南東北クボタ RTK基地局設置 年内に山形県を網羅予定
南東北クボタ=矢部建社長、宮城県名取市田高字原182―1=は、今年4月、山形県の川西・余目に、クボタのRTK基地局を設置した。5月には南陽市の黒澤ファームでRTK基地局を活用したアグリロボ田植機による作業を行ったほか、ユーザーにも積極的にPRしている。今回、導入の狙いについてソリューション推進部の新妻敏宏部長に話を伺った。 ――川西・余目営業所に導入した狙いは。「置賜・庄内地区は大規模の農家やドロ...
南東北クボタ=矢部建社長、宮城県名取市田高字原182―1=は、今年4月、山形県の川西・余目に、クボタのRTK基地局を設置した。5月には南陽市の黒澤ファームでRTK基地局を活用したアグリロボ田植機による作業を行ったほか、ユーザーにも積極的にPRしている。今回、導入の狙いについてソリューション推進部の新妻敏宏部長に話を伺った。 ――川西・余目営業所に導入した狙いは。「置賜・庄内地区は大規模の農家やドロ...
令和5年度の食料自給率(カロリーベース)もほぼ変わらなかった。整数値で38%。小数点以下までみると、令和4年度が37・76%、今年度が38・19%とコンマ以下ではわずかに伸びたものの、2000年代以降ほぼ横ばいで推移。自給率向上には厳しい状況が続いている。 令和5年度の自給率を品目ごと(重量ベース)でみると、米は昨年度に引き続き99%と高かったほか、小麦(前年度比2ポイント上昇)、かんしょ(同1ポ...
〝農業の未来〟一緒に育てる 「最先端技術と共に『農業の未来』を一緒に育てる」をテーマに第99回山形県農業まつり農機ショー(主催:山形県農機協会(山本惣一会長)等)が8月29日㈭~31日㈯の3日間、山形市の山形国際交流プラザ「ビッグウイング」を会場に開かれる。出展者は屋内屋外合わせて69社(飲食関係除く)。各社の最新技術・製品が一堂に会し、比較検討する絶好の機会だ。 山形県農業まつり農機ショーは大正...
タイガーカワシマ=川島廣大社長、群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876=が、岩手県滝沢市のアピオ催事場で開催する「第77回岩手県全国農業機械実演展示会」で推奨するのがフレコン自動計量機「フレコンメイト」だ。全高2・85mでタンクやフレコンホルダーは2m程度。軒下が斜めに張っていてフレコン計量機の設置を諦めていた生産者へ特におススメしたい。 〝お客様が無駄なく、楽に作業ができるように〟をコンセプトに出展...
小型台形成形機で幅広いユーザーを持つ鋤柄農機=鋤柄忠良社長、愛知県岡崎市矢作町字西林寺38=ではロータリに固定しない上下可動式の成形板により、既定の畦をスピーディーにしっかり美しく作る『スーパー台形成形機PH―T313』(特許出願中)を販売し好評だ。 特に、PH―T313は、GPS付きトラクタとの組み合わせが抜群で、2条植えの移植機に対応した畝ができるとしてユーザーの高い関心を集めている。一方、G...
松山=松山信久社長、長野県上田市塩川5155=は、「第77回岩手県全国農業機械実演展示会」で、〝今役立つ〟製品を勢揃いさせる。今回紹介する好評の「スライドモア」、「フレールモア」シリーズは害虫対策にもなる草刈り作業の作業性向上を、すき込み特化型ロータリー「グランドロータリーシリーズ」で稲刈り後の快適な耕うん作業実現を提案する。 【スライドモア】草刈り作業時間の短縮・省力化は生産者の課題のひとつ。そ...
営利12%増2073億円国内3057億円、海外1兆2739億円 クボタ(北尾裕一社長)は8月7日、2024年12月期第2四半期決算(IFRS、連結、2024年1月1日~6月30日)を発表した。売上高は前年同期比3.9%増の1兆5796億円。うち国内は3.0%減3057億円、海外は同5.7%増の1兆2739億円。営業利益は12・3%増の2073億円。為替変動や値上げ効果等が欧州の機械減販等の減益要因...
落合刃物工業=落合彬弘社長、静岡県菊川市西方58=の油圧ショベル(2~4t)に取り付けて使える剪枝トリマー「TMT―750」は、足場の悪い法面の樹木化した大型雑草まで小気味よく刈り取れる。刃物のプロ、そして茶刈機の高い技術を持つ落合刃物工業ならではの切れ味と評判だ。Φ20㎜の枝なら一発刈取り。有効刈幅は750㎜。 【特長】①トリマータイイプで小石等の飛散がない②グラスレシーバーにより刈取った枝草を...
先日開催された施設園芸・植物工場展(GPEC)。3日間で4万人を超える来場者が集まり、施設園芸に対する注目度の高さが伺えた。一方で施設園芸を巡っては課題も多い。 その一つがエネルギー対策だ。冬季の加温設備など、エネルギーは不可欠。一方、エネルギー源となるA重油や灯油、LNG、LPガスなどは、近年、中東情勢やロシア・ウクライナ戦争など世界情勢の変化により高騰を続けており、施設園芸農家の経営を圧迫する...
