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タグ:「果樹」の記事(15件)

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果樹農業の発展へ 技術・経営コンクール3年ぶりに表彰式 
2023/02/22

果樹農業の発展へ 技術・経営コンクール3年ぶりに表彰式 

第24回全国果樹技術・経営コンクール表彰式(主催:実行委員会)が2月16日、東京都千代田区の法曹会館で行われた。同コンクールは、生産技術や経営方式等において他の模範となる先進的な農業者、生産団体等を表彰し、その成果を広く紹介することにより、わが国果樹農業の発展に資することを目的に平成11年に発足。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった今回は、農林水産大臣賞4点、農産局長賞6点、関係団体会長賞4点の...

タカキタ 小回り性能を追求 果樹園の剪定枝粉砕処理機
2022/04/05

タカキタ 小回り性能を追求 果樹園の剪定枝粉砕処理機

タカキタ(松本充生社長)は、果樹園で発生した剪定枝の粉砕処理機「ブランチシュレッダOBS1250」を新発売した。ニューモデルは、ノコギリ形状のカウンターナイフとカギ形ナイフにより、剪定枝を逃がさず粉砕(特許申請中)。作業幅は122㎝で、理論切断長は62㎜、直径3㎝程度までの枝を処理することができる。トラクタの適応馬力は15~20‌PS。 タカキタ=三重県名張市夏見2828=は、新型の剪定枝粉砕処理...

クボタの果樹自動収穫システムがAgrifuture Concept Winner 22受賞
2022/02/21

クボタの果樹自動収穫システムがAgrifuture Concept Winner 22受賞

クボタ(北尾裕一社長、大阪市浪速区)は2月15日、世界最大規模の農業機械展示イベントであるAGRITECHNICA(今年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインの「AGRITECHNICA digital」として開催)で「Agrifuture Concept Winner 2022」を受賞した。昨年出資したTevel社と共同で応募した「果実自動収穫システム」の構想が、新規性や実現可能性などの点で...

省力りんご栽培等 果樹コンクール受賞者決まる
2022/02/15

省力りんご栽培等 果樹コンクール受賞者決まる

JA全中、JA全農、日本園芸農業協同組合連合会(日園連)、全国果樹研究連合会、中央果実協会はこのほど、第23回全国果樹技術・経営コンクールの受賞者を決めた。今年度は農林水産大臣賞に青森県平川市の大湯知己氏ほか3点が受賞したほか、農水省農産局長賞6点、関係団体賞4点の受賞が決まった。このうち大湯氏は、りんご専作の大規模経営。栽培面積の約8割をカットりんご向けとし、省力栽培に取り組んでいることなどが評...

令和3年 果樹栽培面積 りんごは3万6800‌ha 、かんが3万8900‌ha
2021/10/25

令和3年 果樹栽培面積 りんごは3万6800‌ha 、かんが3万8900‌ha

農水省は10月19日、令和3年果樹及び茶栽培面積(7月15日現在)を公表した。 それによると、果樹の主な品目別の栽培面積は、みかんは3万8900ha、りんごは3万6800ha、かきは1万8600ha、ぶどうは1万7700ha、くりは1万7400haで、主に高齢化による労力不足に伴う廃園等があったため、前年に比べてそれぞれ900ha(2%)、300ha(1%)、400ha(2%)、100ha(1%)...

果樹の収穫量は235万t 増加はみかん、西洋なし等6品目
2021/07/12

果樹の収穫量は235万t 増加はみかん、西洋なし等6品目

果樹栽培の現状はどうなっているか。一部品目では令和2年産の調査も出ているが、主要14品目がまとまっている令和元年産の結果を紹介したい。 令和元年産果樹の結果樹面積は合計で対前年比2%減の17万5000ha。収穫量は同6%減の235万t。

園地集約で機械化促進 果樹経営コン受賞の取組
2021/07/12

園地集約で機械化促進 果樹経営コン受賞の取組

果樹において、生産技術や経営方式など他の模範となる先進的な農業経営体及び集団組織を表彰しているのが「全国果樹技術・経営コンクール」だ。令和2年度までに460の経営が表彰を受けている。令和2年度に農林水産大臣賞を受賞した取組をみてみたい。

果樹経営の生産基盤強化へ 労働生産性向上を 機械作業体系等で実現
2021/07/12

果樹経営の生産基盤強化へ 労働生産性向上を 機械作業体系等で実現

わが国の果樹農業はこれまで、供給過剰基調であることに加え、生産現場の人手不足が進行し、生産基盤が脆弱化。人口減による需要減を上回る形で生産量が減少している。一方で輸出については、平成25年からの6年間で2倍以上に増加するなど今後の伸びが期待されている。こうした状況から、昨年新たに策定された果樹農業振興基本方針では、これまでの生産抑制的な施策から低下した供給力を回復し、生産基盤を強化するための施策へ...

