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ヤンマーHD 米を軸に日本の食の魅力発信 全国首長丼PJ始動 ヤンマーマルシェ東京で

ヤンマーHD  米を軸に日本の食の魅力発信 全国首長丼PJ始動 ヤンマーマルシェ東京で
ヤンマーホールディングス=山岡健人社長、大阪市=とヤンマーマルシェ=山岡照幸社長、尼崎市=は3月24日、ヤンマーマルシェ東京で「お米」を軸に日本全国の食の魅力をPRするプロジェクト「全国首長丼プロジェクト」を始動した。23日には報道関係者を集め、発表会&試食会を実施。第1弾となる「熊本県知事丼」を披露した。

 冒頭、ヤンマーマルシェの山岡照幸社長が「ヤンマーマルシェ東京は、1月13日にオープンし、おかげさまでたくさんの人に来て頂いている。コンセプトは『おいしさのターミナル』。この場を単なるレストランや物販としてではなく、食材を作る人、料理する人、食べることが大好きな人を繋ぎ、興味のある全国食材の情報を集め、そこから生まれる面白い企画を実体験できる場を作ることを意図したもの。その取組の1つが全国首長丼プロジェクトだ。それぞれの地域を愛する自治体の『首長』と地域が誇る自慢のお米と食材を発掘し、地域への愛情が詰まった丼メニューを生み出すことで、東京からお米を軸に、日本全国の食の魅力を発信するプロジェクトとして始動する。第1弾は熊本県の皆様と実施することになり、熊本県知事丼である『熊本ぎゅうぎゅう丼』ができた。今後都道府県だけではなく、市区町村の首長を含む自治体と、様々なコラボレーションができればと期待している」と挨拶した。
 次に蒲島郁夫熊本県知事が「今回、全国首長丼をプロジェクトの第1弾として、熊本県を選んでもらい、とても嬉しく思う。熊本県は、緑豊かな草原で知られる阿蘇地方に降った雨が清らかな地下水となって、ミネラルウォーターに変わっていく。この水を農畜産物が摂取し、作物がとても素晴らしい味になる。熊本の食材の魅力と合わせ、熊本という産地としての魅力が全国に発信されることを期待している。また、日本の中心である東京駅前から発信する機会を頂けたこと、今回のプロジェクトのように、生産者や産地を消費者と繋ぎ、食体験をしてもらうことの重要性を感じている。長年農機メーカーとして農業の生産現場に寄り添ってきたヤンマーとタッグを組み、熊本の食の魅力を全国に発信したい」と話した。
 その後蒲島知事による「熊本ぎゅうぎゅう丼」の実食とメディアの試食が行われた。蒲島知事は「食べる前に見た目が美しい。米もとてももちもちして輝いている。それから、何よりもこの肉の輝きが良い!」と感動していた。
 熊本ぎゅうぎゅう丼のレシピを監修した奥野義幸氏は、「食材だけでなく、醤油や赤酒など調味料を含む全て熊本県産にこだわった。お肉がジューシーで柔らかくてコクもあるので、その甘みに負けないよう、ソースは生姜をたっぷりきかせ、キリっと仕上げた」と話していた。
 熊本県産食材の贈呈式では、熊本県で生まれたツヤもみごとなお米の「くまさんの輝き」と、「くまもと黒毛和牛」を手渡した。黒毛和牛について蒲島知事は「赤身の中に白いサシが沢山あるというのが美味しい肉の証拠」と熱く語った。そのほか、YANMAR TOKYOではお米の魅力を発信する各店舗でも熊本県の食の魅力を紹介する。

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