国土緑化推進機構はこのほど令和9年度の全国植樹祭及び育樹祭の開催地を決定した。第77回全国植樹祭は奈良県、第50回全国育樹祭は秋田県で開催する。 なお、すでに決まっている今後の予定として、植樹祭は令和6年が岡山県、令和7年が埼玉県、令和8年が愛媛県で開催予定。また、育樹祭は令和6年が福井県、令和7年が宮城県、令和8年が和歌山県で開催予定となっている。 また、令和10年の第78回全国植樹祭は高知県で...
ヰセキ関東甲信越=瀧澤雅彦社長、茨城県稲敷郡阿見町阿見4818=は8月6~8日、同本社で「ISEKIアグリJAPANフェスタ2024」を開催。3日間で昨年を上回る来場者が訪れ盛況だった。農機は200台以上展示し、協賛メーカーも60社が出展。また昨年に引き続き好評だった大規模実演も茨城大学との共催で行った。 今回のアグリJAPANフェスタでは、ジャパンのトラクタ30台を筆頭に、田植機25台、コンバイ...
東京ビッグサイトで開催された『スマートアグリジャパン』で、7月24日、『キャベツ自動栽培・収穫からみたスマート農業と流通最適化』をテーマに、鹿追町で同プロジェクトを推進してきた4者が参加し、パネルディスカッションを行った。コーディネーターは、東京大学大学院情報理工学系研究科の深尾隆則教授。パネリストにはヤンマーアグリの開発統括部技監・先行開発部の日高茂實部長、鹿追町農協営農部農産課の今田伸二氏、㈱...
各地で熱中症予防の警報が続出する中、少しでも良い環境で作業するために紹介するのがETG Japan=浦上航太社長、千葉県茂原市小林1978―36=のトラクタに取付けられるタイプのミストファン「エヴァポ・クーラー」だ。ノズル付きファンをトラクタのフレームや支柱などに取付け、噴射する微細ミストで首筋を効果的に冷やすというもの。特殊2流体ノズルが微細ミストを発生させ、最大8℃冷やした風を送りオペレータを...
誠和=大出浩睦社長、栃木県下野市柴262―10=は7月24日、GPECの誠和ブースで、同社が国内で取り扱う農業用内張被覆資材「LSカーテン」のメーカであるLudvig Svensson社(Anders Ludvigson CEO、スウェーデン、以下LS社)と締結している日本総代理店契約が40周年を迎えたことを記念して、記念式典を開催した。 誠和は、1984年9月に施設園芸用内張りフィルムとしてはヨ...
緑産(小菅勝治社長)が、準備を進めてきた東北営業所の新社屋が完成。7月8日より業務を開始した。当日は落成式に併せ、汎用木質破砕機「アクスター」や、BAUERスラリータンカーなどの主力製品と共にクラース及びレムケン製品の記念展示も実施。盛岡市内のホテルでお客様感謝の会を開催し、小菅社長がユーザーや関係者に感謝の意を述べた。 緑産=神奈川県相模原市中央区田名3334=は、1969年3月に神奈川県相模原...
50㏄クラスのパワー等 新製品発表会で魅力PR ㈱スチール=中山健太郎代表取締役、栃木県河内郡上三川町多功2570―1=は8月1日、都内で新製品発表会を開催。新型家庭用バッテリーツールと共に新発売した50㏄エンジンチェンソーに匹敵するパワーを備えた「MSA300C―O」の魅力をアピール。ラグビー元日本代表の畠山健介氏をエヴァンジェリストに迎え、プロ現場にバッテリー革命を起こす。 玉切りデモを披露す...
1964年創業のマスキオ社(イタリア)はロータリーハローをはじめ土耕機のプロフェッショナルとして世界中で活躍。1994年にガスパルド社をグループに加え、播種機やスプレーヤにおいても高い評価を獲得。マスキオ・ガスパルドグループとして欧州を中心にアジアを含め8の工場と世界13カ所に営業拠点を展開している。日本ではビコンジャパン(古田森社長、北海道千歳市)がそうした製品を販売。来日したアジア太平洋地域の...
ハイポネックスジャパン農芸プロダクツ部は、夏の高温対策に最適な海藻系のバイオスティミュラント(以下、BS)「シーウェックス」と微量要素系のBS「シリテック」を発売した。同社はこれまで、ジェル状の菌根菌資材「マイコジェル」や、アミノ酸、多糖類、フルボ酸、微量要素を含有した活力液肥「ボンバルディア」などのバイオスティミュラント資材を展開してきた。異常気象で作物の栽培環境が厳しくなるなか、イチゴやナスな...
ユニパルス=東京都中央区日本橋久松町9―11=が普及を進める、重量物の搬送作業を手軽に優しくサポートする電動バランサ「ムーンリフタ」の「MLT」は、屋外での作業に適しているため、農業関係の作業はもちろん、多様なニーズに対応可能なことから期待が高まっている。 「ムーンリフタ」は、吊った荷物をまるで無重量のように取り扱えるアシスト装置。形や重さの異なる荷物を同じ操作でハンドリングでき、誰でも簡単に扱え...
エバーブルーテクノロジーズは、今年6月に幕張メッセで開催されたジャパンドローン展で、小型無人自動除雪機「除雪ドローンV3」を発表した。現在、2026年のサービス開始に向けて仮予約を受け付けている。 同社はこれまで水上ドローンの開発を行ってきたが、その技術を応用して昨年から「除雪ドローンV3」の開発を始めた。このドローンは、事業所や駐車場、施設周辺の除雪のニーズに応えるために設計された。今年2月には...