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井関農機 石本徳秋営業本部長に聞く お客様の夢ある農業支える 大型・先端・環境・畑作軸に
2024/06/11

井関農機 石本徳秋営業本部長に聞く お客様の夢ある農業支える 大型・先端・環境・畑作軸に

井関農機の石本徳秋氏が営業本部長に就任し約5カ月が経過した。井関農機は、創業者の井関邦三郎翁が「農家を過酷な労働から解放したい」の想いで立ち上げ、来年で創立100周年を迎える。日本農業を巡る環境が激変する今、どのように農業の持続的な発展に貢献しつつ、次の100年を築いていくのか、営業本部長に課せられた使命も大きい。現状と展望を石本本部長に聞いた。 ――今の市場環境をどう見ていますか。 「食料安全保...

改正基本法が成立 食料安全保障柱に スマ農支援で生産性向上
2024/06/03

改正基本法が成立 食料安全保障柱に スマ農支援で生産性向上

5月29日の参議院本会議で食料・農業・農村基本法の改正案が審議され、賛成多数で可決、成立した。前回の基本法制定から25年、四半世紀を経ての改正となる。今回の改正では、「食料安全保障の確保」のほか「環境と調和のとれた食料システムの確立」「農業の持続的な発展」「農村の振興」を柱と設定。生産性向上に向けてスマート農業技術の導入加速などを進めていく。今後、改正基本法を基に「食料・農業・農村基本計画」の策定...

ヤンマーアグリ、所司ケマル社長に聞く 「逆境を成長の糧に挑戦 グローバルで活躍する企業へ」
2024/05/28

ヤンマーアグリ、所司ケマル社長に聞く 「逆境を成長の糧に挑戦 グローバルで活躍する企業へ」

今年4月1日付でヤンマーアグリの代表取締役社長に就任した所司ケマル社長に、就任の抱負などを聞いた。トルコ人を父に、日本人を母に持つ所司社長は、トルコのイスタンブールで生まれ、そこで育ったが、日本語も堪能、母方の親類を通じて日本文化にも造詣が深い。2006年にトルコの国立技術系大学である中東工科大学を卒業後、ドイツで日本の商社に就職、ヨーロッパにも駐在した。2016年にヤンマー入社。今回のヤンマーア...

山形県南陽市でアグリロボ田植え グランド ハイアット 東京が体感 スマート農機のSDGs
2024/05/28

山形県南陽市でアグリロボ田植え グランド ハイアット 東京が体感 スマート農機のSDGs

アンドレアス・フックス総料理長がアグリロボ田植機に乗車 グランドハイアット東京と、おりはた環境保全協議会、クボタは23日、同ホテルの日本料理店「旬房」で提供している「旬房米」の10周年を記念して山形県南陽市で田植えイベントを開催。担い手の減少や環境保全型農業の普及支援に向け、アグリロボ田植機による作業を行った。今年4月、山形県にクボタのRTK基地局2基が設置された。これに繋ぎ高精度で真っ直ぐな美し...

目指せ林業プロ 我が社のホープ 地元と交流深めたい  氏原林業の鈴木武文さん
2024/05/28

目指せ林業プロ 我が社のホープ 地元と交流深めたい  氏原林業の鈴木武文さん

「林業の世界に入って手に入れたものは地元との繋がり」と話す鈴木武文さん(25歳)。実家は祖父が約60年前に創業した氏原林業=氏原孝代表取締役、静岡県浜松市北区三ヶ日町宇志703―1=で、静岡県の最も西に位置する認定事業体として素材生産業をメインに展開。身近に感じてきた林業が自らの職業となり、さまざまな気づきがあったそうだ。 実は家業に入ることはあまり考えていなかった、と冒頭から予想外な言葉。「とい...

農薬工業会が名称変更「クロップライフジャパン」へ 日本と世界の食と農へ 新ビジョン公表
2024/05/21

農薬工業会が名称変更「クロップライフジャパン」へ 日本と世界の食と農へ 新ビジョン公表

新しいロゴマーク ロップライフジャパン(旧JCPA農薬工業会)は15日、東京都中央区の鉄鋼会館で通常総会を開催した。総会後の記者会見で、小澤会長が2023年度事業報告と新ビジョンの説明、2024年度の事業計画について説明した。新たなビジョンでは、日本と世界の食料安全保障、環境に優しいイノベーションの推進、安心な食生活を楽しめる社会の実現を掲げた。 23年度の事業報告では①作物保護の視点を取り入れ、...

