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タカキタ 小回り性能を追求 果樹園の剪定枝粉砕処理機

タカキタ(松本充生社長)は、果樹園で発生した剪定枝の粉砕処理機「ブランチシュレッダOBS1250」を新発売した。ニューモデルは、ノコギリ形状のカウンターナイフとカギ形ナイフにより、剪定枝を逃がさず粉砕(特許申請中)。作業幅は122㎝で、理論切断長は62㎜、直径3㎝程度までの枝を処理することができる。トラクタの適応馬力は15~20‌PS。

  タカキタ=三重県名張市夏見2828=は、新型の剪定枝粉砕処理機「ブランチシュレッダOBS1250」を市場に投入した。
 本機は、果樹園で発生した剪定枝を粉砕処理する。ノコギリ形状のカウンターナイフと、カギ形状ナイフにより剪定枝を逃がすことなく粉砕。作業幅は122㎝、理論切断長は62㎜で、直径3㎝程度までの枝を処理でき、剪定直後の枝についても乾燥を待つことなく処理が可能。適応馬力は15~20‌PSで、低馬力のトラクタでも良好な粉砕性能を発揮する。
 主な特長は①ピックアップ機能を持ったカギ形ナイフは、毎分約2700回転し剪定枝を粉砕(PTO速度540回転時)②デフレクタを採用し、一度切断した枝を前方へ送り出し、ケース内で循環・再切断することで、さらに細かく粉砕が可能。後方への飛散も防止する③間口には柔軟性の高いスリット入りゴムカバーを2重に装備し、前方への飛散を抑制している④追従性の良いキャスター付ゲージホイル採用により、旋回作業もスムーズ。小回り性能を追求し、果樹や支柱を避けながらの作業も楽に行える⑤作業高は付属のハンドルを回すことにより、1㎜単位での微調整ができる。
 ⑥キャスター付スタンドを標準装備。後方から差し込む構造で、屈まず楽な姿勢で脱着可能⑦機体後方に工具箱を設けており、取扱説明書や専用工具等を収納できる。
 希望小売価格は86万3500円。
【OBS1250主仕様】▽機体寸法=全長1200×全幅1480×全高1050各㎜▽質量=290㎏▽爪本数=40本▽作業速度=0.3~2.2㎞/h▽Vベルト本数=3本。

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