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施設ミカン、ブドウ W天防除の作業手順書 農研機構

農研機構が代表機関となるコンソーシアムが、ブドウおよびミカンの施設栽培用の天敵を主体とした果樹のハダニ類防除体系標準手順書をウェブサイトで公開した。
 本防除体系は、土着天敵と天敵製剤の2つの天敵利用技術を適宜に組み合わせて使用する〈w天〉。高温乾燥条件下で多発しやすいハダニは、施設栽培において特に防除が難しく、持続性や労力軽減の観点から新しい防除技術が求められている。〈w天〉防除体系は施設栽培にも応用でき、ハウスブドウおよびハウスミカンでモデル体系が作られている。今回、施設への導入の手助けとして、標準作業手順書が作成された。
 天敵を主体とした果樹のハダニ類防除体系の手順書は、本防除体系の理解に必要な知識や情報をまとめた「基礎・資料編」、樹種別に体系導入の手順や留意点を解説する「樹種編」の構成。今回公開した手順書「施設編 ブドウ/ミカン」は、ハダニの増殖が顕著で薬剤抵抗性が深刻な施設栽培向けに、〈w天〉防除体系を実際に導入するうえでの手順や留意点をまとめている。
 特に、施設栽培では環境条件や栽培管理の影響から、土着天敵の働きが露地ほど期待できないため、天敵製剤の利用方法に重点が置かれている。果樹の栽培環境は多様であり、また天敵の利用技術は、樹種や栽培法および園地の環境に大きく依存する。そのため、安定した防除効果を得るためには、それぞれの地域や環境に適合した体系の調整・アレンジが必要だ。手順書は基礎から応用まで、必要な情報を提供している。

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