ハワイに日本産米の拠点 「クボタハワイ」設立 現地精米で輸出拡大に貢献
2024/05/21

ハワイに日本産米の拠点 「クボタハワイ」設立 現地精米で輸出拡大に貢献

クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=は、昨年12月、米国ハワイ州オアフ島ホノルル市に日本産米の輸入・精米・販売会社「Kubota Rice Industry(Hawaii)Inc.」(以下、クボタハワイ)を設立し、本年4月から事業を開始した。現地時間5月10日には兒玉良則在ホノルル日本国総領事など多くの来賓を招き開所式を開催した。 開所式には、クボタからは渡邉大取締役副社長執行役員機械事業本部長、...

諸岡 2つの展示会に出展 最新キャリア、破砕機展示
2024/04/30

諸岡 2つの展示会に出展 最新キャリア、破砕機展示

NEW環境展で展示するMRC―3000 諸岡=諸岡昇代表取締役社長、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、5月22日~24日に開催する「2024NEW環境展(東京ビッグサイト)」「第6回建設・測量生産性向上展(CSPI―EXPO/幕張メッセ)」に出展。主力製品の最新機種の展示実演を行う。同社は電子制御化などのモデルチェンジを進めており、進化した実機を直接見る絶好の機会だ。 【2024NEW環境展】...

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ
2024/04/23

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

諸岡=茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は35年ぶりに社長が交代。4月1日付けで諸岡正美前代表取締役が代表取締役会長、諸岡昇前取締役副社長が代表取締役社長に就任し、4月16日にメディアを招いて就任記者会見を開催した。3代目の諸岡新社長は何事にも〝チャレンジ〟を掲げ、国内・海外への展望やモノづくりに対する意気込みを語った。また、同日付けで新体制となった役員も紹介。若返りを果たし、より能動的な集団を目...

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく
2024/04/23

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

iXterシリーズ GPS連動型スマート農機は、コスト削減や作業効率の向上、人手不足の解消、そして環境への配慮という面で、今日ますます求められている。その中でビコンジャパン=古田森社長、北海道千歳市上長都1121―2=が提供し、北海道で広く導入されているビコン社製のGPS連動型スマート農業作業機「三種の神器」が、機能拡張して更に使い勝手が向上した。【ビコン直装スプレーヤiXterシリーズ】 GPS...

節目迎える鳥獣被害対策 クマ指定管理鳥獣に シカの捕獲・侵入防止なども
2024/04/23

節目迎える鳥獣被害対策 クマ指定管理鳥獣に シカの捕獲・侵入防止なども

鳥獣被害対策推進会議で挨拶する武村副大臣 鳥獣被害への対策が大きく動き出している。16日には昨年大きな話題となったクマ(ヒグマ、ツキノワグマ)について、環境省が指定管理鳥獣に追加指定。また、15日には農水省内の会議室で「鳥獣被害対策推進会議」が開かれ、環境省のクマ類被害の防止対策、警察庁所管の銃砲刀剣類所持等取締法の改正案について共有された。農水省からは被害が増加傾向のシカについて捕獲等の強化対策...

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA
2024/04/16

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA

タイショー=茨城県水戸市元吉田町=が農研機構の緊プロ事業(2014年~2016年)で上田農機=長野県東御市滋野乙=と共に開発した畝立同時施肥機「GRANVISTA」の実証結果が今年2月、都内で開催された全国農業システム化研究会で佐賀県農業試験研究センターから報告された(ブロッコリで昨年9月実施、別掲)。元肥、追肥2回を1工程で行うことにより作業時間を削減、かつ化学肥料を削減しながらも増収、高品質を...

全農「Z–GIS」 日本農薬AI病害虫診断と連携
2024/04/09

全農「Z–GIS」 日本農薬AI病害虫診断と連携

JA全農は、圃場管理のさらなる効率化、高度化に向けて日本農薬(岩田浩幸社長、東京都中央区)の運用するスマートフォン用アプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリと「Z―GIS」を連携させた新機能のベータ版(テスト段階の状態)を、4月3日からリリースし、テスト運用先を募集している。【連携の内容】日本農薬が提供するスマートフォン用アプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」の診断結果を「Z―GIS」上で容易...

