2024/06/18 施設協総会 GPECへ結束強化 CNなど情報提供も実施 日本施設園芸協会(大出祐造会長)の令和6年度定時総会が6月7日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開催された。議事では令和6年度事業報告などが原案通り承認。その中で7月に開催されるGPECの出展状況も説明され現在までに180社超のエントリーがあったことを報告。役員の選任では石黒信生氏が新副会長に承認された。 冒頭、大出会長は「日本の施設園芸の10年後はどうなっているかと考えるが、残念ながら想像でき...
2024/06/18 内需が0.6%増756億円建機工 4月出荷 日本建設機械工業会(山本明会長)は、このほど建設機械出荷金額統計4月度をまとめた。4月の建設機械出荷金額は内需は対前年同期比0・6%増の756億円、外需は同4・7%減の2057億円で内需は2カ月連続増、外需は3カ月連続減となった。 総合計は、同3・3%減の2812億円で3カ月連続の減少だった。 内需は、トラクタが同12・9%増の91億円、建設用クレーンが同24・7%増の147億円など5機種で増加と...
2024/06/18 未来の米づくり対話 米の輸出促進に向け 超低コスト・低メタンで 農水省は13日、米輸出促進に向けた、「未来の米づくり」対話(第1回)―乾田直播・節水灌漑(マイコスDDSR)による「超低コスト・低メタン輸出米」の可能性―をオンラインで開催した。 2023年秋、北海道、群馬、鳥取などの複数の農業法人が、ビール会社・資材商社の協力により「マイコスDDSR」と呼ばれるマイコス(菌根菌)資材やビール酵母資材等を活用した乾田直播・節水灌漑での水稲栽培を成功させた。 これを...
2024/06/18 JAPIC 高性能な林業機械化 提言を林野庁長官に手交 JAPIC(日本プロジェクト産業協議会、進藤孝生会長)の森林再生事業化委員会(酒井秀夫委員長(東京大学名誉教授))は6月10日、東京都千代田区の林野庁長官室で青山豊久長官に「JAPIC政策提言」を手交した。 JAPICは、「安心・安全のための国土強靭化」「国際立地競争力の強化」「地方の活性化」を3本柱に据え、中長期的な具体的プロジェクトづくりを支援している。そのなかで、森林再生事業化委員会は、産業...
2024/06/18 農水省 農地集積約6割に 5年度末目標は達成できず 担い手への農地集積率が6割に達したことが農水省の調査でわかった。農水省による令和5年度の調査。 担い手への農地集積率は、農地バンク(農地中間管理機構)創設以降、着実に増加傾向にあり、令和5年度は前年度から0・9%増の60・4%となった。なお、農水省で定めていた目標は令和5年度末に8割であり、目標の達成とはならなかった。集積率を都道府県別でみると、最も高かったのは北海道で91・8%。次いで秋田が71...
2024/06/18 農産物の価格形成7年中に法案化 スマート農業活用促進法は令和6年中に国の基本方針を策定 政府は6月12日、食料安定供給・農林水産業基盤強化本部の第7回会合を開催、「新しい資本主義」に基づいた農林水産・食品分野の政策の全体像について議論を行った。会合のなかで、坂本農相は今年度中の基本計画策定を目指すほか、合理的な価格形成についてはコスト指標づくりを推進しつつ、令和7年中に関連法案を国会に提出する方向を示した。また、岸田総理からは基本法が改正されたことを受けて、「新たな農政の再構築を進め...
2024/06/11 旭陽工業 〝ねぎ丸〟でフワ盛土 柔らかい溝底で活着UP 旭陽工業=寺前公平社長、岡山市南区藤田891―1=のトラクタ用アタッチメント「ねぎ丸くん溝底整形機」はねぎの定植・覆土作業の効率作業に貢献し、軽労化、収量アップに繋がると、ねぎ生産者の評価も高い。移植機でねぎを定植するとき、土が固いと根を傷つけることになり、また株元にしっかり土を寄せられないと、ねぎの活着が優れず、収量に影響する。生産現場でそれらの声を聞き、課題に対応して開発されたのが「ねぎ丸くん...
