脱炭素設計セミナー 会場Web200人以上で開催
住友林業=東京都千代田区大手町Ⅰ―3―2=は、11月7日午後に同社会議室において、One Click LCA社のPanu Pasanen(パニュ パサネン)社長をフィンランドから迎え、「脱炭素設計を実現するOne Click LCAセミナー」を、建築・設計業界関係者など、会場とWebをあわせて200人以上参加して開催した。 冒頭、「脱炭素社会の実現に向けて」をテーマに、光吉敏郎代表取締役社長は、「...

住友林業=東京都千代田区大手町Ⅰ―3―2=は、11月7日午後に同社会議室において、One Click LCA社のPanu Pasanen(パニュ パサネン)社長をフィンランドから迎え、「脱炭素設計を実現するOne Click LCAセミナー」を、建築・設計業界関係者など、会場とWebをあわせて200人以上参加して開催した。 冒頭、「脱炭素社会の実現に向けて」をテーマに、光吉敏郎代表取締役社長は、「...
林野庁は11月24日、令和4年度国有林野事業業務研究発表会をオンラインにて開催した。当日は森林技術部門、森林ふれあい・地域連携部門、森林保全部門の3つの部門別に合計23件の発表が行われ、その後の審査委員会で林野庁長官賞や林業機械化協会会長賞、日本森林技術協会理事長賞など各賞を選考。森林技術部門では、「治山事業におけるICT活用の取組について~遠隔臨場の実践~」が林野庁長官賞(最優秀賞)と林業機械化...
日本ウッドデザイン協会は11月9日、ウッドデザイン賞の上位賞入賞作品を決めた。ウッドデザイン賞は今回で8回目。今回は審査ポイントをSDGsなどの時代のニーズに合わせた形に変更。更に最優秀賞として「農林水産大臣賞」に加え、「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」を創設した。 応募点数は330点でうち、受賞作品188点を10月8日に選定。その後最終審査を行い最優秀賞4点、優秀賞9点、奨励賞1...
コベルコ建機(山本明社長、本社:東京都品川区)と、販売子会社のコベルコ建機日本(荒木治郎社長)は、10月22日・23日に千葉県市川市のコベルコ建機日本市川本社で「コベルコ建機日本・秋の大展示会2022」を開催した。新型13t油圧ショベル「SK135SR―7」のフルラインアップをはじめ、新型4t・5tショベルの披露や新技術のデモなど盛りだくさんの内容で実施。3年ぶりの開催を心待ちにしていた来場者に対...
第45回全国育樹祭記念行事として「2022森林・林業・環境機械展示実演会」が11月13日㈰・14日㈪の2日間、大分県別府市のRECAMP別府志高湖及び周辺森林で開催される。主催は大分県及び林業機械化協会(島田泰助会長)。会場では、63社・団体により最先端の高性能林業機械や各種在来型林業機械など幅広い製品・技術が紹介される。 2050年カーボンニュートラルの実現に向け森林・林業の役割が改めて注目を集...
来月13・14日に別府市内で林業機械展が開催される大分県。今回訪ねたのは、その大分県の北東部に位置し、神仏習合の色濃い〝六郷満山〟と呼ばれた日本独特の仏教文化が栄えた国東半島の森林整備を行っている国東森林組合=林 孝代表理事組合長、大分県国東市国東町小原4423―1=で6年目の室橋春樹さん(48歳)だ。神奈川県鎌倉市から移住して林業の世界に。「やっと現場の流れが掴めてきた感じ。まだまだ覚えることが...
コベルコ建機=山本明社長、東京都品川区北品川5―5―15=は、来年4月1日から新型4t/5t級後方超小旋回ミニショベル「SK45SR―7/SK55SR―7」の販売を開始する。2機種は、2019年から販売を開始した7t級油圧ショベルのコンセプトである「パフォーマンスクロスデザイン」を取り入れた初のミニショベルとなる。 来年発売する新製品は、作業効率や生産性の追求と共に、機能性・快適性を大幅に向上させ...
農水省は8月31日、令和3年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果を公表した。 令和3年にエネルギーとして利用した木質バイオマスのうち、木材チップの量は対前年比2・7%増の1069万3197tとなり右肩上がりの状況が続いている。経年でみると、5年前の平成28年773万4236tだったものが、29年872万6491t、30年930万4316t、令和元年942万3386t、2年1041万6745tと...
林業の楽しみの一つといえば直接肌で四季を感じられることだろう。春は新緑や鳥のさえずり、秋は色鮮やかな紅葉など都市部とは違う移ろいを間近で味わえる。 今回の主人公である石橋鋭治さん(50歳)も施業場所での一服は格別だと答える。「特に天気の良い日や高い山が現場の時の一服は言葉では言い表せないほど良い気分にさせてくれます。山仕事の醍醐味ですね」。 福井市を中心に、堤防の草刈りや伐採後の下草刈り、地拵えと...
国土緑化推進機構はこのほど令和7年度の全国植樹祭及び育樹祭の開催地を決定した。第75回全国植樹祭は埼玉県、第48回全国育樹祭は宮城県で開催する。なお、すでに決まっている今後の予定として、植樹祭は来年(令和5年)が岩手、令和6年が岡山。育樹祭は令和5年茨城、令和6年福井となっている。 また、令和8年の第76回全国植樹祭については愛媛県での開催が内定した。 育樹祭においては、毎回記念行事として、森林・...