進む果樹園の効率的管理 下草刈りの機械化 機械化しやすい園地、省力樹形
2021/05/17

進む果樹園の効率的管理 下草刈りの機械化 機械化しやすい園地、省力樹形

農業生産において機械化が難しい作目の一つとされる果樹。そうしたなかでも比較的機械化が進んでいるのが下草管理だ。乗用型のモアや幹の周りの草を刈りやすくした草刈機など。また、近年ではラジコン草刈機やロボット草刈機など省力的に草を刈れる製品も登場している。こうした機械の力を最大限に活用するためには、機械を導入しやすい園地づくりが必要。なかでも重要な技術となっているのが、省力樹形だ。農水省でも予算措置によ...

令和2年産かき収穫量19万3200t 西洋なしは2万7700t
2021/04/26

令和2年産かき収穫量19万3200t 西洋なしは2万7700t

農水省はこのほど令和2年産西洋なし、かき、くりの結果樹面積、収穫量及び出荷量をまとめた。 西洋なしは結果樹面積が対前年産比30‌ha(2%)減の1420ha。10aあたり収量は同40㎏(2%)下回る1950㎏。この結果収穫量は同1200t(4%)減の2万7700t、出荷量は同1000t(4%)減の2万4500tとなった。都道府県別収穫量割合では、山形が約7割を占めている。 かきは結果樹面積が同2%...

果実等輸出額453億円 ぶどうは対前年比29%増 ~R2年~
2021/04/19

果実等輸出額453億円 ぶどうは対前年比29%増 ~R2年~

昨年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、わが国の輸出全体が対前年比11・1%減少となる中、農林水産物・食品の輸出額は同1・1%増の9217億円だった。このうち、農産物は6560億円で、野菜・果実等は同1・9%増の453億4500万円。 輸出額が増加した青果物は、ぶどうが同29・1%増の41億1800万円、いちごが同24・8%増の26億3000万円など。高い品質がアジアをはじめとする諸外国で...

創意工夫に優れた果樹経営 省力化栽培体系 22回果樹技術・経営コン
2021/04/19

創意工夫に優れた果樹経営 省力化栽培体系 22回果樹技術・経営コン

第22回全国果樹技術・経営コンクール(主催:同実行委員会)の受賞者が3月に発表された(本紙既報)。同コンクールは生産技術や経営方式等において他の模範となる先進的な農業者、生産団体等を表彰し、その成果を広く紹介することにより、果樹農業の発展に資することを目的として発足。受賞者の技術・経営は、独自の創意工夫や最新の知見の活用、計画的・効果的な投資など、高い水準の技術・経営を身をもって達成している。農林...

果樹農業の機械化急げ 果樹産出額8399億円 みかんは健闘、りんご苦戦
2021/04/19

果樹農業の機械化急げ 果樹産出額8399億円 みかんは健闘、りんご苦戦

南は沖縄のパイナップルから北は北海道のおうとう、青森のりんごなどわが国では多様な立地条件で多様な果樹が生産されており、その数は農水省が生産量等を統計として把握しているものだけでも約130品目に及び、食卓を彩る重要な品目となっている。一方で近年は高齢化や担い手不足が進行。果樹は整枝・剪定など高度な技術を要する作業など機械化が困難な作業が多いことから機械化が進んでいないなど課題も多い。果樹の現状と今後...

農研機構等が果実の自動収穫ロボプロトタイプを公開
2021/01/04

農研機構等が果実の自動収穫ロボプロトタイプを公開

農研機構と立命館大学、デンソーは、昨年12月23日、果実収穫ロボットのプロトタイプを開発したと発表した。収穫の対象はV字樹形のリンゴ、ニホンナシ、セイヨウナシ。収穫ロボットは自動走行車両(ヤマハ発動機のゴルフカートを改造したもの)にけん引されながら、2本のロボットアームにより収穫するというもの。収穫した果実は自動走行車両の荷台に設置した果実収納コンテナシステムに送られる。果実収納コンテナシステムで...

クボタが果樹の健康診断のイスラエルの企業に出資
2020/12/14

クボタが果樹の健康診断のイスラエルの企業に出資

クボタ(北尾裕一社長)は12月9日、AIやドローンによる果樹の健康診断サービスを手掛けるイスラエルのスタートアップ企業「SeeTree Systems Ltd.」への出資を発表した。 同社は、社外パートナーとの連携によるオープンイノベーションの推進部門として、昨年6月に「イノベーションセンター」を立ち上げた。各地域のニーズにきめ細かく対応するため、現在は日本とオランダの2カ所に設置されている。同セ...