果樹経営の生産基盤強化へ 労働生産性向上を 機械作業体系等で実現
わが国の果樹農業はこれまで、供給過剰基調であることに加え、生産現場の人手不足が進行し、生産基盤が脆弱化。人口減による需要減を上回る形で生産量が減少している。一方で輸出については、平成25年からの6年間で2倍以上に増加するなど今後の伸びが期待されている。こうした状況から、昨年新たに策定された果樹農業振興基本方針では、これまでの生産抑制的な施策から低下した供給力を回復し、生産基盤を強化するための施策へと転換することとした。
価格形成 法制化視野に 「合理的な費用」考慮 コスト調査し指標作成も
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