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来年4月2機種発売 後方超小旋回ミニショベル コベルコ建機

コベルコ建機=山本明社長、東京都品川区北品川5―5―15=は、来年4月1日から新型4t/5t級後方超小旋回ミニショベル「SK45SR―7/SK55SR―7」の販売を開始する。2機種は、2019年から販売を開始した7t級油圧ショベルのコンセプトである「パフォーマンスクロスデザイン」を取り入れた初のミニショベルとなる。

 来年発売する新製品は、作業効率や生産性の追求と共に、機能性・快適性を大幅に向上させている。同社はこれからも「ユーザー現場主義」に基づいて、顧客に価値ある製品やソリューションの提供を目指していく。
【主な特長】①油圧システム全体の見直し・最適化を図ることで、掘削サイクルタイムは両機種とも従来機比4%向上、走行速度はSK55SRで12%、SK45SRでは5%、それぞれ従来機比で向上。さらに、SK55SRでは登坂速度も従来機比10%向上②アクセルレバーをダイアル式とすることで作業内容に適したエンジン回転数の調整を容易にするとともに、燃料消費量の削減を可能とするオートデセルを標準装備③エンジン始動時のパスワード入力を可能とすることで、セキュリティを強化④ワンタッチで格納できるクレーンフックを装備(ハイリーチクレーン仕様)⑤各種先端アタッチメントの手元操作が可能なハンドコントロールプロポーショナルレバー(HCPレバー)を新たにオプション設定。HCPレバー選択時には、モニタ上で先端アタッチメントの流量調整が可能⑥キャブドアを前面ガラス構造からフレーム構造に変更することで堅牢性をより向上⑦天窓開口部の拡大、前面のワイパ取付位置を変更することで周囲視認性を向上(キャブ仕様)⑧作業現場の安全性向上を目的に、作業灯にはLEDライトを採用⑨定評ある「iNDr(エンジン冷却システム)」を引き続き採用し、優れた防塵・メンテナンス・低騒音性を実現した。
 ⑩新たに強化型のSK45SRD/SK55SRDをラインナップ。解体をはじめとする過酷な現場に対応するため、強化型アタッチメントや下部アンダーカバー厚板アップ、格子ガードを採用⑪3.5インチカラーモニタを標準装備するとともに、キャブ仕様では各種スイッチ・ダイヤル類へのLEDバックライト採用など、室内の質感と夜間の室内視認性を向上。
【主な諸元】▽本体型式=SK55SR―7▽機械質量=4960㎏▽標準バケット容量(山積)=0・15㎥▽全長=5500㎜▽全幅=1960㎜▽全高=2530㎜。

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