2024/06/11 第5回日本伐木チャンピオンシップ 髙山選手(矢守産業)優勝 チェンソー技術日本一競う チェンソー技術を競う日本大会「第5回日本伐木チャンピオンシップ(以下JLC、日本伐木チャンピオンシップ実行委員会主催)」が6月1・2日、青森県青森市内のモヤヒルズで開催された。林業の安全作業技術の向上と林業の仕事を幅広く広めることを目的に2年に1回行われ、今回は全国各地から76名の選手が参加。多くの観衆が見守る中、プロフェッショナルクラスでは髙山亮介選手(矢守産業)が優勝。同選手を含む5名がオース...
2024/06/11 製品シェアが24%に STIHLグループバッテリー売上高拡大 STIHLグループは、このほど2023年グループ業績を発表、2023年もバッテリー戦略の展開を成功させ、バッテリー駆動の売上高比率が前年の20%から24%に拡大。製品のほぼ4分の1がバッテリー駆動となった、とした。 STIHL取締役会会長のミヒャエル・トラウブ氏は、「STIHLはバッテリー部門でトップの地位を確立しつつある。私たちのお客様は、STIHLの製品とサービスが高品質であることを知っている...
2024/06/11 三陽機器 アーム式草刈機発売 省力化と高効率化を推進 三陽機器=守安利文社長、岡山県浅口郡里庄町新庄=は、6月、トラクタ用アーム式草刈機ハンマーナイフモアー「ZH―342(DX)」を発売した。ZH―341(DX)のモデルチェンジとなり、作業現場で要望されていた更なる省力化と効率化に対応。アームの微調整に加え、メンテナンス性、安全性等も向上。トータル性能のアップで過酷な草刈りを応援する。 国内の生産現場では、農業従事者が毎年減少し、人手不足と高齢化が深...
2024/06/11 キャニコム 第2期工事を始動 物流棟と出荷棟を増設 筑水キャニコム=包行良光社長、福岡県うきは市吉井町福益=は、生産拠点である『演歌の森うきは』の第2期工事を始動、6月3日、同所で地鎮祭を執り行った。 アフターサービス・アフターパーツの充実と工場の機能充実を目的に1期工事の生産拠点(2021年竣工)と接続する形で新棟を増設。新たに物流棟と出荷棟が加わり、生産機能が完結する。 増設によって物流棟面積を現在の約2倍に拡張。アフターパーツを充実させ、部品...
2024/06/11 CASE IH製品で 三菱マヒンドラ農機とCNH社ディストリビューター契約 三菱マヒンドラ農機=齋藤徹CEO取締役社長、島根県松江市=は、6月1日、世界的な農業・建設機械メーカーであるCNH社と、同社が製造する農業機械CASE(ケース)IHブランド製品の日本でのディストリビューター契約を締結した。三菱マヒンドラ農機は、現在、北海道でCASE IH製品の販売・サービスを行っているが、日本全国を対象としたディストリビューターとなることで、農地の大型化が進む本州や九州を含む全国...
2024/06/11 サタケ〝一歩先の技術〟FOOMAに 新型無洗米製造装置 各種光選別機など展示実演 サタケ=松本和久社長、広島県東広島市西条西本町=は先頃、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN2024」に出展し、〝常に一歩先の技術を求めて〟をテーマに、幅広い業界で活躍する各種製品を展示・実演した。普段なかなか目にする機会のない最先端の技術とスタッフの丁寧な説明は、今年も国内外から多くの来場者を集めた。 サタケの展示ブースのメインに展示されたのは、今回、同社がテーマに掲げた〝常に一...
