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スマート農業は関東甲信クボタ 各地で春のクボタの日 3月10、11日松本・塩尻合同展示会

スマート農業は関東甲信クボタ 各地で春のクボタの日 3月10、11日松本・塩尻合同展示会
関東甲信クボタ=冠康夫社長、埼玉県桜区西堀=は、65拠点で2月10~3月19日まで「春のクボタの日」を順次開催。ユーザーに「スマート農業は関東甲信クボタ!」を前面に打ち出すと共に、新商品、春物商品をなどの展示・販売に注力した。本紙では、3月10~11日に長野県の松本営業所で塩尻営業所と2営業所合同開催された展示会の模様を取材した。

 取材した10日は朝、雨だったこともあり、早くから近隣農家が来場した。来場者数は2日間で349人。出展メーカー37社の小間も、目当ての商品の前で商談が弾んだ。
 松本営業所の奥原秀和所長と塩尻営業所上條正明所長は「3年振り、また2拠点合同開催としたこともあり、まずまずのご来場者を集めることができた。今回の展示会は、スマート農機を幅広くご紹介しながら、その良さをより多くの農家の方々に知ってもらうことを大きな目的としている。また、もう1つの目的は、当然ながら、これから本番を迎える春作業に向けて、売れ筋をラインナップし、お買い求めいただくことだ。普段、なかなかラインナップを取り揃えて実機をお見せする機会がないものもこのような展示会なら見て頂ける。また、ドローンについては、今は水稲がメインだが、これからは畑での肥料や薬剤の散布にもどんどん使っていただけるよう提案していきたい。最近感じるのは、農機の自動化にも、若い担い手を中心に、関心を持つ人が多くなってきていることだ。徐々にだが、確実に農業も変わって来ている」と話した。
 実演コーナーではSL600を使い自動操舵を体験できた。「最新の技術はすごいね!手を離しても真っすぐ進む」と驚いた様子の人や「ボタン1つで動くことに感動した」と話してくれた人もいて、試乗の大切さを感じた。
 また、展示会場内では「前から欲しかったが、1度触ってみてからと思っていた草刈り機があったので購入できた」などの声が聞かれた。
 屋外会場では、入り口近くに、春作業に向けた耕うん機や協賛メーカー商品などがずらりと並び、これも来場者の関心を集めていた。
 屋内会場では、目立つ場所に、ラジコン草刈機や畦畔草刈機、刈払機。また「松本営業所おすすめ陽菜」として春作業に向け、大きいタイヤで安定感のある「TRS600―JU」、うねたて作業もバッチリOKの「TRS600―JU」、2段速度で作業効率がアップできる「TRS700」の3機種を提案した。
 また屋内会場の中央にはクボタのトラクタMR1000A、8条植のNW8など同社イチオシのスマート農機が並び、KSASに関して理解を深められるよう、KSASの説明コーナーも設け担当者が丁寧に説明、「スマート農業は関東甲信クボタ!」を強力にアピール。来場者にこれからの農業の姿を訴えかけた。

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