サナース=海老原豊社長、横浜市港北区新羽町178=が販売しているコンラート社製ハーベスタヘッドWOODY(ウッディ)の国内累計導入実績が200台を超え、着実に普及が進んでいる。日本によく似た急峻な現場の多いオーストリアで生まれたウッディは急傾斜地での施業を意識したコンセプトで開発。狭い土場でも小回りが効き、日本の現場に合う機動力の高いハーベスタヘッドとして選ばれている。サービス体制も整えており、導...
林野庁はこのほど、「林業イノベーション現場実装推進プログラム」のアップデートを行った。今回のアップデートでは通信の将来像を追加したほか、林業の課題を8分類35課題に整理し、課題に対応する異分野を含めた技術をリスト化し、技術熟度レベルを8段階で整理。2025年までのタイムライン、現状や普及に向けた課題等を更新、整理している。更に技術開発や普及を推進するためのプラットフォームとして昨年度設置された「森...
日本の林業現場にないヨーロッパ型の林業機械を導入した施業の実践など、林業の新たな可能性を追求しているエフバイオス山林事業部。その事業方針に惹かれて入社したのが東野(とうの)哲司さん(39歳)だ。4年ほど前に本格的に素材生産事業をスタートさせ、外部に募集をかけて採用したエフバイオス山林事業部豊後大野事業所(大分県豊後大野市三重町菅生字大屋原1―39)社員の一期生で、今年5年目を迎えた。今回現場まで案...
5月27日に閣議決定された食料・農業・農村白書に続いて、5月31日の閣議では、「令和3年度森林・林業白書」と「令和3年度食育白書」が閣議決定された。 今回の林業白書では、「木材不足・価格高騰(所謂ウッドショック)への対応」と「グリーン成長のカギを握る木材需要拡大と木材産業の競争力強化」を特集として取り上げている。 このうち、木材需要拡大と木材産業の競争力強化では、木材利用の公益的意義や建築分野にお...
松本システムエンジニアリング=松本良三社長、福岡県糟屋郡篠栗町和田1043―4=のハーベスタヘッド「トリケラ」が各地で活躍している。宮崎県小林市の池上(いけうえ)林業は今年4月に導入。池上範男社長(60歳)は「重機から降りてチェンソーで落としていた回数が激減。体が楽になり、これならまだ5~6年は現場作業ができる」と喜んでいた。 若手作業員2名と素材生産業を手掛けている池上社長。傾斜の急な現場が多い...
諸岡=諸岡正美代表取締役CEO、茨城県竜ケ崎市庄兵衛新田町358=は、「2022NEW環境展」(東京ビッグサイト)と、「第4回建設・測量生産性向上展/CSPI―EXPO」(幕張メッセ)に出展。最新機種の展示をはじめ、遠隔操作体験や同社デモセンターを中継で結んでの実演など、盛りだくさんの内容を用意する。展示会は共に5月25日~27日まで開催。【2022NEW環境展】展示会の目玉機種は量産仕様の新製品...
5月2~6日、韓国・ソウルで「第15回世界林業会議」が開催された。 「世界林業会議」はFAO(国連食糧農業機関)及びホスト国が主催し、6年に1回、世界の森林・林業関係者が一堂に会し、幅広いテーマについて議論する森林・林業分野では世界最大の国際会議。1926年に第1回が開かれて以降、6年に1回の頻度で定期的に開催されている。アジア・太平洋地域では1978年のインドネシア以来44年ぶりの開催。 今回の...
東京でのサラリーマン暮らしから3年前に高知県四万十町に移住して林業生活をスタートさせた塙賢治さん(37歳)。とおわ守人(もりと)企業組合(八木敏伸代表理事、高知県高岡郡四万十町久保川169ー5)に入社して3年目で、〝造林の師匠〟と仰ぐ友(とも)直人班長ら先輩社員の指導を受けながらプロの山師を目指し励んでいる。 移住のきっかけになったのは、子育て環境を考えてのこと。「妻とものびのびした場所で育てたい...
森林・林業・木材産業分野の研究・技術開発について、林業機械の遠隔操作化やエリートツリーの活用、デジタル化の推進など森林林業基本計画に盛り込まれた新たな事項を追加した戦略がまとまりこのほど公開された。4月19日に開かれた林政審議会で示されたもの。今回の林政審では、令和3年度の森林・林業白書を金子農相に答申。更に金子農相から林業労働力の確保の促進に関する基本方針の変更についても諮問を実施。今後9月の新...
林業の仕事に就いている知人からの話を機に林業に興味を抱き、この道に入った鬼束昌憲さん(38歳)。宮崎県中部に位置する国富町を拠点に素材生産事業を行っている甲斐林業=宮崎県東諸県郡国富町大字三名2753―28=に入社して5年目ながら若手を引っ張る立場として期待されている。「いろいろな重機も操作できる林業は機械好きなら絶対楽しいと思います。こうした林業の世界をもっと多くの人に知ってもらいたい」。 以前...