2024/06/11 イノベ戦略改定 スマート農業加速へ 重点開発目標を明確化 わが国の農林水産業に関する技術開発をどのように進めていくのか。その方向性を示す「農林水産研究イノベーション戦略2024」が6月4日、策定された。 戦略は食料・農業・農村基本計画において策定が位置づけられているもので、令和元年に策定されて以降、毎年改定されている。 戦略では重点的に行う研究開発として、第一に「人口減少に対応するスマート農林水産業の加速化」を挙げている。昨年は1つ目がみどり戦略だったが...
2024/06/11 日農工総会 新会長に増田長盛氏 日本農業の発展に貢献変化をチャンスに 日本農業機械工業会は6月6日、東京都港区白金台の八芳園で第61回定時総会を開催した。総会では、役員の任期満了に伴い改選が行われ、新たな会長に増田長盛氏が就任した。増田新会長は就任にあたり「市場の変化が大きい今こそ日農工の役割は重要になってくる。会員、関係者のご協力のもと業界の発展に努めたい」と述べた。総会後は従業員功労表彰が行われ、日農工会員会社のうち22社31名が木股昌俊会長から表彰状を受けた。...
2024/06/11 クボタ夏秋新商品5機種21型式発表 クボタ機械事業本部(渡邉大事業本部長)は、5月31日、5機種21型式の新製品を発表した。電動ミニ耕うん機、ブルスタ―エクストラ新型ロータリー、『トラクタTERAST(テラスト)』(25馬力・31馬力)、進化した、田植機ナビウェルNW60/80S、アグリロボ田植機NW80SA(有人仕様/無人仕様)。★は新機能。価格は消費税込み希望小売価格。 【電動式ミニ耕うん機菜レント(さいれんと)】 TME150... TOP
2024/06/11 BS分野で協業へ アリスタと サカタのタネ「ギャクシー」発売 種苗メーカーのサカタのタネ(坂田宏社長、神奈川県横浜市)と農薬メーカーのアリスタライフサイエンス(東京都中央区、カノウダニエルケンジ社長)は、異常気象を背景に市場の拡大が見込まれるバイオスティミュラント(以下、BS)分野で協業すると発表した。6日、協業の第1弾として、海藻由来のBS「GAXY」(ギャクシー)を国内で発売。都内で発表会を開催し、農薬との混用が可能であることやドローン散布にも向いている...
2024/06/11 ホクエツ 食品業界向け昇降機 ステンレス製で衛生的 ホクエツ=浅野智行社長、新潟県燕市物流センター2―29=は、6月4日~6日まで東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN2024」に出展、食品業界向けの昇降機「ステンレススチールバケットエレベーター」を紹介した。 ホクエツはこれまで、様々な穀物の搬送目的でスチール製の昇降機を販売してきたが、食品業界からの搬送作業改善の要望を受けてステンレス製の昇降機を開発。ステンレス製にすることで、耐腐...
2024/06/11 井関農機 石本徳秋営業本部長に聞く お客様の夢ある農業支える 大型・先端・環境・畑作軸に 井関農機の石本徳秋氏が営業本部長に就任し約5カ月が経過した。井関農機は、創業者の井関邦三郎翁が「農家を過酷な労働から解放したい」の想いで立ち上げ、来年で創立100周年を迎える。日本農業を巡る環境が激変する今、どのように農業の持続的な発展に貢献しつつ、次の100年を築いていくのか、営業本部長に課せられた使命も大きい。現状と展望を石本本部長に聞いた。 ――今の市場環境をどう見ていますか。 「食料安全保... TOP
2024/06/07 農フェス 夏秋8月31日まで開催 クボタは「クボタバーチャル展示会農フェス!2024年夏秋」を6月3日から開催している。期間は8月31日までの期間限定。【開催の趣旨】クボタはオンラインで参加できるバーチャル展示会として農フェスを企画しており、過去4回(2020夏秋、21新春、21夏秋、22夏秋)の開催では、延べ40万人の参加があった。今回も日本農業の関係者と交流できる場を目指し、各コーナー、各コンテンツを準備した。来場者参加型の企...