水生生物への農薬リスク 農研機構
農研機構は、日本で使用されている主要な水稲用農薬67種による水生生物への生態リスクを全国の河川350地点で評価し、1990年から2010年の推移を調べたところ、殺虫剤では92・4%、除草剤では53・1%の減少が見られたと発表した。
本研究は、農薬の使用量ではなく、生態リスクの度合いを時間・地域的変動で「見える化」する手法で、行政などによる科学的な意思決定のサポートに活用できるとしている。
本研究は、農薬の使用量ではなく、生態リスクの度合いを時間・地域的変動で「見える化」する手法で、行政などによる科学的な意思決定のサポートに活用できるとしている。