ヤンマーアグリ(増田長盛社長)は、次世代を担う若者に農業の未来について広く自由な観点から議論してもおうと、平成2年から「ヤンマー学生懸賞論文・作文募集事業」をスタートし、いまや同社の文化的事業の一つとなっている。第34回目となる今年のテーマは「〝農業〟を〝食農産業〟に発展させる」。応募期間は2023年6月1日㈭~10月20日㈮。 ヤンマーは、これまで追求してきた農業の「生産性」と「資源循環」を今後...
写真説明 直進アシストトラクター「YT5R」担い手向けYTシリーズ コンパクトな2Rにも追加 ヤンマーアグリ(増田長盛社長、岡山県岡山市、以下YAG)は、ICT技術を活用し、農作業の高効率化・高精度化を実現する直進アシスト機能を搭載したトラクター「YT4R/5Rシリーズ」4型式、農作業の高効率化・高精度化を実現する直進アシスト機能を追加したトラクター「YT2Aシリーズ」3型式をともに6月1日発売す...
(写真説明)アイガモロボ放鳥式連携協定で実証事業5月25日田植えイベント、放鳥式 黒石市と井関農機、ヰセキ東北は、今年3月に「持続可能な発展のための有機農産物の産地づくりに関する協定」を締結、黒石市大川原地区で令和5年産の有機ムツニシキの栽培についてスマート技術を活用した有機農産物の実証事業を行っている。5月25日には黒石市が田植イベントを行い、大川原地区の同実証ほ場で高樋憲黒石市長、生産者の高橋...
(写真説明)事業部長を務める草野さん(左)と星さん 今回訪ねたのは、福島県南部で高性能林業機械を活用して先進的な施業を進めている真名畑林業=福島県東白川郡塙町植田字森戸68―1=の草野達也さん(35歳)と星翔太さん(24歳)。年齢はひと回り違うが親戚ということで昔からの幼なじみ。自宅が目と鼻の先ほどの距離で、星さんのお父さんも林業のトラック乗りということもあって山仕事の話などをアテに3人で飲むこと...
サタケ=松本和久社長、広島県東広島市西条西本町2―30=が開発した「真吟(しんぎん)精米」を用いた〝みんなで創るひろしまブランド〟のコンセプトに合致する日本酒「吟―UTA―」の5月6日発売を記念し、広島醗酵共同研究会(旭鳳酒造株式会社・藤井酒造株式会社・三輪酒造株式会社)が、4月19日に湯﨑英彦・広島県知事を表敬訪問した。 4月19日には、サタケの松本社長と、広島醗酵共同研究会のメンバーである、旭...
価格高騰の続く農業資材の中で、減肥の取組みは生産費の低減にとって大きなテーマ。水稲など水田作物で減肥を成功させるには根腐れリスクを軽減し、肥料を効率よく吸収できる根を維持する必要があり、期待を集めているのが、水田に湧くガス(硫化水素ガス)を分解する微生物の光合成細菌。それを安価で簡単に利用できる「光合成細菌培養キット くまレッド」に、水稲農家だけでなくレンコン農家にも関心が拡がっている。生育期間中...
新潟クボタ(吉田至夫社長)の子会社であり、2019年3月からモンゴル国で農業機械の販売、修理等を行っている「MJアグリテック社」のショールームが同国・ウランバートルで4月竣工した。これはモンゴル国では初めての農業機械整備工場ともなる。モンゴルでも〝クボタ流の販売・サービス活動〟の展開が可能となると、関係者の熱い期待を集めている。同社では、新社屋竣工を記念し、4月8日にオープニングセレモニーを、9~...
(写真説明)破砕機を前に右から林業・環境販促課の中島課長、西田本部長代理、岩佐朋男担当課長 諸岡=諸岡正美代表取締役CEO、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、4月1日付けで組織改編を実施。林業部門強化を目的に新設したのが「林業・環境販促課」だ。今回その狙いと意気込みを聞くと共に、先月出展した米国ラスベガスで開催された世界三大建設機械展の一つ「CONEXPO―CON/AGG(コネスポ)2023」...
(写真説明)マップ情報を基に散布するビコン・ワイドスプレッダー JA全農は4月12日、衛星画像とAI分析による最先端の栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー(以下、ザルビオ)」を活用した可変施肥実証実演会を宮城県大崎市内のほ場で行った。肥料などの資材を減らして生育ムラが抑えられる可変施肥がザルビオを活用することで簡単に行えることを広く知らしめるために実施。午前はJA関係者、午後は地元...
やまびこジャパン(篠原修社長)は、共立ブランドから待望のラジコン草刈機「RCM600」を新発売する。刈幅600㎜で最大45度までの傾斜地でも安定して走行。遠隔操作で長い傾斜地や高畦、人が入りづらい低い枝下でも理想の草刈り作業を実現する機能を搭載している。なお、快適作業をサポートするグッズをプレゼントする記念キャンペーンを実施する。 面倒な草刈りについて、多彩な製品をラインアップしているやまびこジャ...
案内されたのは福島県浜通り地方の皆伐現場。伐採が終わりさっぱりした現場は爽快な気持ちにさせる。この現場の班長を務めたのが今回の主人公・野崎守さん(33歳)。「皆伐は伐って出しての繰り返しで時間と量の勝負。やり終えた後の達成感はたまらないですね」と語った。 野崎さんが勤めるサンライフ=水野喜文社長、福島県石川郡古殿町大字松川字陣場7=のある古殿町近隣は昔から林業が盛んな地域で、今も基幹産業として多く...