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新宮商行 ポンセH6が活躍 全旋回ローテータ仕様登場

新宮商行 ポンセH6が活躍 全旋回ローテータ仕様登場
大きな故障が少なく高い信頼性で実績を伸ばしているのが新宮商行=坂口栄治郎社長、所在地:北海道小樽市稲穂2―1―1=が取り扱うフィンランド・ポンセ林業機械だ。13t~16tクラスのベースマシンに対応するハーベスタヘッドH6は間伐から主伐、造材作業などさまざまな用途に対応して好評。今年1月からHH360ローテータ仕様を販売開始した。

 ポンセ林業機械はハーベスタヘッド、ハーベスタコンプリートマシン、フォワーダ。スウェーデン鋼をメインとした高品質の素材の使用に加え、シンプルながら非常に高い耐久性とメンテナンス・サービスのしやすい構造となっている。ハーベスタヘッドは適応ベースマシン10t~40tまで8モデルをラインアップ。H6は世界中の現場から最も汎用性の高いモデルとして普及している。

 そのH6の最大伐採径は640㎜。6枚の枝払いナイフを標準装備し、4つの油圧モーターで3個の送材ローラを駆動し強力な送材と確実な枝払いを行う。また、送材ローラは丸太に3点で接触し、角度保持機能も搭載で丸太をしっかり掴む構造になっている。

 同モデルでは日本向けに丸太を拾い上げるのに適した形状のフロントナイフ(プロセッサーナイフ)が標準仕様とされ造材作業の効率を高めると喜ばれている。今年1月からHH360ローテータ仕様を発売。ハーベスタヘッドを360度無制限に旋回させることが可能な国内ユーザー待望のオプション。ハーベスタヘッドがホースに制限されず自由に旋回でき、造材作業の更なる効率アップと旋回によるホースのねじれ、損傷の問題の解消が期待されている。

 最近では大径材を処理できるサイズとパワーを持ったモデルを希望するケースが年々増加しているといい、H8は現在国内で稼動しているポンセハーベスタヘッドの中で最大サイズの大型モデル。20~30tクラスの油圧ショベルに適合し、最大鋸断径は800㎜。サイズと重量を活かした太い材の伐倒も難なくこなし、高出力の送材モーター搭載により造材もパワフルにこなしていく。こうした製品をフルに活用するために重要なのがバックアップ体制。新宮商行では部品在庫の充実、サービスマニュアルやサービス講習、経験豊かなスタッフによる技術的なバックアップはもちろん、遠方のユーザーに対しては迅速な対応ができるよう、製品販売時に近隣業者をサービス代理店に設定してサービス・サポート体制の強化にも努めている。

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