小橋工業 新型サイバーハロー発売 軽量・高能率の耕幅5m 少ない代かき回数で綺麗に
2024/04/09

小橋工業 新型サイバーハロー発売 軽量・高能率の耕幅5m 少ない代かき回数で綺麗に

小橋工業=小橋正次郎社長、岡山県岡山市=は「サイバーハローTXV505」を4月から販売開始した。55~106PSのトラクタにベストマッチな最大作業幅5m(移動幅2.7m)、トラクタに乗ったままエプロン加圧が可能で、砕土性を高めるSC爪&特殊爪配列・土寄せ爪・大型スプリングレーキなどにより、少ない代掻き回数で綺麗に仕上げることができる。 サイバーハンド:泥水を吸い込むと同時に土をタイヤ跡へ戻す サイ...

南東北クボタ スマートグリーンフェア福島 2日間で1820軒来場 スマート農機試乗と実演
2024/04/02

南東北クボタ スマートグリーンフェア福島 2日間で1820軒来場 スマート農機試乗と実演

南東北クボタ=矢部建社長、宮城県名取市田高字原182―1=は3月22・23日、福島県郡山市郊外にある郡山カルチャーパーク駐車場で「クボタスマートグリーンフェア福島2024」を開催した。会場には300点を超える最新農機が集結。軸となったスマート農機は実際に動く姿を披露して来場者の目を引き付けていた。 福島県内の30拠点合同で〝「スマート農機はクボタ」を実際に体感してもらう〟をテーマに開催した今回、2...

クボタ 水素燃料電池トラクタ 開発中の試作機公表 国内ほ場での実証段階へ
2024/04/02

クボタ 水素燃料電池トラクタ 開発中の試作機公表 国内ほ場での実証段階へ

クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=は3月28日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け開発を進めている、水素燃料電池トラクタ(以下、FCトラクタ)の試作機を公表した。試作機の最大出力は60馬力のディーゼルエンジン搭載トラクタと同等水準。燃料は圧縮水素。燃料電池は固体高分子型。用途は一般農作業全般。 クボタでは、2021年公表の「環境ビジョン」で掲げた2050年...

YAG 普通型コンバインYH1170 多様な作物を効率よく収穫 4月発売、5月には直進アシストも
2024/03/26

YAG 普通型コンバインYH1170 多様な作物を効率よく収穫 4月発売、5月には直進アシストも

ヤンマーアグリ=増田長盛社長、岡山県岡山市中区江並428=は、多 様な作物を高精度・高能率に収穫する普通型コンバイン「YH1170」を4月1日に発売し5月1日には直進アシスト仕様も追加する。麦、大豆などの生産振興で自給率向上に貢献する。税込みメーカー希望小売価格は1771万円から2010万8000円。 子実トウモロコシ用ロークロップヘッダー 小豆用ダイレクトピックアップ 農林水産省は、2025年食...

ザルビオフィールドマネージャーとKSAS システム連携開始 可変施肥の増収効果確認 
2024/03/26

ザルビオフィールドマネージャーとKSAS システム連携開始 可変施肥の増収効果確認 

JA全農(東京都千代田区)、クボタ(大阪市浪速区)、BASFデジタルファーミング(ドイツ)および、BASFジャパン(東京都中央区)は、JA全農とBASFが国内において開発・推進する栽培管理支援システム「xarvio FIELD MANAGER」とクボタが開発・推進する営農支援システム「KSAS」のシステム連携に向けた実証試験を進めてきたが、このほど実証試験の成果を踏まえ、3月19日にシステム連携機...

ササキ あぜ塗りを高速で 超耕速カドヌールエース
2024/03/05

ササキ あぜ塗りを高速で 超耕速カドヌールエース

畦塗りは時速0.5㎞前後の微速で行うのが一般的。それをほ場条件によるものの、最高速度2.0㎞で実現するのがササキコーポレーション(佐々木一仁社長)の超耕速「カドヌールエース」だ。砕土性の高いCK爪と土上げ性を高めた大型爪で高速でも十分な土量を確保し早く塗って固く締まった畦を形成。ほ場枚数が増え、作業効率を上げたい生産者にうってつけだ。 同社が主催する体験会や展示会のデモコーナーでデモが始まると、生...

民間JCM1号へ クボタ など3社比で水田メタン削減実証
2024/03/05

民間JCM1号へ クボタ など3社比で水田メタン削減実証

クボタ(北尾裕一社長、大阪市浪速区)、クレアトゥラ(服部倫康CEO、東京都港区)及び東京ガス(笹山晋一社長、東京都港区)の3社は、水田由来のメタン排出削減が期待される水管理手法「Alternate Wetting and Drying(以下、AWD)」のフィリピンにおける普及および民間JCM(二国間クレジット制度)プロジェクト登録に向けた実証事業に取り組んでいる。【AWDとは】AWDは、水稲の栽培...

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