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諸岡 2つの展示会に出展 最新キャリア、破砕機展示

NEW環境展で展示するMRC―3000

NEW環境展で展示するMRC―3000 

 

諸岡=諸岡昇代表取締役社長、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、5月22日~24日に開催する「2024NEW環境展(東京ビッグサイト)」「第6回建設・測量生産性向上展(CSPI―EXPO/幕張メッセ)」に出展。主力製品の最新機種の展示実演を行う。同社は電子制御化などのモデルチェンジを進めており、進化した実機を直接見る絶好の機会だ。

【2024NEW環境展】屋外ブースで自走式横投入型木材破砕機の「MRC―3000」、排ガス4次規制対応エンジンを搭載し、自動逆転機能を標準装備した自走式上投入型木材破砕機「MC―2000」、林内作業車「MST―1000VDLG」を展示。これら機械を使って破砕デモンストレーションを行う予定。
 メインのMRC―3000は、最大処理径450㎜で、長尺材の破砕ができるのが特長。標準装備の刃はカッター(切削)タイプで、バイオマス燃料に有効なチップ生成を効率よく大量に生産する。カッター回転数や破砕材送り速度を任意に設定することができ、切削刃タイプのカッタードラムを標準装備。切削刃が一定方向から切っていくので、形状が非常に均一で質の良い燃料用木質チップを適切なサイズで生成する。今回は4m材を用意。破砕チップの品質と作業性を目近で確認したい。
 その同機に材を投入するMST―1000VDLGも同社林内作業車では最新機種。最大積載量は4.8tで、電気制御式の走行レバーによりスムーズでオペレータにストレスフリーな操作感の実現や燃料消費の低減及びCO2発生を抑制する「オートデセル機能」や遠隔管理システム「M―eye」といった最新機能を装備。グラップルローダは最大作業半径8mとクラス最大級を実現しており、こちらも注目を。ブース番号は外300、東3ホール屋外実演会場。
【CSPI―EXPO】主力製品である全旋回型キャリアダンプをシリーズ展示する。
 〝クルクルキャリア〟の愛称で親しまれている同機は、文字通り360度の旋回が可能。方向転換・切り返し作業を大幅に省略できるため作業効率の大幅な向上を実現する。また、スピンターンが不要なので足回りの消耗軽減や運搬時の負担軽減により油圧装置等のランニングコストを大幅に抑えることができるほか、狭小地でもその能力を発揮。サイドダンプも可能なので場所を選ばずに排土が容易に行える点も好評の要因となっている。
 最大積載量4tの「MST40CR」、同8tの「MST80CR」、同11tの「MST110CR」、同20tの「MST200CR」をラインアップする中、会場にMST80CRとMST110CRを展示予定。排ガス4次規制に対応するエンジンを搭載し、電気制御ジョイスティックの採用や耐久性を向上した荷台など、進化した各部を紹介する。
 この他、開発中の製品を2台参考展示するとのこと。また、林業機械に注力していることから今会場でも自走式横投入型木材破砕機の「MRC―3000」も展示。破砕能力を見たいのなら、NEW環境展に足を運んで欲しい。ブース番号は屋内21―91、屋外はODA―00。

                            CSPI―EXPOに出展するMST110CR

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