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新潟クボタの 子会社MJA ウランバートルにショールーム オープン式典開催 モンゴル初の農機整備工場

新潟クボタの 子会社MJA ウランバートルにショールーム  オープン式典開催 モンゴル初の農機整備工場
新潟クボタ(吉田至夫社長)の子会社であり、2019年3月からモンゴル国で農業機械の販売、修理等を行っている「MJアグリテック社」のショールームが同国・ウランバートルで4月竣工した。これはモンゴル国では初めての農業機械整備工場ともなる。モンゴルでも〝クボタ流の販売・サービス活動〟の展開が可能となると、関係者の熱い期待を集めている。同社では、新社屋竣工を記念し、4月8日にオープニングセレモニーを、9~10日には竣工記念展示会を開催した。

   

           オープンセレモニーで挨拶する吉田社長

MJAの新社屋で開催された竣工記念セレモニーでは、始めに吉田社長が登壇し主催者挨拶。関係者に謝意を表すと共に、竣工に至る経緯を述べた。

【吉田社長挨拶】弊社は、新潟県で農業機械販売を営み、来年で創業60周年を迎える。これまで、農家に寄り添い、農家のために農業機械はもちろんのこと、建物、車輌、肥料などの販売も手掛け事業を拡大してきた。しかし、人口減少に伴う農業従事者の減少、高齢化により国内事業は頭打ちであり、今後はグローバル化が必須であると考えていた。そんな折に、ビジネスパートナーのガナ社長とご縁があり、2013年にモンゴルへの米輸出事業を立ち上げた。そして、6年後の2019年に現在のMJアグリテック社を設立した。
 その間、多くの皆様の温かいご指導ご支援を頂戴しながら、社員共々一丸となって社業に邁進し、今日を迎えることができたと思っている。
 設立後間もなく世界的に猛威を振るった新型コロナウイルスにより、新社屋の建設は、容易なものではなかった。皆様の多くの御支援がなければ、今日のこの竣工式を迎えることはできなかった。
 新社屋・整備工場は部品センターを備え、日本流(Japanese Kubota Style)の手厚いサービス活動をこのモンゴルでも実践していく。会社・社員が一丸となって、モンゴル国の農業発展のために邁進したい。

 続いて、テクニックインポート社のガナ社長が主催者挨拶。
【ガナ社長挨拶】新潟クボタと私達のスタートは、現地精米した日本のお米をモンゴルで販売する合弁会社MJパートナーズの設立からだった。消費者の皆様から様々な意見を頂き、たくさんの事を乗り越え、今では高品質で安全なお米を提供できている。
 そして第二のステップは、世界でも品質が認められているクボタの機械をモンゴルに輸入し、販売することであり、このようにショールーム・整備工場が完成し、セレモニーが開催できたことを大変嬉しく思う。
 モンゴルの生産者の方は、クボタ製品の品質の良さを認めているものの、修理や部品供給などサービスの面では大変苦労していたと思われる。ただ、本日このように整備工場が完成したことにより、今後消費者の皆様へ日本式のサービスを提供できることを嬉しく思っている。私たちはこれからもクボタ農機を販売していく。さらにモンゴルの発展の為にも様々なプロジェクトを行っていきたい。
 
 続いて、在モンゴル日本国大使館の小林弘之大使とDavaadalai.B大統領経済顧問が来賓祝辞。
 小林大使は「農業は、モンゴル政府が重視している分野の一つだ。食料品の50%を外国に依存しているモンゴルの現状を改善する為、昨年5月フレルスフ大統領は、食料供給と安全保障の国民運動の推進を呼びかけた。
市場経済体制移行後に穀物などの作付面積は近年順調に拡大し続けており、また気候などに左右されながらも単位面積あたりの収量は増加傾向にある。モンゴル国内における農機の普及が、農業生産を拡大し、モンゴルの食料安全保障に貢献するものと確信している。クボタのトラクタは30年前にODAでモンゴルに初めて導入されたが、いまだに現役で稼働しているものもあると聞いている。厳しい自然環境の中でも高い性能と操作性を示すクボタの農機をモンゴルのユーザーが大切に使ってくれていることを大変うれしく、また誇りに思う。モンゴルへの日本企業の進出は、他のアジアの国々に比べるとまだまだ多くないが、今後も多くの日本企業がクボタに続いてほしいと思う」と述べた。
 その後、モンゴル政府関係者(大統領経済顧問、国会議員、ウランバートル副市長)、ガナ社長、田中伸一JICAモンゴル事務所所長、小林弘之大使、中山輝也在新潟モンゴル名誉領事館名誉領事、クボタからは、石橋善光常務、吉田至夫社長、中野克也MJA社長が登壇し、新社屋竣工記念のテープカット。
 
 その後、モンゴルの伝統舞踊が披露。また、中原八一新潟市長から贈られたビデオレターを紹介。新潟から招いた古町芸妓の祝舞も披露された。クボタの石橋常務からも祝辞。「2019年のMJA会社設立からモンゴルで事業を開始されたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ようやくモンゴルにおけるクボタ農業機械の販売・サービス拠点が完成した。今後、MJA設立の目的の一つである〝クボタ流の販売・サービス活動〟の展開が可能となるので、モンゴルのお客様に感動を与えるクボタ流の活動を期待している。クボタとモンゴルとの関係は1998年よりODAで導入したM9000から始まった。M9000はモンゴルでまだ活躍しており、MJA設立前の市場調査時にクボタトラクタに対する高い認知度と期待度、また部品供給とサービス対応の要望を多く頂いた。この拠点はその期待に応えるものと確信している。クボタはモンゴル農業の発展に貢献し、モンゴルのお客様に喜ばれる機械の提供を行っていく。また、今後もMJAを最大限支援していく所存だ」と述べた。
 
セレモニー終了後、シャングリラウランバートルに場所を移し、竣工記念パーティー。パーティーでは、主催者側からの新潟クボタ・吉田社長、MJA・伊藤公博前社長同・中野克也新社長の挨
拶に加え、クボタ・飯塚智浩執行役員が来賓として祝辞を述べた。また、花角英世・新潟県知事からのお祝いのビデオメッセージを会場内で放映。「新潟クボタ様はMJアグリテック様を設立し、ショールーム、整備工場の建設に至った。関係者の努力に心から敬意を表する」と述べた。


                    ショールーム外観

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