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令和3年産 木材チップ1069万t 木質バイオマス利用動向間伐材利用411万t 

農水省は8月31日、令和3年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果を公表した。
 令和3年にエネルギーとして利用した木質バイオマスのうち、木材チップの量は対前年比2・7%増の1069万3197tとなり右肩上がりの状況が続いている。経年でみると、5年前の平成28年773万4236tだったものが、29年872万6491t、30年930万4316t、令和元年942万3386t、2年1041万6745tとなっている。
 これを由来別でみると、間伐材・林地残材は同5・2%増411万3674tとなった。これを都道府県別に見ると、最も多いのは北海道で同8%増の49万1495t。次いで青森が同28・9%増の29万1106t、宮崎が同2・4%減の28万8393t、大分が同5・1%増の22万6231t、鹿児島が同4・7%増の22万5695tなどとなっている。また、増加率が高かったのは福岡(同82・7%増)、長野(同72・2%増)、静岡(同48・4%増)など。
 このほか、製材等残材は同6・1%増の177万6774t、輸入チップ・輸入丸太を用いて国内で製造が同33・2%増の40万5517t。建設資材廃棄物(解体、廃材)が同4・5%減の401万427t。区分別では建設資材廃棄物のみが減少する結果となった。

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