝何しよるのかわからん〟と感じていました。今は陽が暮れる前に作業が終わり、帰っても薪作りなどに追われますが楽しい時間を過ごせています。薪で炊いたご飯やお風呂は格別ですよ」と話す姿に充実ぶりを感じさせた。
所属する梅本林業阿蘇事務室(熊本県阿蘇市一の宮町手野1988)は造林事業がメインとあって、青木さんの仕事ももっぱら植林・獣害防止ネットの設置や下刈・除伐・保育間伐作業。「自然の中で仕事をするのは気持ちが良いけど大変なことも多い。鋸と斧で伐倒していた昔の人達は凄いなとつくづく思います」と笑う。
北関東でゼネコンの現場監督の仕事をしていたが、2011年の東日本大震災を機に退職。バイクで各地を旅しながら自給自足生活をしていた熊本県南阿蘇村の知人を訪ねる形でやってきた。お世話になりながら電気ガス水道のない暮らしを過ごし、〝こんな生活がしたいなあ〟との思いを抱いていた折に梅本林業の梅本雅義班長から『山で植林の仕事があるから来る?』と誘われ、これが運命の一言となった。
そこで自然の中で行う林業の魅力に感化され、現在のくまもと林業大学校で1年間研修を受けた後に梅本林業に入社。住まいも知人らのサポートで念願の古民家に移ることができた。電気は通っているが、ガス代わりに薪を用いて、水は岩の間から出る湧き水を共同で使っている。「以前の仕事は休日出勤もザラで拘束時間も凄く長く、〝何しよるのかわからん〟と感じていました。今は陽が暮れる前に作業が終わり、帰っても薪作りなどに追われますが楽しい時間を過ごせています。薪で炊いたご飯やお風呂は格別ですよ」と話す姿に充実ぶりを感じさせた。
所属する梅本林業阿蘇事務室(熊本県阿蘇市一の宮町手野1988)は造林事業がメインとあって、青木さんの仕事ももっぱら植林・獣害防止ネットの設置や下刈・除伐・保育間伐作業。「自然の中で仕事をするのは気持ちが良いけど大変なことも多い。鋸と斧で伐倒していた昔の人達は凄いなとつくづく思います」と笑う。